株主通信 - 松井証券

株主通信
第92期
2007年4月1日∼2008年3月31日
経営体制
1
2
5
連結貸借対照表
6
連結貸借対照表の説明
7
8
9
ご挨拶
目次
トップインタビュー
連結損益計算書および連結株主資本等変動計算書
連結損益計算書の説明
会社情報
10
11
サービスのご案内
12
取扱商品のリスクおよび手数料等の説明
14
連結キャッシュ・フロー計算書
1 株当たり情報(連結)
2003年3月期
2004年3月期
2005年3月期
2006年3月期
2007年3月期
2008年3月期
1 株当たり当期純利益(円)
16.94
81.50
140.98
77.11
50.02
47.48
潜在株式調整後
1 株当たり当期純利益(円)
16.66
76.99
125.56
68.78
44.73
42.43
363.80
439.36
557.20
252.17
279.70
301.03
1 株当たり純資産額(円)
注:2005年5月17日付で株式1株につき3株の株式分割を行っております。2006年3月期の1株当たり情報については、当該株式分割が期首に行われたものと仮定して算出しております。
財務ハイライト
(連結)
(百万円)
営業収益
57,072
60,000
40,000
43,691
36,918
39,915
25,000
37,062
20,650
20,000
30,000
25,000
(百万円)
当期純利益
35,000
50,000
40,000
(百万円)
経常利益
22,720
22,571
20,744
15,000
12,645
13,444
12,781
2007年
3月期
2008年
3月期
20,000
30,000
10,000
15,000
20,000
10,000
10,000
5,000
5,000
0
0
0
2005年
3月期
2006年
3月期
2007年
3月期
2008年
3月期
2005年
3月期
2006年
3月期
2007年
3月期
2008年
3月期
2005年
3月期
2006年
3月期
ご挨拶
株主の皆様には、
ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
当期の国内株式市場は、
下期において世界の金融市場が混乱し、
世界的な規模で市場全体が低迷した結果、
当社の主
たる顧客層である個人投資家の株式委託売買代金は前期の87%の水準に留まるなど、
低調に推移しました。
このような環境下において、
当期の営業成績は連結営業収益399億円、連結経常利益207億円、連結当期純利益128億
円を計上し、前期比で減収減益となりました。
厳しい事業環境が続いておりますが、今後とも個人投資家の利益に資するサービスの提供に努め、
「 顧客中心主義」を
体現する他ないと考える所存です。株主の皆様には引き続き変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上
げます。
ところで、
当社は今年で創業90周年を迎えました。様々な困難に直面しつつも、独立を維持し、90周年を迎えることができ
ましたのも、
ひとえに株主の皆様のご支援とご愛顧の賜物と、心より感謝を申し上げます。
2008年6月
代表取締役社長
1
トップインタビュー
2008年3月期の業績について
Q1 説明してください。
当期においては、前年下期に手数料体系の改定を実施したことに
より、株式委託手数料率が前期比約19%上昇したものの、個人投資
家による株式の売買が低調に推移したことから、委託手数料収入は
前期比9%減の221億円となりました。
また、市場金利の上昇等に伴い、信用取引貸付金金利を引上げた
ものの、信用取引残高の水準が低迷したことにより、金融収益は前期
比9%減の154億円となりました。
この結果、連結営業収益は前期比
9%減の399億円となりました。
以上をうけ、連結経常利益は前期比9%減の207億円、連結当期
純利益は前期比5%減の128億円となりました。
当期の日本の株式市場に
Q2 ついて説明してください。
松井証券の株式委託売買代金とシェア※
株式委託売買代金
当期の東証一部売買代金は705兆円で、
過去最高を更新しました。
(兆円)
松井証券シェア
12%
30
この活況の背景には、
海外からの日本株への資金流入、
および外国人
12
10%
投資家による短期的売買を繰り返す動きがあります。
10%
25
9%
21.5
一方、
当社の主たる顧客層である個人投資家については、
株価低迷
(%)
10
8%
8%
8
20
の影響を受けて買い余力が低下し、
かつ取引意欲も減退したことにより
13.7
15
動きが低調となり、株式委託売買代金が前期と比較して13%程度減
12.0
少しました。市場全体に対する個人の株式委託売買代金の割合も低
6
13.0
10.3
8.6
10
下しております。
5
2
しかしながら、個人投資家が保有する株式資産のうち、
オンライン証
0
券主要5社の預かり資産は、
その一割にも満たない状況を勘案すると、
0
上期
将来的には個人投資家の金融資産が持続的にオンライン証券業界に
下期
2006年3月期
上期
下期
2007年3月期
上期
下期
2008年3月期
流入し、
個人の株取引が長期的に拡大を続けるものと考えております。
出典:東証統計資料 ※ 三市場(東京・大阪・名古屋)の個人株式委託売買代金に占める松井証券シェア
2
4
当期に開始した新規サービスに
本年5月には、即時決済取引を開始いたしました。即時決済取引と
Q3 ついて説明してください。
は、通常、約定から受渡まで4営業日かかるところ、約定と同時に受渡
が完了する画期的なサービスであり、差金決済の制約を受けなくなり
当期における主な新規サービスとして、
「 Vわっぷ取引」、外国為替
ます。つまり、同一銘柄を同じ日に何度でも売買できるようになり、投
保証金取引「NetFx」の手数料およびスプレッドの改定、
また、本年
資家にとっては資金効率が飛躍的に向上することを意味します。
の5月には即時決済取引を開始しております。
即時決済取引は、多くのお客様の、
そしてアクティブトレーダーの
