第82期 報告書 - 河合楽器製作所

第82期
報告書
2008年4月1日
∼2009年3月31日
おかげさまで発売10周年
Shigeru Kawai グランドピアノ
証券コード 7952
株主の皆様へ
株主の皆様にはますますご清祥のこととお喜び申しあげます。
第82期報告書をお届けするにあたりご挨拶申しあげます。
当連結会計年度におけるわが国経済は、米国に端を発した世界的な金融
危機が実体経済に急速に波及し、未曾有の経済危機の様相を呈しており、
さ
らには急激な円高等による先行き不透明感から雇用環境や個人消費が急速
に悪化しました。海外の景況は、中国では一時と比べ伸びは鈍化したものの
拡大傾向にある一方、
米国や欧州では大幅な景気悪化がみられます。楽器業
界については、国内市場や欧米市場において景気悪化の影響から需要が減
少しており、
中国市場においても昨年はピアノの需要が後退した模様です。
このような経営環境のもと、当社グループは「第2次中期経営計画」の第2
年度計画の遂行に取り組みました。景気悪化により、売上高、利益面とも計
画達成に至りませんでしたが、
同計画で掲げました諸施策につきましては、
ほ
ぼ計画通りに実施しております。
第82期の期末配当金につきましては、
1株につき1円50銭とさせていた
だきました。
今後、国内外とも厳しい経営環境が予想されますが、当社グループは、重
点事業への経営資源の集中を図り、高品質で特長ある新製品の開発ととも
に原価の低減、経費の削減、資産の圧縮等の徹底に努め、業績を向上させる
とともに、厳しい経営環境下においても、利益を確保できる経営体質への転
換を進めてまいります。
株主の皆様には、引き続き一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し
あげます。
平成21年6月
取締役社長 1
第82期の事業の概況
当連結会計年度は、
楽器事業においては最高級グラン
業績ハイライト
ドピアノ
「Shigeru Kawai」
シリーズをはじめとした高
売上高
付加価値製品の販売とハイブリッド消音型ピアノによる
競争力向上、
教育関連事業においてはコース拡大や収
益力の確保、
素材加工事業においては受注拡大とコス
経常利益
(百万円)
3,000
(百万円)
75,000
70,000
ト削減に取り組みました。
2,843
2,500
71,029
2,000
68,234
1,678
1,500
この結果、当連結会計年度の売上高は 61,593
百万円(前年度比 9,436百万円 13.3%減)
となり
65,000
1,000
61,593
500
60,000
ました。このうち国内売上高は 43,626百万円(前年
度比 7,908百万円 15.3%減)
となり、
海外売上高は
損益面につきましては、売上高の減少、原材料価格
△500
0
80期
17,967百万円
(前年度比 1,528百万円 7.8%減)
と
なりました。
81期
80期
82期
当期純利益
(百万円)
50,000
3,149
3,000
1,716百万円減益)となり、
さらに為替差損もあり、経
2,000
81期
82期
総資産・純資産
(百万円)
4,000
の上昇等があり、営業利益は 674百万円(前年度比
常損失は 146百万円(前年度比 1,824百万円減益)と
△146
0
純資産
41,578
総資産
41,022
40,000
36,978
30,000
1,153
20,000
1,000
なりました。また、
土地売却益がありましたが、
繰延税金
△784
0
13,443
14,051
80期
81期
11,016
10,000
資産の取り崩しにより当期純損失は 784百万円(前年
度比 1,937百万円減益)となりました。
△1,000
0
80期
81期
82期
82期
事業セグメント別の売上構成
情報関連事業
2,447百万円
(4.0%)
その他の事業
300百万円
(0.5%)
素材加工事業
10,253百万円
(16.6%)
売上高計
61,593百万円
楽器事業
29,332百万円
(47.6%)
教育関連事業
19,259百万円
(31.3%)
2
各 事 業セグメントの 概 況
製品別売上高
楽器事業
当セグメントのうち、国内販売におきましては、
ピアノは高付加価値製品
の拡販に取り組み、電子ピアノは木製鍵盤を搭載した普及価格帯モデルを
(百万円)
35,000
32,427
32,176
29,332
30,000
投入しましたが、市場の悪化によりいずれも減少しました。
海外販売におきましては、
ピアノは中国市場での販売が順調に増加し、
25,000
台数では前年度を上回りましたが、欧米市場におけるグランドピアノ需要
