１ 会社説明会 株式会社ジーテクト （ジャスダック：証券コード 5970） 2012.1.19 本日の内容 ■会社紹介 ■ジーテクト グローバル戦略 １．メキシコ新会社設立 ２．インドネシア新会社設立 ３．インド事業再編 ４．タイG‐TTC復旧状況 ２ ３ 会社紹介 会社紹介 ４ 会社紹介（概要） 社名 株式会社ジーテクト 英文名： G-TEKT CORPORATION Ｇ：Genba, Global, Grow up, Green TＥ→Technology ＫＴ→Kikuchi &Takao コーポレート ロゴマーク ２社の「技術」、｢英知｣、「信頼」、「強み」を融合し、より グローバルに、よりスピーディーに「大きな力」を発揮し、更なる 成長を目指していく企業である姿を「G-TEKT」の頭文字 「Ｇ」を二つの鋭敏な曲線により表現 G-TEKT 「BLUE」： BLUE 「誠実で信頼ある企業・社員である姿｣ 「次世代の地球環境に貢献をしていく企業である姿」 G-TEKT 「ORANGE」： ORANGE 「明るく快活な躍動感あふれる企業・社員である姿」 新会社発足日 ２０１１年４月１日 本店所在地 埼玉県さいたま市大宮区桜木町１-９-４ 代表取締役社長 菊池 俊嗣 資本金 18億63百万円 売上高 1,400億円規模 従業員数 単体：1,065人 連結：5,936人（2011年９月末現在 ） ５ 会社紹介 車体骨格部品 ≪主要得意先≫ 本田技研工業 トヨタ自動車 富士重工業 日産自動車 マツダ・フォード ジヤトコ スズキ ダイハツ工業 三菱ふそうトラック･バス いすゞ自動車 精密部品 Engineering 金型設計・製作 溶接ﾗｲﾝ企画・ｼｽﾃﾑｱｯﾌﾟ ６ 会社紹介（車体骨格部品） ・PLR FR UP ・C/MBR B ・DPR HSG 地域 日本 主な得意先 ホンダ （３工場） ・FR W/H 富士重工業 日産 三菱ふそう ・BHD FR 北米 ホンダ 主な生産車種 アコード、ＣＲ－Ｖ、ステップワゴン、 フリード、シビック、フィット 他 レガシィ、インプレッサ、フォレスター 他 ＧＴ－Ｒ キャンター 他 富士重工業 トヨタ アコード、ＣＲ－Ｖ、シビック、アキュラ、 オデッセイ、パイロット、ＭＤＸ 他 レガシィ 他 ＲＡＶ－４、カムリ 他 （２工場） ホンダ トヨタ シビック、ＣＲ－Ｖ、ジャズ 他 カローラ、ヤリス 他 中国 ホンダ 日産 トヨタ アコード、オデッセイ、ＣＲ－Ｖ、シビック、 シティ 他 ティーダ、シルフィ、ティアナ、キャシュカイ 他 カムリ、ヴィッツ 他 ホンダ マツダ トヨタ いすゞ シビック、シティ、ジャズ、ブリオ 他 デミオ 他 カローラ 他 Ｄ－ＭＡＸ ホンダ シビック、フィット、シティ （５工場） ・MID FLOOR C/MBR ・FR SHEET ・FRAME FR SIDE ・DA/BD UP ・DA/BD LWR ・SIDE SILL ・FR PLR LWR 欧州 （４工場） ・得意先との開発共創（ゲストエンジニア） ・得意先との同期生産 ・グローバルでの供給責任（同質性） ・フレキシブル生産 ・量産準備から打ち切り後のサービスパーツ の供給 アジア （４工場） 南米 （１工場） ７ 会社紹介（精密部品） 栃木工場（精密部品国内拠点） 当社における精密部品の約6割 ﾌﾟｰﾘｰ構成部品生産 ホンダ様 100% 富士重工業様 100% ジヤトコ様 70% COVER,DRIVE PULLEY ’93 建物建設 ’94 ’95 ’96 ’97 ’98 プレス工場建設 ’99 ’00 第２工場立上げ 精密部品設備移設 旧キクチ ’02 ’03 新機械工場建設（4月） ’04 ’05 ’06 ’06 鈴鹿事業場立上げ（5月） 800tプレスライン稼動開始 ’07 6 ’94 8 ’95 10 ’96 15 ’97 機械工場増築 トランスミッション関連部品100万個 96 80 62 55 6 ’93 G- TEKT ’11 1 