昨年7月、
オンライン証券で初めて
「Vわっぷ取引」
を導入いたしま
「もっと資金効率を高めたい」
というニーズに応える仕組みであると考
した。
「Vわっぷ取引」は出来高加重平均価格で売買できる取引方
えております。
法で、取引未成立のリスクや相場に与える影響を小さくすることがで
現在、
オンライン証券業界の競争は熾烈を極めていますが、当社
きます。
は今後もイノベーティブな新商品・サービスを提供していくことで、
「顧
また、本年2月に、外国為替保証金取引「NetFx」の手数料とスプ
客中心主義」の経営を実践するとともに、他社との差別化を図って参
レッドを改定いたしました。昨年の取扱通貨ペアの追加と合わせて、
ります。
より外国為替保証金取引「NetFx」
が行いやすい環境が整いました。
松井証券の口座数と信用取引口座数
松井証券の外国為替保証金取引売買代金と口座数
総合口座数
信用口座数
外国為替保証金取引売買代金
口座数
(口座)
(兆円)
800,000
700,000
622,319
600,000
668,073
699,161
729,394
(口座)
48,604 50,000
2.50
517,521
33,906
300,000
30,000
1.59
22,553
40,000
1.95
29,507
1.50
351,407
2.29
37,561
1.74
500,000
400,000
43,171
2.17
2.00
1.35
1.00
20,000
0.50
10,000
200,000
100,000
60,171
71,154
83,024
91,220
96,824
101,034
上期
下期
上期
下期
0
0.00
上期
下期
2006年3月期
2007年3月期
0
上期
下期
2006年3月期
2008年3月期
3
上期
下期
2007年3月期
上期
下期
2008年3月期
トップインタビュー
今後の松井証券の経営戦略について
当社は、
「顧客中心主義」の理念を貫くことが、
オンライン証券業界
Q4 説明してください。
の競争の勝者となるための唯一無二の方法と考えております。個人
投資家に選ばれる証券会社となるよう、
全力で取り組んで参ります。
オンライン証券業界の競争は、単純な手数料競争から個人投資家
の求める多様なニーズにコストをかけて付加価値を高めていく
「サービ
松井証券の営業収益経常利益率の推移
ス競争」へとシフトしつつあります。
しかしながら、当社はむやみな事業の多角化をするつもりはありませ
ん。当社は得意分野に傾注してきた結果、近年の厳しい事業環境の
(%)
80
中でも高い収益率を維持しております。
当社は、今後も株式ブローキング
(委託売買)業務を中心に据え、
66%
70
経営資源を株式ブローキング業務とその関連業務に集中させ、低コス
60
68%
65%
58%
58%
56%
55%
54%
ト体制を維持しつつ利益を生み出す「中核事業重視」の方針を継続
47%
50
して参ります。
48% 48%
40
また、新しい時代においては、他業態、他社とのアライアンスも重視
1Q
し、
これらを臨機応変にビジネスモデルに組み込んだうえで、
イノベー
2Q
3Q
4Q
1Q
2006年3月期
2Q
3Q
48%
4Q
1Q
2007年3月期
2Q
ティブなサービスを今後も展開していく所存です。
新商品・サービスの一覧(2006年11月∼2008年5月)
2006年
11月
松井証券WEBサイトをリニューアル
2月
会員用WEBサイトのセキュリティ強化
(セキュリティキーボードの導入など)
3月
4月
トリガーメールをリアルタイム化
投資に関するコミュニティサイト
「株ごころ」
を開設
7月
12月
1月
11月
「ネットストック・ハイスピード」
日経225先物・オプション取引機能を追加
2008年
証券担保カードローン
「松井証券コムストックローン」
を導入
2月
3月
「ネットリンク入金」サービスにセブン銀行を追加
2月
「ネットリンク入金」サービスに京都銀行を追加
外国株の信用取引取扱開始(無期限信用取引、制度信用取引)
「Vわっぷ取引」
を導入
日経225先物取引イブニング・セッションの取扱を開始
国内取引所上場の外国株
(一部銘柄)
の取扱開始
2007年
逆指値注文、追跡指値注文を導入
外国為替保証金取引「NetFx」取扱通貨ペアを拡充
口座開設に必要な期間を大幅短縮するスキームを導入
5月
追証通知メールを開始
4 即時出金サービスを開始
外国為替保証金取引「NetFx」の手数料およびスプレッドを改定
「松井ケータイ」の販売を開始
PTS開設により即時決済取引を開始
3Q
2008年3月期
4Q
経営体制(2008年5月31日現在)
取締役
役 員
監査役
代表取締役社長
松井 道夫
取締役
一村 明博
常勤監査役
矢吹 行弘
取締役
関根 敏正
取締役
佐藤 邦彦
監査役
森谷 享右
取締役
佐藤 歩
取締役
和里田 聰
監査役
五十嵐 則夫
取締役
森部 隆士
取締役
鵜澤 慎一
監査役
高木 俊弘
組織図
株
主
総
会
監
取
締
役
会
監
査
役
査
会
役
代表取締役社長
経
営
会
議
総
務
務
部
部
コンプライアンス部
財
顧 客サポート部
品質管理部
システム部
業務開発部
マーケティング部
事業法人部
RTGS事業部
5
連結貸借対照表
科目
(単位:百万円)
〈資産の部〉
流動資産
現金・預金
預託金
金銭信託
トレーディング商品
商品有価証券等
デリバティブ取引
約定見返勘定
信用取引資産
信用取引貸付金
信用取引借証券担保金
有価証券担保貸付金
借入有価証券担保金
立替金
短期差入保証金
その他
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
資産合計
前期末
当期末
(2007年3月31日現在)
(2008年3月31日現在)
832,051
506,129
16,137
268,026
75,700
1
1
―
174
433,446
430,420
3,026
1,508
1,508
34
28,436
8,870
△281
22,978
208,012
41,503
3,059
―
3,059