20,000
が低迷したため売上高では減少しました。電子ピアノは主要市場である欧
15,000
米で景気悪化の影響を受け、さらに新製品の端境期でもあり減少しまし
た。電子オルガンは北米市場で新製品が好調に推移しました。
10,000
この結果、
当セグメントの売上高は29,332百万円
(前年度比 3,095百万円
5,000
9.5%減)
となりました。損益面につきましては、
原材料価格の上昇や販売減少
0
があり、
営業利益は 195百万円
(前年度比 745百万円減益)
となりました。
ピアノ
80期
売上高推移
(百万円)
35,000
通期
(百万円)
35,000
32,427
29,332
30,000
82期
電子オルガン
その他
地域別売上高
中間期
32,176
81期
電子ピアノ
32,176
32,427
29,332
30,000
25,000
25,000
20,000
20,000
15,000
15,225
15,716
15,295
15,000
10,000
10,000
5,000
5,000
0
80期
0
80期
TO PI C S
81期
82期
日本
国内ピアノ生産工程を竜洋工場に統合
竜洋工場敷地内に塗装工場を新設し、舞阪工場に残っておりました塗装工程を移転
しました。これにより、塗装部品の工場間輸送が解消され、生産管理の一元化が可能と
なりました。また、塗装工場とともに製品出荷・部品倉庫を新設したことにより、今後、工
場内の製品・部品の流れの効率化を図ってまいります。
当社は塗装工程の移転により、国内のピアノ生産工程を全て竜洋工場に集約させ、
今後、
“マザーファクトリー”
そして
“ピアノづくりの原点”
としての役割を一層明確化させ
てまいります。
竜洋工場内新倉庫
3
北米
81期
欧州
82期
中国
その他
グランドピアノ
●新製品紹介
「RX-3NEO」「RX-2NEO」
ハイブリッド消音型グランドピアノ
厳選されたイタリア・チレーサ
「ANYTIME X」シリーズ
社 製 響 板に加え、高 品 質なハン
非接触型光センサー機構「インテ
マーフェルトを採用。豊かな響き
グレーテッドハンマーセンシ
と質の高い表現力にさらに磨きを
ングシステム」をグランドピ
かけました。
アノ用に新開発。消音
デザイン面では、新デザインの
時においても、通常時
譜面台、ペダルガードプレートを
と同じタッチ感で演奏が
採用するなど、細部にこだわり、高
できます。
級感あふれる外観に仕上げてい
響板スピーカーシステムを
RX-3NEO
ます。
搭載したATX-fタイプでは、響
板がデジタル音を増幅させる
RX-2ATX
ことで、アコースティック感の
デジタルピアノ 「CA12」
ある響きが得られるとともに、
木製鍵盤ならではの弾き応え
ピアノとしての基本性能がさら
音量調節が可能になりました。
のあるタッチ、ピアノ音色を高音
に充実した、
レッスンに最適な入
質で再現した「88鍵ステレオサン
門用モデル。
インテグレーテッド
ハンマーセンシングシステム
デジタルピアノ 「CN22」
プリング」を採用。
プロフェッショナル・ステージ・ピアノ「MP8Ⅱ」が
2008年度グッドデザイン賞受賞
信頼性を生み出す重厚感をもったデザインが高く評価されました。
MP8Ⅱ
TO PI C S
CA12
CN22
2008 上海国際楽器展覧会出展
昨年10月、上海において開催された2008上海国際楽器展覧会に、中国でも高い人気を誇る
グランドピアノ「Shigeru Kawai」を始め、
グランドピアノ型
多機能電子ピアノ
「CP207」など多数の製品を出展しまし
た。特に、昨年5月に宣昌・三峡ダムにて行われた北京オリン
ピック記念コンサートにおいて実際に使用されたフルコン
サートピアノ
「EX」の周りには、試弾や記念撮影をする人が
後を絶たず大いに賑わい、当社製品を十分アピールするこ
とができました。
4
各 事 業セグメントの 概 況
教育関連事業
当セグメントのうち、音楽教室は新設教室
●4歳からのグループレッスンコース
「ピコルわーるど」スタート
の生徒数の充足率向上に取り組みましたが、
4歳児のための「ピコルわーるど」では、
より音楽的なアプローチによる鍵盤学習を目的として
既存教室の生徒数減少をカバーできません
います。
レッスンにはリトミック活動を取り入れ、楽譜に記されている音楽を味わって演奏表現を
でした。体育教室は幼児・児童向け事業を中
学びます。
4歳児の能力を最大限に引き出し、
自分の個性、
感情や感覚に出会い、
学習意欲を育て、
心に堅調に推移しました。当セグメントの売
鍵盤演奏の達成感を味わうためのレッスンコースです。
上高は 19,
259百万円
(前年度比282百万
円 1.