5 0 0 ｔTRF稼動 （６月） ０３年よりジヤトコ様プーリースタート 03年よりJ社ﾌﾟｰﾘｰｽﾀｰﾄ 40 0 ’10 5 0 0 ｔB L稼動 （2月） 60 20 ’09 鈴鹿事業所閉鎖（8月） ボンデ処理設備稼働開始 FI用設備増設 1 2 0 88年より富士重工業様プーリースタート 88年よりF社ﾌﾟｰﾘｰｽﾀｰﾄ 100 95年よりホンダ様スタート 95年よりH社ｽﾀｰﾄ 80 ’08 AFO用NC機稼動 NC機稼動 軽量化・部品 点数の減少 350ｔBL稼動開始 FI用NC機稼動開始 設備 PISTON,DRIVEN 1200ｔTRF稼動開始 PULLEY 月 度 生 産 台 数 ’01 20 ’98 25 ’99 30 34 ’00 ’01 40 43 44 ’02 ’03 ’04 44 45 45 ’05 ’06 ’06 36 ’07 ’08 ’09 ’10 ’11 ８ 会社紹介（精密部品事業） 【精密部品 開発加工技術力】 ・鋳鍛造切削加工品をプレス板金 加工化 （1/100ｍｍ単位の精密加工の 実現） 1）生産部品群/加工技術 ＊油圧室板金部品 （ピストン、シリンダー＞ 1〕板厚:3.2㎜～6㎜ 2〕材質:圧延鋼板270～590N/㎜ Ｓ35Ｃ（板） 3〕作り方: ・プレス→切削,洗浄→お客様 4〕偏肉加工:積極的な偏肉成形 ・（増肉、減肉、均等板厚） 5〕シリンダ内面 ・面租度 3.2Ｒz ・径公差 0.1～0.15 ＊部品群 （クラッチハブ、ドラム、 ピストン、トランスファー） 1〕板厚:2㎜～3.2㎜（6mm） 2〕材質:圧延鋼板270～370N/㎜ 3〕スプライン成形: ・しごき、転造、カム 4〕バーリング精度:50ミクロン 5〕接合：EBW,P/W,かしめ ＊部品群＜センサー、ホルダー、 タイミングプリー＞ 1〕板厚:1㎜～2.6㎜ 2〕材質:圧延鋼板270～370N/㎜ 3〕H8穴抜き加工 4〕熱間、冷間鍛造 5〕歯抜けＳＥＬ加工 6〕素材1mmのＳＥＬ加工 2）テスト（単体・ASSY強度） ・回転耐久 ・クラッチ試験機 ・オンオフ耐久 ・ねじり試験（疲労・静的） ・高精度部品をプレス加工で 精度だし、低コストで生産 ・材料評価から製品完成まで 一貫加工・管理可能 3）シミュレーション ・成形（プレス） ・部品強度 ・金型強度 ・材料調査 4）増肉加工 H1 H2 T1 T2 ９ 会社紹介（エンジニアリング） 9 ■金型設計開発 金型設計 成形シミュレーション 非接触３次元測定器 プレス金型 ＮＣ加工機 プレス用金型を、自社のシミュレーション技術によって設計。 高性能NCマシン、大型トライプレスマシン、高性能測定器などを駆使し、精度の高い金型を開発。 ■溶接組立・自動化装置 検具 溶接ライン T.A.Fマルチ ラインは得意先の生産ラインに同期し、生産変動にもフレキシブルに対応。 併せて、生産効率向上に向けた各種溶接設備や物流システム装置を開発提案。 会社紹介（フィロソフィー） 経営理念 経営理念 《社 是》 人間性尊重 《行動指針》 愛情と相互信頼をモットーに自己啓発に努めよう 技術革新 先進技術を追求し良質廉価な製品を提供しよう 堅実経営 自主性をもち英知と機敏さで社会に貢献しよう 経営ビジョン 経営ビジョン 『安全・環境に即した先進技術の追求を通じ、 車体骨格部品の専門メーカーとして世界TOPを目指す』 を目指す 経営目標 経営目標 融合の促進 管理体質の更なる改革 QCDDM全域の競争力強化 強靭な収益体質の構築 G -TEKT 2020 年Vision G-TEKT 2020年Vision G4 ‐20 G4‐20 良質廉価技術と先進技術の融合で低炭素社会に貢献し世界中のお客様に満足される企業 良質廉価技術と先進技術の融合で低炭素社会に貢献し世界中のお客様に満足される企業 １０ １１ 会社紹介（2020年Vision） 経営目標 経営目標 ・融合の促進 ・融合の促進 ・管理体質の更なる改革 ・管理体質の更なる改革 ・QCDDM全領域の競争力強化 ・QCDDM全領域の競争力強化 ・強靭な収益体質の構築 ・強靭な収益体質の構築 G-TEKT 2020年Vision （Twenty) 良質廉価技術と先進技術の融合で低炭素社会に貢献し世界中のお客様に満足される企業 G (現場） Genba enba(現場） ・ｼﾞｰﾃｸﾄｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞの構築 ・拠点毎のﾎﾞﾄﾑ生産体質構築 （環境・安全） G Green reen（環境・安全） G Global（世界） lobal（世界） ・環境と安全に配慮した優しい企業 ・地域毎での最廉価戦略構築 ・拠点毎での高位平準化利益率達成 （成長） G Grow rowup up（成長） ・即戦力ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ人材の創出 ・ｺｱ技術の進化と新技術革新加速 行動要件 ・・・ ｽﾋﾟｰﾄﾞ＆ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ＋融合の加速 １２ 会社紹介（国内拠点） C&C 栃木 栃木県塩谷郡 栃木県塩谷郡 群馬県太田市 群馬県太田市 栃木県さくら市 栃木県さくら市 滋賀工場 滋賀県甲賀市 滋賀県甲賀市 ・FHI-群馬 / HM-狭山 / NM-栃木 向け車体部品 ・金型の設計 / 製作 栃木県 群馬県 HM栃木 HM栃木 NM栃木 NM栃木 FHI群馬 FHI群馬 ・HM-浜松/鈴鹿向け厚物精密部品 ・FHI向け厚物精密部品 ・Jatco / AISIN向け厚物精密部品 HM寄居 HM寄居 埼玉県 HM狭山 HM狭山 ・HM-鈴鹿向け車体部品 ・八千代四日市向け車体部品 埼玉県深谷市 東京都 滋賀県 ・HM-狭山 / （寄居）向け車体部品 HM鈴鹿 HM鈴鹿 本 社 羽村事業所 埼玉県さいたま市大宮区 ２０１１年４月移転 本社を埼玉県大宮に置き、国内４工場で事業展開 ●本田技研工業向：埼玉・滋賀2工場 ●富士重工業向：群馬工場 ●精密部品：栃木工場 １３ 会社紹介（海外拠点） 中国 広州 中国 広州 APAC APAC2 Auto Parts Alliance (China) Ltd. Guangzhou City, Guangdong China 中国 武漢 WAPAC Auto Parts Alliance (China) Ltd. Guangzhou City, Guangdong China カナダ アメリカ インディアナ JEC Wuhan Auto Parts Alliance (China) Ltd. Wuhan City China ATA Jefferson Elora Corporation Ontario CANADA Austin Tri-Hawk Automotive,Inc. Indiana U.S.A アメリカ ミシガン 中国 広州 CKS G-TAC G-TEKT America Corporation Michigan U.S.A Conghua K&S Auto Parts Co., Ltd. Guangzhou City, Guangdong China アメリカ オハイオ JIC イギリス Jefferson Industries Corporation Ohio U.S.A G-TEM アメリカ ジョージア G-TEKT Europe Manufacturing Ltd. GLOUCESTER GL U.K. JSC イギリス Jefferson Southern Corporation Georgia U.S.A G-TEM2 （WALES) G-TEKT Europe Manufacturing Ltd. BLAENAU GWENT （WALES） U.K. インド タイランド タイランド タイランド ブラジル GAPAI TGB G-TTC G-TEC