1
207,232
203,823
3,408
708
708
65
15,349
7,501
△279
7,424
7,240
1,043
2,949
3,433
965
3,291
2,984
839,475
513,369
科目
(単位:百万円)
〈負債の部〉
流動負債
トレーディング商品
デリバティブ取引
信用取引負債
信用取引借入金
信用取引貸証券受入金
有価証券担保借入金
有価証券貸借取引受入金
預り金
受入保証金
有価証券等受入未了勘定
短期借入金
コマーシャル・ペーパー
一年内償還社債
未払法人税等
賞与引当金
その他
固定負債
社債
新株予約権付社債
長期借入金
未払役員退職慰労金
その他
特別法上の準備金
証券取引責任準備金
負債合計
〈純資産の部〉
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
純資産合計
負債・純資産合計
6
前期末
当期末
(2007年3月31日現在)
(2008年3月31日現在)
649,238
363,572
―
―
79,476
47,081
32,396
86,038
86,038
146,842
171,506
―
157,093
1,000
―
4,917
82
2,284
175
175
29,720
5,679
24,041
22,278
22,278
119,965
128,036
16
36,050
―
20,000
4,761
136
2,435
111,556
65,006
40,000
39,800
31,550
206
0
20,000
39,800
5,000
206
0
3,399
3,746
3,399
3,746
764,194
432,324
74,417
81,046
11,922
9,770
52,747
△22
11,942
9,790
59,337
△22
865
△2
865
△2
75,281
839,475
81,044
513,369
連結貸借対照表の説明
資 産の部
流動資産は前期末比39.2%減の506,129百万円となりました。
これは主として、個人の株式取引における取引
意欲減退に伴って信用取引貸付金が減少したこと等により、信用取引資産が減少したことによるものです。固定
資産は、前期末比2.5%減の7,240百万円となりました。
この結果、資産合計は前期末比38.8%減の513,369百
万円となりました。
負債の部
流動負債は、前期末比44.0%減の363,572百万円となりました。
これは主として、信用取引貸付金の減少を背
景に資金需要が減少したこと等により、
信用取引負債や有価証券担保借入金、短期借入金が減少したことによる
ものです。固定負債は、前期末比41.7%減の65,006百万円となりました。
これは主として、長期借入金の減少に
よるものです。
この結果、
負債合計は前期末比43.4%減の432,324百万円となりました。
純資産の部
純資産合計は前期末比7.7%増の81,044百万円となりました。
自己資本規制比率の状況
(単位:百万円)
基本的項目
補完的項目
(A)
その他有価証券評価差額金
(評価益)
等
証券取引責任準備金等
一般貸倒引当金
(B)
計
2007年3月末
2008年3月末
68,167
71,552
864
―
3,399
3,745
281
278
4,545
4,024
控除資産
(C)
6,280
7,592
固定化されていない自己資本
(A)
+
(B)
−
(C)
(D)
66,432
67,984
リスク相当額
市場リスク相当額
取引先リスク相当額
基礎的リスク相当額
計
自己資本規制比率
(%)
※配当金による社外流出額を差し引いて算出しております。
7
186
3
10,363
5,252
4,793
4,357
(E)
15,343
9,614
(D)
(
/ E)
432.9
707.1
連結損益計算書および
連結株主資本等変動計算書
連結株主資本等変動計算書
連結損益計算書
科目
(単位:百万円)
営業収益
受入手数料
委託手数料
引受け・売出し手数料
募集・売出しの取扱手数料
その他の受入手数料
トレーディング損益
金融収益
金融費用
当期(2007年4月1日から2008年3月31日まで)
前期
当期
(2006年4月1日から
2007年3月31日まで)
(2007年4月1日から
2008年3月31日まで)
株主資本
43,691
39,915
26,936
24,521
24,386
22,085
58
11
24
2
2,468
2,424
△73
9
16,828
15,384
2,984
3,226
2007年3月31日残高
(百万円)
新株の発行
連結会計年度中の変動額
合計
(百万円)
2008年3月31日残高
(百万円)
△22 74,417
40
20
△6,190
△6,190
12,781
12,781
△0
△0
20
11,942
20
6,590
△0
6,630
9,790 59,337
△22 81,046
評価・換算差額等
2007年3月31日残高
(百万円)
22,547
20,660
連結会計年度中の変動額
営業外収益
196
94
営業外費用
24
9
経常利益
22,720
20,744
特別利益
532
1,110
特別損失
677
348
22,575
21,507
8,720
9,047
411
△321
12,781
20
その他有価証券
評価差額金
16,030
13,444
株主資本
合計
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額)
18,160
当期純利益
9,770 52,747
当期純利益
販売費・一般管理費
法人税等調整額
自己
株式
自己株式の取得
36,689
法人税、
住民税及び事業税
11,922
剰余金の配当
40,708
税金等調整前当期純利益
利益
剰余金
連結会計年度中の変動額
純営業収益
営業利益
資本金
資本
剰余金
評価・換算差額等
合計
865
865
純資産合計
75,281
40
新株の発行
剰余金の配当
△6,190
12,781
当期純利益
自己株式の取得
△0