4%減)
となり、
損益面につきましては、
生徒募集方法の見直しなどによる収益改善
により、営業利益は 698百万円(前年度比
312百万円増益)
となりました。
売上高推移
(百万円)
25,000
20,000
「ピコルわーるど」
キャラクター ピコル
中間期
19,672
19,541
19,259
●新製品紹介
楽譜認識&作成ソフトウェア
15,000
10,000
通期
「スコアメーカーFX3」
9,972
9,947
9,840
5,000
0
80期
TO PI C S
81期
82期
シリーズ
世界最高クラスの認識精度
話すだけで簡単にポッドキャ
スト番組が作成できるソフト
ク系編集機能も充実
ウェア
企業の健康づくりをトータルで支援
近年においては、幼児、児童向け体育教室のノウハウを活かし、成人向け健康教室、
高齢者向け介護予防教室などの健康増進事業を推進し、全年齢を対象とした、総合健
康事業をめざしております。
また、企業の特定保健指導をトータルでサポートする事業を展開しております。都
内A社様では、本社体育館に、当社が販売する健康機器を設置していただくととも
に、社員向けに当社インストラクターによる健康教室を定期的に開催していただい
5
作成ソフトウェア
「ExPod」シリーズ
がさらに向上、
ポップス・ロッ
カワイ体育教室は、今年で開設40周年を迎えました。
ております。
ポッドキャスト番組
素材加工事業
情報関連事業
当セグメントは、電子電気部品用の金属材料加工、自動車部品用の材料
当セグメントは、
OA機器の販売・保守およびコンピュータソフト
加工、防音室・音響部材の製造・販売等が主な内容です。急激な受注減少
ウェアの開発・販売等が主な内容です。受注減少により、
売上高は
により、当セグメントの売上高は 10,253百万円(前年度比5,402百万円
2,
447百万円(前年度比 612百万円 20.
0%減)
となり、営業
34.5%減)
となり、営業利益は 283百万円(前年度比949百万円減益)
と
損失は 126百万円
(前年度比 96百万円悪化)
となりました。
なりました。
売上高推移
中間期
(百万円)
4,000
3,000
3,119
2,447
2,000
1,000
通期
3,059
1,661
1,276
1,354
0
80期
81期
82期
その他の事業
売上高推移
当セグメントは、金融関連事業、保険代理店等の事業で構成
(百万円)
20,000
中間期
通期
されております。売上高は 300百万円(前年度比 45百万円
13.