G-KTB Global Auto-Parts Alliance India (Pvt.) Ltd. Rajasthan State India Thai G＆B manufacturing LTD. Rayong Thailand G-TEKT (Thailand) Co., Ltd. Ayutthaya Thailand G-TEKT Eastern Co., Ltd. Rayong Thailand 現在、海外７ヶ国 １４拠点１６工場で事業展開 G-KT do Brasil Ltda. Cabreuva-SP Brasil １４ ジーテクト ジーテクト グローバル戦略 グローバル戦略 １５ ジーテクト グローバル戦略 【お客様により近く 競争力あるコストで】 欧州 中国 北米５拠点 アジア 北米 ＋ メキシコ新設 アジア4拠点 ＋ インドネシア新設 南米 インド事業再編 ・ 北米 ・ アジア 【 当社を取り巻く環境 】 完成車メーカーのシェア競争激化 （韓国車、欧州車シェア拡大） メキシコ現地生産拡大 【 中期グローバル戦略 】 ・ 北米 新たな生き残り戦略構築による 北米競争力強化 メキシコ事業新設 得意先現地生産拡大 大規模自然災害の発生 インド現地メーカーとの価格競争 ・ アジア インドネシア事業新設 売上拡大と域内補完体制構築 インド子会社再編 ・ 得意先CVTの海外生産拡大 ７ケ国 １４拠点 ・ 精密部品事業の海外展開 ９ケ国 １６拠点 １６ メキシコ新会社設立 メキシコ新会社設立 ～ホンダ様メキシコ能力拡大への対応～ ～ホンダ様メキシコ能力拡大への対応～ １７ メキシコ新会社設立（背景） 17 （2011年8月ホンダ発表より） ホンダ様のメキシコ展開 ホンダ様のメキシコ展開 →メキシコを含む北米地域に向けた小型車などを生産するため、 →メキシコを含む北米地域に向けた小型車などを生産するため、 生産台数２０万台規模の新四輪工場をグアナファト州セラヤ市に建設 生産台数２０万台規模の新四輪工場をグアナファト州セラヤ市に建設 万台 30 新たに増加する生産分について お客様のニーズに貢献していく ホンダ様新 工場生産分 ホンダ様既 存工場生産 分 0 2012年 2013年 2014年 ホンダ様のメキシコ展開に対応し、エイチワンと合弁進出 メキシコ新会社設立（合弁について） １８ 18 合弁により車一台分のホワイトボディを供給できるサプライヤー として得意先ニーズにスピーディに応える 株式会社エイチワン 会社概要 本社 埼玉県さいたま市大宮区桜木町 １－１１－５ 事業内容 車体骨格部品 二輪・汎用機・航空機部品 精密部品・その他金属製品 金型・治具等の製造販売 資本金 ３２億４，０４９万円 売上高 １，２６３億円（2011年3月期 連結） 従業員数 単体：１，４５６名 連結：６，７４８名 取引先 本田技研工業㈱、ダイハツ工業㈱ トヨタ自動車㈱、日産車体㈱ 日野自動車㈱、三菱自動車工業㈱ ほか 沿革 1939年 1961年 1984年 2006年 アッパーボディー アンダーボディー 平田工業㈱設立 ㈱本郷製作所設立 米国KTH社設立 ヒラタ、本郷の合併により、 エイチワン設立 現在、国内ほか、アメリカ、カナダ、中国、 タイ、インド、イギリスに事業を展開 メキシコ新会社設立（会社概要） １９ 19 会社名 未定 所在地 グアナファト州セラヤ市 代表者（社長） 当社執行役員 資本金 ２０百万ＵＳドル（予定） 出資比率 当社：５０％ エイチワン：５０％ （両社の持分法適用会社） 設立 2012年２月 事業内容 車体骨格部品の製造及び販売 稼動開始 2014年４月 主要設備 2500ｔトランスファープレス 1500ｔトランスファープレス 600ｔブランキングプレス 溶接ロボット：45台 など 投資総額：約46百万ＵＳドル（予定） 生産台数 20万台規模 ホンダ向け小型車骨格部品 売上高 66百万ＵＳドル（2015年見込み） 事業見通し ３年目単年度黒字化、５年目累損解消 