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額)
△867
△867
△867
連結会計年度中の変動額
合計
(百万円)
△867
△867
5,763
△2
△2
81,044
2008年3月31日残高
(百万円)
配当の状況
前期
当期
―
23.00
―
35.00
(単位:円)
1株当たり中間配当金
1株当たり年間配当金
注1:当期1株当たり年間配当金の内訳 普通配当 20円 記念配当 15円
2:基準日が各期に属する配当金について記載しております。
8
連結損益計算書の説明
連結損益計算書の説明
四半期業績の推移
営業収益は前期比8.6%減の39,915百万円となりました。そのう
当第3四半期、
当第4四半期
(各3か月、
以下同じ)
の純営業収益は
ち、委託手数料は前期比9.4%減の22,085百万円となりました。
これ
それぞれ9,067百万円(前年同期比2.6%減)、7,413百万円(同
は主として、株式委託売買代金対比の株式委託手数料率が前期と
34.1%減)
となりました。当第3四半期は当第4四半期より株式委託売
比較して約19%上昇したものの、株式委託売買代金が前期と比較し
買代金及び信用取引残高が堅調であったこともあり、
当第3四半期の
て約29%減少したためです。
また、金融収益は預託金等にかかる信
減収幅は当第4四半期に比して小幅に留まっております。
託収益の増加等は見られるものの、信用取引残高の水準が低迷した
一方、
システムのアウトソース費用の削減等に伴い事務費が減少し
こともあり、前期比8.6%減の15,384百万円に留まりました。
たこと等により、販売費・一般管理費はそれぞれ、3,761百万円(同
一方、金融費用は市場金利の上昇等に伴い前期比8.1%増の
17.3%減)
、
3,607百万円
(同20.2%減)
と推移しました。
3,226百万円となりました。
この結果、純営業収益は前期比9.9%減
この結果、当第3四半期、当第4四半期の営業利益はそれぞれ
の36,689百万円となりました。
5,306百万円
(同11.4%増)
、
3,806百万円
(同43.4%減)
となり、
四半
広告宣伝費の減少等によって、取引関係費が前期比11.2%減の
期純利益はそれぞれ3,291百万円
(同14.9%増)
、2,211百万円
(同
4,601百万円となったことや、
システムのアウトソース費用の削減等に
44.7%減)
となりました。
伴い、事務費が前期比23.7%減の6,752百万円となった結果、貸倒
引当金繰入586百万円を計上する中、販売費・一般管理費は前期
(百万円)
四半期業績の推移(各3か月)
純営業収益
比11.7%減の16,030百万円となりました。
以上の結果、営業利益は前期比8.4%減の20,660百万円となり
12,000
営業利益
販売費・一般管理費
11,243
11,120
10,316
ました。
10,000
9,033
営業外損益は合計で85百万円の収益となりました。
この結果、経
四半期純利益
9,893
9,311
9,067
7,413
8,000
常利益は前期比8.7%減の20,744百万円となりました。
6,722
6,454
また、特別損益は合計で762百万円の利益となりました。
これは主
6,000
4,000
以上の結果、当期純利益は前期比4.9%減の12,781百万円とな
4,607
4,764
4,426
4,547
2,000
2,778
2,864
4,520
3,999
3,804
りました。
5,306
5,282
4,666
として、
投資有価証券売却益1,110百万円によるものです。
6,265
5,034
3,628
3,705
3,574
3,761
3,291
3,806
3,607
2,211
0
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
2007年3月期
9
2008年3月期
連結キャッシュ・フロー計算書
科目
(単位:百万円)
前期
当期
(2006年4月1日から
2007年3月31日まで)
(2007年4月1日から
2008年3月31日まで)
科目
(単位:百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー
前期
当期
(2006年4月1日から
2007年3月31日まで)
(2007年4月1日から
2008年3月31日まで)
投資活動によるキャッシュ・フロー
22,575
21,507
有形固定資産の取得による支出
△50
減価償却費
1,252
1,076
有形固定資産の売却による収入
22
―
貸倒引当金の増加
(△減少)
額
△242
573
無形固定資産の取得による支出
△1,398
△1,227
賞与引当金の増加
(△減少)
額
△301
54
投資有価証券の取得による支出
△10
―
604
346
投資有価証券の売却による収入
401
1,177
△2,068
△2,470
1,842
2,218
投資活動によるキャッシュ・フロー
信用取引収益
△14,666
△12,805
財務活動によるキャッシュ・フロー
信用取引費用
税金等調整前当期純利益
証券取引責任準備金の増加(△減少)額
受取利息及び受取配当金
支払利息
その他
△13
△40
△14
△1,074
△77
983
840
短期借入金の純増加
(△純減少)
額
33,500
△142,500
固定資産除売却損
22
0
コマーシャル・ペーパーの純増加(△純減少)額
1,000
△1,000
電話加入権評価損
0
0
長期借入金の借入による収入
1,000
4,000
△332
△1,110
長期借入金の返済による支出
△4,150
△9,093
投資有価証券売却益
投資有価証券評価損
預託金の減少
(△増加)
額
金銭信託の減少
(△増加)
額
トレーディング商品の純増減額
約定見返勘定の純増減額
信用取引資産・負債の純増減額
有価証券担保貸付金の減少(△増加)額
預り金の増加
(△減少)
額
51
1
53,991
60,014
△15,000
500
△1
△2,883
531