0%減)
、
営業損失は 24百万円
(前年度比 35百万円改善)
15,655
となりました。
15,000
12,888
売上高推移
10,253
10,000
(百万円)
400
7,663
6,562
5,951
5,000
中間期
377
345
300
200
通期
300
177
167
145
80期
81期
82期
100
0
0
80期
TO PI C S
81期
82期
カワイ精密金属 浜松事業所の建物増設工事が完了
近年、半導体や自動車電気部品の高付加価値化が進み、子会社のカワイ精密金属株式会社が生
産する高精度な圧延異形板への需要が高まり、同社の生産能力も限界に近づいておりました。
そこで昨年9月より、生産ラインを増設することによりリスクを分散し、安定供給を図るため、同
社浜松事業所内に新工場を建設しておりましたが、建物工事は本年4月に完了し、今後、設備導入
を進めてまいります。
浜松事業所増設部分
6
トピックス
TO PI C S
海外楽器生産工場が次々にISO9001を取得
2005年に竜洋工場において品質マネジメントシステムISO9001の
認証を取得して以来、全社的な製品品質の向上をめざし、海外楽器生産
工場におけるISO9001認証取得を推進してまいりました。
昨年9月に中国におけるピアノ部品の生産子会社である河合楽器(寧
波)有限公司が、同年12月に電子楽器生産工場のカワイインドネシア第
3工場が、
さらに本年4月にはピアノ生産工場のカワイインドネシア第1・
第2工場がそれぞれ認証を取得しました。
カワイインドネシア第1工場
当社楽器生産は、
これまでグローバルに展開してまいりましたが、国内
ピアノ生産の竜洋工場に続き、海外生産工場の認証取得により、今まで
以上に高品質な製品生産体制が整いました。
TO PI C S
カワイインドネシア第3工場
当社社長 ドイツ クレフェルト市栄誉賞を受章
子会社であるカワイヨーロッパGmbHは、
1979年に西欧市場開拓のためにドイツ ハーン市に設立さ
れ、
1990年に現在のクレフェルト市に移転以来、欧州市場における当社グループの重要販売拠点となっ
ております。この間、市立音楽ホールへのコンサートグランドピアノの寄贈、同市内での200回を超えるカ
ワイコンサートの開催および著名ピアニストを招聘してのピアノマスタークラスの開催等、様々な文化事
業を行ってまいりました。
このたび、
こうした同市への経済的、文化的貢献および当社所在地である浜松市との友好的交流関係へ
の尽力に対し、当社社長にクレフェルト市栄誉章が授与されました。
カトゥシュテーデ市長より
賞状を受ける当社社長
TO PI C S
個人投資家向けIRフェアに出展
昨年12月に、東京国際フォーラムで開催された「第11回ノムラ資産管
理フェア」に、一昨年に続き出展しました。
今回の出展では、当社の事業概況や今後の成長戦略について、約10分
間にまとめたミニ会社説明会を30分おきに実施し、多くの投資家の皆様
にお立ち寄りいただくことができました。説明会を聞かれた方々には簡単
なアンケートにお答えいただいており、当社への要望等、その結果を今後
の当社IR活動に生かしてまいります。
7
決算情報
●連結貸借対照表(要旨)
科
目
(単位:百万円)
当 期
前 期
09.3.31現在
08.3.31現在
(資産の部)
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
有価証券
たな卸資産
その他
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具(純額)
土地
その他(純額)
無形固定資産
投資その他の資産
投資有価証券
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
16,764
5,265
3,634
50
6,957
1,126
△ 270
20,213
15,037
5,168
2,163
6,029
1,675
1,419
3,756
1,149
543
2,192
△ 128
資産の部合計
36,978
科
目
(負債の部)
18,756 流動負債
5,155
支払手形及び買掛金
5,758
短期借入金
−
一年内償還予定の社債
7,479
未払法人税等
998
賞与引当金
△ 636
その他
22,266 固定負債
15,043
社債
5,306
長期借入金
2,148
退職給付引当金
6,471
その他
1,117
負債の部合計
1,539 (純資産の部)
5,682 株主資本
1,511
資本金
1,928
資本剰余金
2,444
利益剰余金
△ 201
自己株式
評価・換算差額等
純資産の部合計
41,022 負債の部及び純資産の部合計
当 期
前 期
09.3.31現在
08.3.31現在
13,775
2,464
4,474
225
225
876
5,508
12,187
337
3,383
7,209
1,256
25,962
14,322
4,612
4,144
225
330
1,054
3,955
12,648
562
3,252
7,326
1,507
26,971
12,358
6,609
744
5,016
△ 13
△ 1,341
11,016
36,978
13,593
6,609
744
6,250
△ 12
458
14,051
41,022
●連結損益計算書(要旨)(単位:百万円)
科 目
売上高
売上原価
割賦販売未実現利益戻入額
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
当 期
前 期
08.4.1∼09.3.31
07.4.1∼08.3.31
61,593
46,044
0
15,549
14,875
674
341
1,161
△ 146
1,249
175
928
251
1,461
△ 784
71,029
52,922
1
18,107
15,717
2,390
329
1,041