納入先 セラヤ市ホンダ様新工場 メキシコの ほぼ中央 グアナファト州セラヤ市 ・人口：約３１万人 ・標高：1750ｍ 日産 VW GM 日野 ﾏﾂﾀﾞ ホンダ ホンダ 新工場 グアナファト州セラヤ市に建設予定のホンダ様新工場近郊 の同市内工業団地に新工場を建設 ２０ インドネシア新会社設立 インドネシア新会社設立 ～東南アジアのＣＶＴ部品現地生産と車体骨格部品の受注拡大～ ～東南アジアのＣＶＴ部品現地生産と車体骨格部品の受注拡大～ ２１ インドネシア新会社設立（背景①) 【お客様のトランスミッション海外展開】 ｼﾞﾔﾄｺ(広州)自動変速 機有限公司 ﾎﾝﾀﾞ米国 ﾄﾗﾝｽﾐｯｼｮﾝ ﾎﾝﾀﾞ中国 ﾄﾗﾝｽﾐｯｼｮﾝ ｼﾞﾔﾄｺ社･･･2012年6月操業開始予定 ﾀｲ新拠点CVT生産50万台(初期) ｼﾞﾔﾄｺﾀｲﾗﾝﾄﾞ社 （ﾁｮﾝﾌﾞﾘｰ県） ｼﾞﾔﾄｺﾒｷｼｺ社 （ｱｸﾞｱｽｶﾘｴﾝﾃｽ州） ﾎﾝﾀﾞｲﾝﾄﾞﾈｼｱ ﾄﾗﾝｽﾐｯｼｮﾝ 【 既往得意先向け精密部品生産予測 】 14,000 (千台/年) 12,000 【得意先(弊社対応)ﾄﾗﾝｽﾐｯｼｮﾝ動向】 10,000 AT/MT 8,000 CVT海外生産 比率：約40% 6,000 CVT 4,000 2,000 0 2010年 ・ 既往得意先のﾄﾗﾝｽﾐｯｼｮﾝ生産台数増加 ・ AT/MTからCVTﾐｯｼｮﾝへの拡大 ・ CVTの海外生産の拡大 （ ｱｼﾞｱ、中国、北米 ） 21 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 インドネシア新会社設立（背景②） ２２ アジア自動車生産台数背景 Thailand GAPAI 2015年 2015年 G-TTC 2010年 2010年 160万台56%UP予測 India G-TEC 2015年 2015年 Indonesia 2010 47%UP予測 360年万台 2015年 2015年 2010年 2010年 70万台 79%UP予測 インドネシア新会社 当社予測 ・インド、タイ、インドネシアは自動車生産が拡大傾向 ・車体骨格部品の需要増加へ対応 インドネシア新会社設立（背景③） アジア域内相互補完体制の構築 G-TEKT GAPAI 保有ﾌﾟﾚｽ機 3000t TRSF G-TTC 保有ﾌﾟﾚｽ機 G-TEC 3000t 1800t 保有ﾌﾟﾚｽ機 TRSF TRSF 1800t 1500t TRSF TRSF 中物・大物板金部品用ﾌﾟﾚｽ機補完一覧 G-TTC G-TEC GAPAI ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ 3000t 1800t 1800t 1500t 3000t 1500t G-TTC 3000t ○ ○ ○ ◎ ○ 1800t ○ ◎ ○ ○ ○ G-TEC 1800t ○ ◎ ○ ○ ○ 1500t ○ ○ ○ ○ ◎ GAPAI 3000t ◎ ○ ○ ○ ○ ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ 1500t ○ ○ ○ ◎ ○ ◎・・・完全補完可能 ○・・・一部補完可能 保有ﾌﾟﾚｽ機 *ｲﾝﾄﾞﾈｼｱのﾌﾟﾚｽ機は暫定 インドネシア新会社 ・アジア域内の災害に対するリスク分散および相互補完体制構築 ・得意先の生産ｱﾛｹｰｼｮﾝ変動にフレキシブルに対応 ２３ インドネシア新会社設立（進出の目的） 精密部品事業 精密部品事業 車体骨格部品事業 車体骨格部品事業 精密部品事業の海外 展開の第一段階として ＣＶＴ部品現地生産化 ホンダ様、スズキ様他 車体骨格部品の受注 拡大へ対応 ２４ 相互補完体制 相互補完体制 アジア域内の相互 補完体制構築 インドネシア新会社設立 インドネシア新会社設立 インドネシア新会社設立（会社概要） 会社名 PT.G-TEKT Indonesia Manufacturing （略称：Ｇ－ＴＩＭ） 