173
38,274
176,458
239
800
社債の償還による支出
新株予約権の行使による株式の発行収入
自己株式の取得による支出
配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額
△8,631
△26,877
現金及び現金同等物の期首残高
有価証券担保借入金の増加(△減少)額
△67,082
△63,761
現金及び現金同等物期末残高
受入保証金の増加
(△減少)
額
△24,729
△43,470
短期差入保証金の減少(△増加)額
△15,370
13,088
その他
小計
利息及び配当金の受取額
115
△45
△27,942
124,227
2,043
2,550
△1,768
△2,225
信用取引収益の受取額
13,511
13,430
信用取引費用の支払額
△964
△824
△15,872
△9,200
△30,991
127,957
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
10
△20,007
―
339
39
△0
△0
△6,183
△6,182
5,499
△154,736
1
△0
△26,565
△26,856
102,403
75,837
75,837
48,981
会社情報(2008年3月31日現在)
会社概要
株価および株式売買高の推移(週足)
商号等
松井証券株式会社 金融商品取引業者
創業
関東財務局長
(金商)
第164号
1918年
(大正7年)
5月
設立
1931年
(昭和6年)
3月
本社所在地
加入協会
東京都千代田区麹町一丁目4番地 日本証券業協会、
社団法人金融先物取引業協会
資本金
11,941,909,636円
(円)
1,200
1,000
800
600
(株)
400
2,500万
2,000万
発行済株式総数
269,253,902株
株主数
54,229名
上場金融商品取引所 東京証券取引所市場第一部
(証券コード 8628)
会計監査人
あらた監査法人
従業員数
108名
事業年度
毎年4月1日から翌年3月31日まで
定時株主総会
毎事業年度末日の翌日から3か月以内
基準日
毎年3月31日
所有者別株式分布状況
■ 個人・その他
株式数
(株) (株式数比率,%)
株主数
(名)
170,927,639(63.48)
53,681
■ 金融機関
13,613,300 (5.06)
41
■ その他国内法人
36,140,824(13.42)
224
■ 外国人
43,772,843(16.26)
236
■ 証券会社
計
4,799,296 (1.78)
269,253,902
500万
0
4
5
47
持株数
(株) 持株比率(%)
持株数
(株) 持株比率(%)
25.89
チェース マンハッタン バンク
松井道夫
31,864,014
11.83
ジーティーエス クライアンツ
有限会社松興社
24,391,224
9.06
アカウント エスクロウ
6,472,965
2.40
有限会社丸六
10,692,000
3.97
松井道太郎
4,390,200
1.63
バンク オブ ニューヨーク
松井千明
4,389,900
1.63
ジーシーエム クライアント
松井佑馬
4,389,600
1.63
アカウント ジェイピーアールディ
ビービーエイチ ルクス
3,947,300
1.47
フィデリティ ファンズ
ジャパン ファンド
7
8
9
10
11
12
1
2
3
月
2008年
株主優待のお知らせ
株式に関するお問い合わせ先
69,699,600
2.94
6
2007年
54,229
松井千鶴子
7,919,100
1,000万
投資にお役立ていただけますよう当社会員画面内において、
「会社四季報誌面デ
ータ」
および「同最新銘柄レポート」
を閲覧いただけます。3月、9月の各月末時点で松
井証券の口座に当社株式を1,000株以上ご所有の株主様に対し、3月末の株主様
は6月中旬から、
9月末の株主様は12月中旬から6か月間ご利用いただけます。
詳細はhttp://www.matsui.co.jp/ir/ja/stockholder/yuutai.html
をご覧ください。
大株主
アイエスジー エフイー − エイシー
1,500万
〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
中央三井信託銀行株式会社 証券代行事務センター
フリーダイヤル
0120-78-2031
中央三井信託銀行株式会社全国各支店
同取次所 日本証券代行株式会社本店・全国各支店
住所変更、単元未満株式買取請求、株主名簿への記載又は記録の請求および配
当金振込指定等各用紙のご請求は、株式名簿管理人の下記のフリーダイヤルおよ
びホームページにて24時間受け付けております。
フリーダイヤル 0120-87-2031
(自動応答)
ホームページ http://www.chuomitsui.co.jp/person/p_06.html
注:証券保管振替制度をご利用の場合は、
お取引のある証券会社にお申し出ください。
11
サービスのご案内 即時決済取引
POINT 1
日本初!
∼株取引はもっと速く、そして便利に ∼
同じ銘柄を1日に何度も売買できる!
差金決済
(※)
が禁止されていることにより、
取引所取引では同一日に同一銘柄を同一資金で取引する場合に
制限があります。例えば、
同日中のA銘柄買い→A銘柄売り→A銘柄買いの取引は、
A銘柄の買付代金が2回
分なければ差金決済に該当するため、
取引することはできません。
松井証券の即時決済取引なら、
注文が約定するごとに即時に決済を行うので、
買いと売りを相殺して差金で
決済することが生じません。
これにより、
差金決済に該当することなく、
同じ銘柄を1日に何度でも売買でき、
収
益獲得のチャンスが拡大します。
即時決済取引
1 回転目
通常の取引所取引
2 回転目
1 回転目
2 回転目
A銘柄買
A銘柄売
A銘柄買
A銘柄売
A銘柄買
A銘柄売
現金
株券
現金
株券
現金
株券
株券
現金
株券
現金
株券
現金
A銘柄買
取引日
取引成立と同時に決済完了!