1,678
153
257
1,574
218
202
1,153
注)1.当期末の連結子会社は 17 社、持分法適
用非連結子会社は 4 社であります。
2.本ページの記載金額は百万円未満を切り
捨てて表示しております。
3.連結損益計算書中の△は損失を示してお
ります。
●連結株主資本等変動計算書(2008年4月1日∼2009年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
2008年3月31日 残高
在外子会社会計基準変更に伴う減少高
連結会計年度中の変動額
剰余金の配当
当期純損失
自己株式の取得
株主資本以外の項目の連結会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
2009年3月31日 残高
6,609
資本剰余金
利益剰余金
744
6,250
△ 21
評価・換算差額等
自己株式
△ 12
△ 427
△ 784
△1
−
6,609
−
744
△ 1,212
5,016
△1
△ 13
株主資本
合計
13,593
△ 21
△ 427
△ 784
△1
−
△ 1,213
12,358
その他有価証券
評価差額金
273
△ 117
△ 117
155
為替換算
調整勘定
185
△ 1,682
△ 1,682
△ 1,497
評価・換算
差額等合計
純資産
合計
458
−
14,051
△ 21
−
−
−
△ 1,800
△ 1,800
△ 1,341
△ 427
△ 784
△1
△ 1,800
△ 3,013
11,016
8
決算情報
●連結キャッシュ・フロー計算書(要旨)
科 目
Ⅰ.
営業活動によるキャッシュ・フロー
Ⅱ.
投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅲ.
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ.
現金及び現金同等物に係る換算差額
Ⅴ.
現金及び現金同等物の増減額
(△は減少)
Ⅵ.
現金及び現金同等物の期首残高
Ⅶ.
現金及び現金同等物の期末残高
(単位:百万円)
当 期
前 期
08.4.1∼09.3.31
07.4.1∼08.3.31
965
△ 383
△ 658
△ 174
△ 252
4,814
4,562
2,644
△ 2,175
△ 610
△3
△ 145
4,960
4,814
●単独貸借対照表(要旨)
科
9
目
(単位:百万円)
当 期
前 期
09.3.31現在
08.3.31現在
(資産の部)
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
たな卸資産
その他
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具(純額)
土地
その他
(純額)
無形固定資産
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式・出資金
長期貸付金
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資損失引当金
12,700
4,028
2,628
3,622
2,496
△ 75
20,641
11,458
3,665
1,151
5,567
1,073
1,210
7,971
556
4,759
498
362
1,889
△ 40
△ 54
資産の部合計
33,341
科
目
(負債の部)
13,767 流動負債
3,267
支払手形及び買掛金
4,550
短期借入金
3,730
一年内償還予定の社債
2,258
未払法人税等
△ 41
未払事業所税
22,215
未払消費税等
10,749
賞与引当金
3,436
その他
904 固定負債
5,790
社債
617
長期借入金
1,515
退職給付引当金
9,950
その他
726
負債の部合計
7,160 (純資産の部)
797 株主資本
1,577
資本金
2,076
資本剰余金
△ 80
利益剰余金
△ 2,308
自己株式
評価・換算差額等
純資産の部合計
35,982 負債の部及び純資産の部合計
当 期
前 期
09.3.31現在
08.3.31現在
13,271
2,378
5,117
225
209
38
125
745
4,431
11,028
337
2,795
6,684
1,210
24,300
13,320
4,126
5,142
225
219
38
112
888
2,567
11,457
562
2,851
6,803
1,240
24,777
8,883
6,609
744
1,542
△ 13
157
9,041
33,341
10,946
6,609
744
3,603
△ 12
258
11,204
35,982
●単独損益計算書(要旨)
科 目
売上高
売上原価
割賦販売未実現利益戻入額
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
(単位:百万円)
当 期
前 期
08.4.1∼09.3.31
07.4.1∼08.3.31
52,372
41,695
0
10,677
11,513
△ 835
529
742
△ 1,048
1,094
315
△ 269
82
1,281
△ 1,633
61,308
48,553
1
12,756
12,137
619
466
950
135
362
324
173
△ 151
61
262
注)1.本ページの記載金額は百万円未満を切り捨
てて表示しております。
2.単独損益計算書中の△は損失を示しており
ます。
会 社 概 況( 2 0 0 9 年 3月3 1日現 在 )
●会社の概要
商
●株式の状況
号
1.発行可能株式総数
株式会社河合楽器製作所
(英文表記 KAWAI MUSICAL INSTRUMENTS
MANUFACTURING CO.,LTD.)