所在地 インドネシア共和国西ジャワ州 カラワン県 ブキット・インダー工業団地 代表者（社長） 未定 資本金 25億円相当 出資比率 当社 100％ 設立 2012年3月 事業内容 車体骨格部品、精密部品の製造 及び販売 稼動開始 2013年1月 車体骨格部品（溶接） 2013年9月 精密部品 INDONESIA スカルノハッタ 国際空港 三菱 主要設備 1500ｔトランスファープレス 500ｔブランキングプレス 機械加工設備 溶接汎用設備 （投資総額：約41.3億円） 従業員数 154人（2015年見込み） 敷地・建屋面積 敷地：73,078㎡ 建屋：11,209㎡ 売上高 32億円（2015年見込み） 事業見通し ３年目単年度黒字化、５年目累損解消 納入先 ホンダ様、スズキ様、ジヤトコ様 ほか ２５ スズキ ジャカルタ 中心地 ブキット・インダー 工業団地 ホンダ トヨタ ダイハツ 新工場は得意先の近郊 ２６ インド事業再編 インド事業再編 ～競争力の再構築～ ～競争力の再構築～ ２７ インド事業の再編 インド事業の課題 主要得意先 売上低迷 → 台数の低迷 → 重い償却負担 円高→円ローンの為替差損拡大 事業再編の手法 選択肢 撤退は時間とコストが掛かり、 インド成長市場を失うことになる インド撤退か 事業再編か 低コスト体質に転換し、拡大する ボリュームゾーンの受注獲得を 狙うため、インド事業を再編する 日本 インド 判断のポイント １． 増・減資 減資または株式併合 （会社法） 減資 （インド会社法） １．は投資損失の計上は不可 ２． 会社分割 新設分割 （会社法） 会社分割 （インド会社法） １．２．とも高等裁判所の 認可を要し時間がかかる難点 個別の資産譲渡 移転資産のVATの負担あり、 既に支払った間接税を引継げない 事業譲渡 （所得税法） 私的契約で実現可能 不動産印紙税のみ負担 ３．事業譲渡 事業譲渡 （会社法） 事業譲渡により迅速かつ簡便にインドでの事業再編を行う ２８ インド事業の再編 ジーテクト（日本） 出資と合 わせ 投資損失 26.4億円 減損処理 13.9億円 旧会社GAPAI Global Auto-Parts Alliance India Private Ltd. ① 今期固定資産減損 ② 増資受入15億円 ③ 事業譲渡 ④ 円ローン15億円返済 ⑤ 債務返済後に清算決議 総資産30億円→16億円 純資産 出資9億円 事業譲渡契約 資産・負債 従業員 得意先受注 新会社G-TIP G-TEKT India Private Ltd. ① 会社設立 ② 資本金 9億円 ③ 事業譲受 ④ 生産開始 許認可 譲渡対価 1億円 総資産 23億円 純資産 9億円 ＊譲渡対価は公認会計士の評価に基づき監査完了時に確定します ＊最終的な出資金額及び損失額は為替等の影響を受けます スリムな財務体質で現地サプライヤーとの価格競争に打ち勝つ ２９ タイＧ ‐ＴＴＣ復旧状況 タイＧ‐ＴＴＣ復旧状況 ～早期再開を目指して～ ～早期再開を目指して～ ３０ タイＧ‐ＴＴＣ復旧状況 G-TEKT子会社所在地 G-TTC G-TEKT (Thailand) Co., Ltd. Ayutthaya Thailand ・所在地： ｱﾕﾀﾔ県 ﾊｲﾃｸ工業団地 ・設立： 1994年10月 ・売上規模： 約60億円 ・主顧客： ﾎﾝﾀﾞ ・従業員数： 約410名 G-TEC ・所在地： ﾗﾖﾝ県 ｲｰｽﾀﾝｼｰﾎﾞｰﾄﾞ工業団地 G-TEKT Eastern Co., Ltd. Rayong Thailand ・設立： 1996年5月 ・売上規模： 約70億円 ・主顧客：ﾏﾂﾀﾞ,ｲｽｽﾞ,ﾄﾖﾀ他 ・従業員数： 約550名 TGB ・所在地： ﾗﾖﾝ県 ｲｰｽﾀﾝｼｰﾎﾞｰﾄﾞ工業団地 Thai G＆B manufacturing LTD. Rayong Thailand ・設立： 2004年5月 ・売上規模： 約10億円 ・主顧客：G-TTC,G-TEC ・従業員数： 約70名 タイＧ‐ＴＴＣ復旧状況 経 緯 10/30（日） G-TTC工場内 水位約1.4m 11/14（月） HI-TECH工業団地内本格排水開始 11/21（月） 工場内排水完了、洗浄開始 1/13（金） 主要プレスマシン量産確認開始 1/18（水） 溶接ライン80％復旧 予 定 2/1 （水） 輸出用部品生産開始 3/1 （木） 完成車用部品生産開始 ・生産再開の目途が立ちました ・２月１日から輸出用部品の量産開始、３月１日に完成車用部品の 量産を開始し、４月からの得意先の自動車生産に対応 ３１ タイＧ‐ＴＴＣ復旧状況 工場正面 10/18（火） 冠水時 12/12（月） 現在 ３２ タイＧ‐ＴＴＣ復旧状況 プレス工場（３０００ｔトランスファープレス） ①冠水時 ③12月初旬 分解メンテナンス中 ②11月末 排水完了直後 ④現在量産確認中 ３３ タイＧ‐ＴＴＣ復旧状況 プレス工場（８００ｔブランキングプレス） ②11月末 排水完了直後 ①冠水時 ③12月初旬 分解メンテナンス中 ④現在量産確認中 ３４ タイＧ‐ＴＴＣ復旧状況 溶接工場（大物ライン） 11/26 工場排水、洗浄後 現在 ロボット設置済み、ティーチング中 ３５ タイＧ‐ＴＴＣ復旧状況 ３６ 36 復旧計画 G-TTC復旧計画 Dec 1 2 Jan 3 4 1 2 Feb 3 4 1 2 Mar 3 4 1 2 Apr 3 4 1 2 3 インフラ復旧 インフラ 全部門 1/18時点 計画通り 12/7 電力供給開始(工業団地） 設備洗浄 設備復旧 全部門 設備洗浄 プレス工場 設備復旧 ・大型トランスファープレス機２台修理 ・ブランキングライン１ライン修理 ・タンデムプレス機１台修理 ・小型プレスライン１ライン修理 溶接工場 主要プレスマシン復旧 プレス工場全体復旧 設備復旧 ・溶接ロボット７３台新規 ・定置スポット５０台新規 溶接工場全体復旧 金型工場 設備復旧 ・大型工作機械５台修理 ・小型工作機械２台新規 ・トライ用プレス機４台修理 1台目復旧 生産管理システム 全部門 生産管理システム復旧 生産 全部門 2/1～ 輸出用部品生産開始 3/1～ 完成車用部品生産開始 残り4台復旧完 4 通期業績予想について 2012年3月期の通期業績予想については、 タイの洪水被害による損失も合せ、 現在精査中であります。 ３７ ３８ 本日のまとめ 本日のまとめ 本日のまとめ ３９ １．メキシコに合弁会社を設立し、主要得意先のメキシコ展開に対応 １．メキシコに合弁会社を設立し、主要得意先のメキシコ展開に対応 ２．インドネシアに子会社を設立し、 ２．インドネシアに子会社を設立し、 当社初の精密部品の海外生産を開始 当社初の精密部品の海外生産を開始 車体骨格部品の受注拡大への対応及び相互補完体制の構築 車体骨格部品の受注拡大への対応及び相互補完体制の構築 ３．インド事業を再編、 ３．インド事業を再編、 現地におけるコスト競争力強化と受注拡大を図る 現地におけるコスト競争力強化と受注拡大を図る ４．タイは大災害から迅速に復旧し、生産再開（２月）の見通し ４．タイは大災害から迅速に復旧し、生産再開（２月）の見通し 会社説明会 【注意事項】 この資料に記載されている当社の将来に関する情報については、現 時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した計画また は見通しであり、リスクや不確実性を含んでいます。 実際は、さまざまな重要な要素により、これら計画または見通しと異な る結果となりうることをご承知おきください。 この資料およびこの資料に基づき公表された情報は、当社の事前の 承諾なしに第三者に対してこれを伝達もしくは開示すること、複製もし くは配布することや公表することはできません。 以上 ご清聴ありがとうございました。 ４０
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