2 営業日目
3 営業日目
4 営業日目
同じ銘柄を 1 日に何度でも回転売買でき、
通常の取引所取引に比べ、
資金効率が飛躍的に向上します。
2回転目
「A銘柄買」
は、差金決済とされ、禁止されてい
ます。
( A銘柄売却代金が使えないため、1回転目のA
銘柄買付代金と別に買付代金を用意しなければ2回
転目の買付はできない。)
※差金決済とは、
受渡日に買付代金又は売却株式等の提供を行わずに、
反対売買による差金の授受により決済することで、
現物取引での差金決済は法令で禁止されています。例えば、
100万円で買ったA銘柄をその日に101万円で売った場合、
差額の1万円の授受だけで決済
(精算)
することは差金決済に該当します。
12
POINT 2
信用取引で担保にしている株券を売却する場合
信用担保として株を有効活用できる
即時決済取引
通常の取引所取引
取引所取引で信用取引の代用株券
(担保)
を売却しても、
売却日当
日の担保評価は株券として評価されるため前日終値の80%評価
(※)
のままで、
100%評価
(現金評価)
になるのは翌営業日です。
松井証券の即時決済取引なら、
注文が約定するごとに即時に決済
を行うので、
代用株券がすぐに現金になります。
例えば、
時価100万円の代用株券を売却した場合の担保評価は、
その日の値動きを別にすれば、
翌営業日を待たずに80万円から100
万円に増加します。
これにより、信用取引の代用株券をこれまで以
上に機動的に活用することができます。
売却当日
翌営業日
売却直後から
現金として
100%担保
評価
売却後も 80%
担保評価
現金として
100%担保
評価
※取引所又は証券会社等の規制により、
評価掛目は変更されることがあります。
口座開設のお申込み
パソコン
からの
お申込み
訪問サポート
資料請求・
お問い合わせ
∼24 時間受付けています∼
ご自身で申込書を印刷する
ご自身で申込書を印刷して郵送する場合、最短4日で口座開設できます。
印刷された申込書を取り寄せる
入力内容が印刷済の申込書をお送りします。最短1週間で口座開設できます。
ご自宅にお伺いして、
インターネットで株式取引ができる環境をご用意したり、松井証券ネットストック画面の
操作方法をご案内する訪問サポートをご紹介しています。詳細はお電話にてお問い合わせください。
0120-021-906
資料請求24時間受付
口座開設のお問い合わせ
電子メール
平日8:30∼17:00
[email protected] http://www.matsui.co.jp/
松井証券ホームページ
取扱商品のリスクおよび手数料の説明は次ページ以降に記載されている
「取扱商品のリスクおよび手数料等の説明」
を必ずご確認ください。
13
取扱商品のリスクおよび手数料等の説明
個別商品・サービスごとの投資にかかるリスクおよび手数料等をご説明します。
個別商品のお取引にあたっては、上場有価証券等書面、契約締結前交付書面および各商品の
取引規程等をご覧いただき、内容を十分ご理解のうえ、
ご自身の判断と責任によりお申込みください。
(以下の情報は、2008年5月31日現在のものです。)
円まで1,050円、
以後100万円増えるごとに1,050円加算されます。
現物取引
手数料表示はすべて税込です。
○ 株式取引は株価の変動等により損失が生じ
※即時決済取引にかかる約定代金は、取引所取引にかかる約定
るおそれがあります。
代金とは区別して手数料を計算します。
○株式取引の委託手数料は、
インターネット経由の場合一日の約定
○即時決済取引は、
お客様からいただいたご注文を当社のPTS
(私
代金の合計が10万円まで無料、30万円まで315円、50万円まで
設取引システム)
で成立させる取引です。
525円、100万円まで1,050円、以後100万円増えるごとに1,050
○取引の成立と同時に決済が完了する取引であるため、取引に使用
円加算されます。約定代金が1億円以上の場合105,000円(上
できる現金・株式等は取引所取引と異なります。
限)
です。
また、単元未満株売却の委託手数料は、
インターネット経
○市場価格とリアルタイムに連動するミラー方式で約定処理を行いま
由の場合、一約定ごとに約定代金×0.63%です。株式取引と単元
すが、市場価格の受信から採用までには時間差が生じます。
未満株売却の電話経由の委託手数料は、約定代金×1.05%で
○携帯サイトおよび電話経由での注文はお受けしておりません。
す。手数料表示はすべて税込です。
○手数料が無料の取引には、適用対象外銘柄が選定される場合が
逆指値
あります。
○トリガー到達後は、通常の「指値」又は
「成行」
での注文が市場に発注
されます。
そのため、
急激に相場が変動し、
極めて短時間の間に株価が
即時決済取引
予約値段を通過してしまうような場合
(売注文において株価が予約値
○株価の変動等により損失が生じるおそれがあ
段を下回る場合、買注文において株価が予約値段を上回る場合)
に
ります。
は、
必ずしも約定しない場合があります。
また、
成行を指定した場合には、
○即時決済取引の委託手数料は、一日の約定代金の合計が100万
トリガーから著しく乖離した価格で約定が成立するリスクがあります。
14
電話経由の場合は約定代金×1.05%です。無期限信用取引の場
Vわっぷ取引
合、保有期間が6か月超の建玉の返済時手数料と日計り取引の片
道手数料は無料です。手数料表示はすべて税込です。
○インターネット経由のVわっぷ取引では、約定金額と別枠での委託
信用取引は手数料の他に金利、貸株料、品貸料(逆日歩)、管理
手数料はありません
(お客様の受渡金額は、約定単価×株数で
す)。但し、約定単価は各VWAP値ではなく、買注文の場合は
費、名義書換料、権利処理手数料がかかります。
VWAP値よりも高く、売注文の場合はVWAP値よりも低く調整しま
●制度信用取引の場合、
買付けは年利3.1%の金利、売付けは年
す
(この調整幅を
「スプレッド」
と言い、0.3%です)
。
利1.15%の貸株料と品貸料
(逆日歩)
がかかります。
電 話 経 由 の 委 託 手 数 料は、約 定 代 金( 約 定 単 価×株 数 )
●無期限信用取引の場合、
買付けは年利4.1%の金利、売付けは
×0.735%です。
年利2.0%の貸株料がかかります。
○当日の金融商品取引所のオークション市場で成立した価格を価格