立
1927(昭和2)
年8月9日
3.株主数
設
立
1951(昭和26)年5月15日
4.主要株主
金
6,609百万円
本
85,529千株
(自己株式81,303株を除く)
創
資
342,000千株
2.発行済株式の総数
11,766名
上場証券取引所
東京証券取引所市場第一部
株式会社河合社団
株 式 数
4,778千株
主
楽器の製造仕入並びに販売
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4G)
3,151
音楽教室・体育教室の運営
東京海上日動火災保険株式会社
2,750
金属加工品・木工加工品及び電子機器の製造仕入
並びに販売
明治安田生命保険相互会社
2,700
共栄火災海上保険株式会社
2,250
河合楽器取引先持株会
2,137
株式会社静岡銀行
2,040
従
な
業
事
員
業
数
株 主 名
連結2,789名/単体1,767名
●主要事業所
本
社 〒430-8665 静岡県浜松市中区寺島町200番地
工
場 国
海
営業拠点 国
カワイ従業員持株会
2,019
日本生命保険相互会社
1,873
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
1,749
内 (竜洋工場) 静岡県磐田市
外
インドネシア、
アメリカ、中国など
●株主構成
内 (関東支社) 東京都渋谷区
(中部支社) 名古屋市中区
(関西支社) 大阪市中央区
海
外
その他国内法人
7,453千株
(8.7%)
アメリカ、
ドイツ、中国など
●役 員
代表取締役社長
河 合 弘
執行役員
仲 野 啓 二
取締役(副社長執行役員)
笠 原 裕
執行役員
村 上 二 郎
取締役(専務執行役員)
石 田 敏 雄
執行役員
安 藤 潤 一
取締役(常務執行役員)
嶋 岡 伸 治
執行役員
佐 野 良 夫
取締役(常務執行役員)
河 崎 哲 男
執行役員
稲 垣 誠
取締役(上席執行役員)
小 倉 克 夫
執行役員
日 下 昌 和
取締役(上席執行役員)
大 窪 素 雄
執行役員
西尾正由紀
常勤監査役
安 部 敏 弘
執行役員
池 戸 工
常勤監査役
髙 木 和
執行役員
富 山 千 広
社外監査役
田 畑 知 久
社外監査役
都 築 知 也
証券会社
881千株
(1.0%)
外国人
3,155千株
(3.7%)
発行済株式総数
85,529千株
個人・その他
52,038千株
(60.9%)
金融機関
22,002千株
(25.7%)
10
株 主メモ
事業年度
定時株主総会
基準日 定時株主総会・期末配当
中間配当
単元株式数
公告方法
株主名簿管理人
郵便物送付先
毎年4月1日から翌年3月31日まで
毎年6月下旬
毎年3月31日
毎年9月30日
1,000株
電子公告の方法により行います。
但し、電子公告によることができないやむを得ない事由が生じた場合
は日本経済新聞に掲載します。
電子公告掲載アドレス http://www.kawai.co.jp/ir
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社
〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
中央三井信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120-78-2031(株主専用フリーダイヤル)
取次事務は、中央三井信託銀行株式会社の全国各支店ならびに日本
証券代行株式会社の本店および全国各支店で行っております。
・ 住所変更、単元未満株式の買取のお申出先について
株主様の口座のある証券会社にお申出ください。
なお、証券会社に口座がないために特別口座が開設されました株主様は、特別口座の口座管理機関である
中央三井信託銀行株式会社にお申出ください。
・ 未払い配当金のお支払いについて
株主名簿管理人である中央三井信託銀行株式会社にお申出ください。
〒430−8665 静岡県浜松市中区寺島町 200 番地
Tel 053−457−1213 Fax 053−457−1300
URL http://www.kawai.co.jp