・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 信頼度ズームアップ ● 自己資本 ● 不良債権の状況 ● 健全経営 ● 総代会機能 ● 地域貢献・トピックス 「自己資本比率」は、金融機関の健全な体質を示す指標です。 平成10年4月から適用となった早期是正措置は自己資本比率が基準となります。信用金庫は国内基準で 4 %以上でなければならないとされていますが、当金庫の平成24年3月末の自己資本比率は66.73%で 基準の16倍を超え引き続き高水準を維持しております。 稚内しんきんの自己資本比率が高いのは、業容を拡大していく過程で、利益の中から将来のために、コ ツコツと自己資本を積み上げてきた結果によるものです。なお、資本の「質」と「量」を強化する目的で バーゼル銀行監督委員会が発表した資本規制案による「狭義の(コア)中核的自己資本比率」も64.63% となり、同様に極めて高い水準です。 自己資本調達手段の概要 自己資本は、主に基本的項目(Tier1)と補完的項目(Tier 2)で構成されております。平成23年度末 の自己資本額のうち、当金庫が積み立てているもの以外のものについては、基本的項目では地域のお客さ まからお預かりしている出資金665百万円が該当します。 単体自己資本比率(国内基準)・自己資本の構成に関する事項 項 目 出 資 金 平成22年度 平成23年度 667 665 利 益 準 備 金 667 665 特 別 積 立 金 41,500 43,000 707 302 分 − △0 その他有価証券の評価差損 − − 43,542 44,634 金 1,266 1,008 補 完 的 項 目 不 算 入 額 △ 861 △ 586 ) 405 421 (C) 額 [(A)+(B)] 繰 越 金 ( 当 期 末 残 高 ) 処 分 基 一 自 未 本 般 補 済 持 的 貸 倒 完 己 引 的 資 目 ( 項 当 目 ( 項 本 A 総 ) B 43,947 45,056 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 5,916 8,416 期 限 付 劣 後 債 務 及 び 期 限 付 優 先 出 資 並 び に こ れ ら に 準 ず る も の 5,040 7,540 △ 5,916 △ 8,416 控 除 項 目 不 算 入 額 控 除 項 目 計 ( D ) − − 自 己 資 本 (E) 額 [(C)−(D)] 43,947 45,056 52,782 55,201 866 754 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 11,203 11,563 リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計 ( 64,852 67,519 資 産( オ ン ・ バ ラ ン ス 項 目 ) オフ・バランス取引等項目 単 体 T i 単 体 自 己 e F 1 比 率 ( A / F ) 67.14 % 66.10 % 資 本 比 率 ( E / F ) 67.76 % 66.73 % リスク・アセット等 参考 ) r ※国内基準に係わる自己資本比率の算出方法 自己資本の額(基本的項目+補完的項目−控除項目) 6 (単位:百万円) ×100 自己資本(基本的項目44,634百万円)− 税効果相当額(994百万円) 狭義の(コア)中核的 × 100 = 64.63% 自 己 資 本 比 率 = リスク・アセット等(67,519百万円) 自己資本額の推移 40,000 百万円 40,190 41,518 42,684 百万円 百万円 百万円 43,947 45,056 百万円 百万円 着実に 積み上がって おります 平成20年3月末 平成21年3月末 平成22年3月末 平成23年3月末 平成24年3月末 単体及び連結の自己 資本の構成に関する 注記事項 単体自己資本比率の推移(国内基準) 全国 信用金庫中 15年連続 第1位 50% 1. 平成 20 年度、平成 21 年度、平成 22 年度、平 成 23 年度の自己資本比 率は、自己資本比率規制 の一部を弾力化する特例 ( 平成 20 年金融庁告示 第 79 号 ) に基づき、「そ の他有価証券の評価差損」 を基本的項目から控除し ておりません。 なお、平成 23 年度に ついて、「その他有価証 券の評価差損」の額 (84 百万円 ) を控除して計算 した場合には、単体自己 資本比率は 66.60%、 連結自己資本比率は 66.61% となります。 2. 単体及び連結の自己資本 比率は、「信用金庫法第 89 条第1項において準 用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用 金庫及び信用金庫連合会 がその保有する資産等に 照らし自己資本の充実の 状況が適当であるかどう かを判断するための基準」 (平成 18 年金融庁告示 第 21 号)に基づき算出 しております。 なお、当金庫は国内基 準を採用しております。 (注) ※ 1. 準備金積立等は、当該 期の剰余金の処分額を 加算した後の金額を記 載しております。 ※ 2. 補完的項目に算入して いる一般貸倒引当金の 額は、自己資本比率で みて 0.625 ポイント を限度としております。 ※ 3. リスク・アセットは、 損失が発生する可能性 のある資産総額です。 62.80% 58.02% 66.73% 67.76% 65.15% 平成20年3月末 平成21年3月末 平成22年3月末 平成23年3月末 平成24年3月末 連結自己資本比率(国内基準)・自己資本の構成に関する事項 項 目 出 資 (単位:百万円) 平成22年度 平成23年度 金 666 665 金 42,878 43,972 分 − △0 その他有価証券の評価差損 − − 43,545 44,637 金 1,266 1,008 補 完 的 項 目 不 算 入 額 △ 861 △ 587 ) 405 421 額 [(A)+(B)] (C) 43,950 45,059 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 5,916 8,416 期 限 付 劣 後 債 務 及 び 期 限 付 優 先 出 資 並 び に こ れ ら に 準 ず る も の 5,040 7,540 利 処 益 分 基 一 控 般 済 持 的 貸 己 項 倒 完 除 余 未 本 補 自 剰 引 的 当 項 資 項 本 目 目 ( 不 目 ( 総 算 A 入 ) B 額 △ 5,916 △ 8,416 控 除 項 目 計 ( ) − − 自 己 資 本 額 [(C)−(D)] (E) 43,950 45,059 52,772 55,191 866 754 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 11,203 11,563 リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計 ( 64,842 67,509 D 資 産( オ ン ・ バ ラ ン ス 項 目 ) オフ・バランス取引等項目 連 結 T i 連 結 自 己 e F ) r 1 比 率 ( A / F ) 67.15 % 66.12 % 資 本 比 率 ( E / F ) 67.78 % 66.74 % 連結自己資本比率の推移(国内基準) 50% 58.03% 62.82% 65.17% 67.78% 66.74% 平成20年3月末 平成21年3月末 平成22年3月末 平成23年3月末 平成24年3月末 子会社の状況 ※連結自己資本比率は信用 金庫法に基づく子会社を 合算した比率となってお ります。 (当金庫の連結対象子会社 は、わかしんビジネス㈱ 1 社となっております。) 会 社 名 所 在 地 主要業務内容 設立年月日 資本金 当該子会社の有する 当庫の出資口数 わ か し ん ビジネス株式会社 稚内市中央 3 −9 −6 稚内信用金庫内 事務サービス等 昭和60年 8月1日 10,000千円 6,000 口 当金庫では、子会社であるわかしんビジネス㈱は、当金庫グループの財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を誤らせない程度に 重要性が乏しいと認められるため、連結財務諸表は作成しておりませんが、連結自己資本比率の算定にあたっては算出対象としています。 7
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