●管理費、名義書換料の上限額はそれぞれ、1,050円、10,500
ごとの売買高で加重平均した価格であるVWAP(出来高加重平
円
(いずれも税込)
です。
均価格)
を基準値に使用しますので、当日の値動きの状況によって
●無期限信用取引の権利処理手数料は理論価格×3%です。
は必ずしも常に有利な価格とはなりません
(単純に終値等と比較し
●品貸料
(逆日歩)
は、
その時々の株券調達状況等に基づき決定
た場合、例えば終値よりも売値が安くなる場合等があります)
。
されますので、
その金額等をあらかじめ記載することはできません。
当日の市場での価格変動が極端に小さい場合は、買付価格が市
○信用取引の取引金額は差し入れる委託保証金の額を上回ること
場での最高値を上回る、
あるいは売却価格が市場での最安値を
があります。信用取引での取引金額は差し入れた保証金額の約
下回ることがあります。
3.2倍の金額です。
○当日の市場における出来高が少ない場合、
申込数量のすべてが約
○委託保証金は売買代金の31%以上、最低30万円が必要です。委
定せず一部の約定
(一部出来)
となる場合があります。
託保証金には現金の他有価証券を代用として使用することがで
き、掛目は原則として80%です。
○手数料が無料の取引には、適用対象外銘柄が選定される場合が
信用取引
あります。
○「制度信用取引」
と「無期限信用取引
(一般信用取引)
」では、利用
○ 信用取引は株価の変動等により損失が生じ
できる銘柄の範囲や返済の期限等について異なる制約がありま
るおそれがあります。
また、
取引額が差し入れる委託保証金の額に
比べて大きいため、損失額が差し入れた保証
金の額を上回ることがあります。
す。無期限信用取引は、上場廃止、合併、株式併合、株式分割等
の事象が発生した場合や、当社の与信管理の都合上、
あるいは株
券の調達が困難となった場合等において、返済期限が設定される
ことがあります。
また、無期限信用取引の金利・諸経費については、
5年後応当日ごとに清算します。
○信用取引の委託手数料は、
インターネット経由の場合一日の約定代
金の合計が10万円まで無料、
30万円まで315円、
50万円まで525
○信用取引では、委託保証金の種類、委託保証金率および代用有
円、
100万円まで1,050円、
以後100万円増えるごとに1,050円加
価証券の掛目は金融商品取引所等の規制等又は当社独自の判
算されます。約定代金が1億円以上の場合105,000円
(上限)
です。
断によって変更されることがあります。
15
取扱商品のリスクおよび手数料等の説明
取引所の採用する
「SPAN 」
で計算したSPAN証拠金額をもとに
R
先物・オプション取引
当社が定めます。
※SPAN は、
シカゴマーカンタイル取引所の登録商標です。
R
○株価指数先物・
オプション取引の価格は、
対象
○必要証拠金:
(SPAN証拠金額×120%※1)− ネット・オプション価
とする日経平均株価指数の変動等により上下
しますので、
これにより損失が発生することがあ
ります。市場価格が予想とは反対の方向に変
化したときには、短期間のうちに証拠金の大部
分又はそのすべてを失うことがあります。
○株価指数先物取引は取引金額が差し入れる
証拠金の額を上回るため、市場価格が予想
とは反対方向に変化した場合には差し入れ
た証拠金の額を超える損失が発生すること
があります。
○株価指数オプション取引の売り方は取引金額
が差し入れる証拠金の額を上回り、
市場価格
が予想とは反対方向に変化した場合の損失
が限定されていません。
値の総額※2
(現金必要証拠金=必要証拠金×50%※1)
株券を代用有価証券(原則として掛目70%)
として使用することができま
す。
○維持証拠金:
(SPAN証拠金額×120%)− ネット・オプション価値
の総額※2
日経225miniの場合は、
日経225先物の一枚当たりの証拠金額
の10分の1です。
※1 指数の変動状況によっては、必要証拠金計算時のSPAN証
拠金額に対する掛目について最大200%まで、現金比率につ
いては、最大100%まで、
それぞれ一時的に引き上げることが
あります。
また、維持証拠金の現金比率については、最大100%まで一
時的に設定することがあります。
※2 売オプション最低証拠金がSPAN証拠金額を上回る場合、
SPAN証拠金額は、売オプション最低証拠金額になります。
○株価指数先物取引の委託手数料は、
インターネット経由の場合、
日経
売オプション最低証拠金額:プライス・スキャンレンジ×2.5%
225mini一枚当たり105円、
日経225先物一枚当たり525円です。
○株価指数先物・オプション取引の取引金額は差し入れる証拠金の
※自動最終決済時の手数料も同様です。
額を上回ることがあります。
※電話経由の場合、約定代金×0.042%、最低手数料は、
日経
○株価指数先物・オプション取引の取引金額の必要な証拠金に対する
225mini一枚当たり1,050円、
日経225先物一枚当たり10,500
比率は、
SPAN をもとに、
先物・オプション取引全体の建玉から生じ
円です。
R
るリスクに応じて計算することから、
記載することができません。
※手数料は、
すべて税込表示です。
○株価指数先物・オプション取引では、委託保証金の種類、委託保
○株価指数オプション取引の委託手数料は、
インターネット経由の場
合、約定代金×0.21%、最低手数料210円です。
証金率および代用有価証券の掛目は金融商品取引所等の規制
※自動権利行使・権利割当の手数料は約定代金×0.21%です。
等又は当社独自の判断によって変更されることがあります。
また、保
※自動権利消滅・権利放棄の手数料はかかりません。
有可能な建玉数に上限が設けられており、相場状況により当社が
※電話経由の場合、約定代金×1.575%、最低手数料10,500円です。
変更することがあります。
○当社の都合により、
イブニング・セッションの注文受付開始が遅延
※手数料は、
すべて税込表示です。
すること、
又は当日の取扱ができないことがあります。
○株価指数先物・オプション取引で必要な証拠金の額は、大阪証券
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配と買気配の価格には差
(スプレッド)
