烏帽子山 妙光寺 妙光寺の開創は室町時代足利義教 の時代である。永享元年(一四二九 年)理性院日信上人が山陰の地に法 華経を布教するために、信徒十名と 共に現在の大田市訪れる。 その時、鳴滝の烏帽子山の山中の 岩影で宗祖日蓮大聖人のお姿を拝見 し此の地を布教の拠点と定め庵室を 結 び 、 烏 帽 子 山 妙 光 寺 と 名 付 け る。 十六世智徳院日逮上人の代に大本山 本国寺貫首霊山院日桓上人より住職 の院号を許され以来歴代住職院号を 称する。十世日香上人の時、檀信徒 が増えるにつれ何かと不便な鳴滝の 山中より現在の地に移転する。 現在の本堂・庫裡は二十七世日健 上人の時にその基礎を築かれた。近 年、本堂・鬼子母神堂は平成七年か ら九年にかけて修復され、客殿は新 築されたものです。これらの事業を 立教開宗七五〇年慶讃事業とし行わ れ、平成九年十一月十六日落慶法要 が行われ現在にいたる。 〒 六 九 四 ‐〇 〇 六 四 住所 大田市大田町大田ロ九一八 住職 工藤鳳照 電話 〇八五四 八 -二 一 - 四三六
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