があります。
外国為替保証金取引
○一部、
ログイン又は発注ができない時間帯があります。
○外国為替保証金取引
(NetFx)
は、金利や通貨
○取引対象である通貨の金利の変動により、
スワップポイントが受け
の価格の変動、金利差調整額
(スワップポイン
ト)
の支払により損失が生じることがあります。
また、
取引金額が差し入れる保証金の額に比
して大きいため、
差し入れている保証金額を上
回る損失が発生することがあります。
○ 急激に為替価格が変動した場合、
ロスカット
機能で設定した価格から大きく乖離した値段
で約定される可能性があります。
その結果、
当
初設定していたロスカット幅を超えて差し入れ
ている保証金額を上回る損失が発生すること
があります。
取りから支払に転じることがあります。
○お預かりする取引保証金等は、
「アカウント・プロテクション」の対象となりません。
○当社又はカバー先の業務や財産の状況が悪化した場合には、
お
客様が損失を被る危険があります。
即時出金
○手続料は315円(税込)です。
○受付時間は、営業日の9:00∼14:50です。
○サービスのご利用状況によっては、
振込処理に時間がかかる場合が
あります。
また、
受付時間終了間際に依頼が集中した場合には、
当日
中の出金ができない場合があります。
なお、
お客様の出金先金融機
○外国為替保証金取引
(NetFx)
の委託手数料は通貨により異なり
関口座への着金のタイミングは、
各金融機関の処理によります。
ます。最低取引単位につき、USドル/円・ユーロ/円は200円、豪ド
ル/円・NZドル/円は300円、英ポンド/円・南アフリカランド/円・香
○ご利用には、金額、回数に制限があります。
港ドル/円は400円、
カナダドル/円・スイスフラン/円は4,000円、消
○先物・オプション取引口座又は質権設定口座を開設しているお客
費税は非課税です。但し、受渡決済手数料は通貨別で約定通貨
様、
もしくは即時決済取引口座が未開設で信用取引口座で建玉を
数量×6∼20円です。
保有しているお客様は、即時出金をご利用になれません。
○お客様がご利用の金融機関によっては即時出金を利用できない場
○取引する通貨ペアで、
より高金利の通貨を売付ける場合スワップポ
合があります。
イントの支払が発生します。
※スワップポイントの額は、
その時々の金利情勢等に応じて決定さ
○事情により、
サービスの受付を停止する場合があります。
れますので、
その金額等をあらかじめ記載することはできません。
○「ネットリンク入金サービス」により入金されたお金は、同日中に「即
時出金サービス」
により出金することはできません。
○必要保証金は約定代金
(日本円)
×4∼5%を基準とし、
ロスカット設
定により増減します。増減額は
「(設定したロスカット幅 − 通貨ごと
のロスカット標準値)
×建玉数量」
で計算します。
口座管理料
○取引金額は差し入れる保証金の額を上回ることがあります。
○取引金額の必要な保証金の額に対する比率は、
その時々の為替
○口座基本料は個人の場合には無料です。上場会社、資本金が1
価格、
ロスカット幅の設定等によって異なりますが、最大で62倍程
億 円 超の未 上 場 会 社 、宗 教・学 校 法 人 等の場 合には、年 間
度になります
(2008年5月現在)
。
31,500円(税込)の特別課金を行う場合があります。但し、口座開
○買注文は売気配を、売注文は買気配を参考に約定します。当社の
設月から1年間は無料とし、過去1年間に取引がある場合には次の
提示する売参考気配と買参考気配は一致しません。提示する売気
1年間を無料とします。
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伝統と革新の松井証券
東京株式取引所一般会員となる
1918年
(大正 7年) 5月 松井房吉商店創業、
1931年
(昭和 6年) 3月 株式会社松井商店(資本金:100万円)設立
1947年
(昭和22年) 12月 松井證券株式会社に商号変更
1948年
(昭和23年) 8月 証券業登録
1949年
(昭和24年) 4月 東京証券取引所正会員となる
1988年
(昭和63年) 10月 支店増設方針のもと、戸越支店開設
曙橋支店閉鎖
1995年
(平成 7年) 3月 方針を転換し支店の統廃合を決定、
1996年
(平成 8年) 4月 株式保護預かり料の無料化
1997年
(平成 9年) 2月 店頭株式の手数料半額化
本店に機能を集約
1998年
(平成10年) 2月 支店を統廃合し、
「ネットストック」
の開始
5月 国内初の本格的インターネット取引
オンライン証券が設立される
12月 証券業が免許制から登録制に移行するとともに、
新手数料体系「ボックスレート」
の開始
1999年
(平成11年) 10月 株式売買委託手数料自由化により、
12月 ペイオフ解禁に備えた
「アカウント・プロテクション ( 預かり資産包括補償制度 )」
の導入
2000年
(平成12年) 6月 松井証券株式会社に商号変更
tFx( 外国為替保証金取引 )」
の開始
2001年
(平成13年) 4月 「Ne
8月 東京証券取引所市場第一部新規上場
リニューアル ( 新システム稼動 )
2002年
(平成14年) 5月 「ネットストック」
2003年
(平成15年) 7月 無期限信用取引の取扱開始
2005年
(平成17年) 4月 日経平均株価指数先物・同オプション取引売建の開始
2006年
(平成18年) 4月 手数料体系 ( 株式、先物・オプション ) を改定
7月 「日経 225mini」
の取扱開始
9月 リアルタイム・トレーディングツール
「ネットストック・ハイスピード」
サービス開始
10月 携帯電話用リアルタイム・トレーディングツール
「ハイスピードα」
サービス開始
2007年
(平成19年) 2月 逆指値注文、追跡指値注文を導入
7月 「V わっぷ取引」
を導入
2008年
(平成20年) 5月 PTS 開設により即時決済取引を開始
本冊子に関するお問い合わせ
松井証券株式会社 総務部
この報告書は、
環境に優しい大豆油インキを
使用して印刷しています。
電 話
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03-5216-0606
03-5216-8637