❶電線・ケーブルの許容電流表 1. 600V IV がいし引配線(内線規程抜粋) 基底温度 30℃ 常時許容温度 60℃ (単位A) 導 体 (銅) 形 状 許容電流 0.9 7/0.4 (17) 1.25 7/0.45 (19) 27 2 7/0.6 27 2.0 35 3.5 7/0.8 37 2.6 48 5.5 7/1.0 49 3.2 62 8 7/1.2 61 4.0 81 14 7/1.6 88 5.0 107 22 7/2.0 115 38 7/2.6 162 60 19/2.0 217 100 19/2.6 298 150 37/2.3 395 200 37/2.6 469 250 61/2.3 556 325 61/2.6 650 400 61/2.9 745 500 61/3.2 842 許容電流 1.0 (16) 1.2 (19) 1.6 単 線 導 体 (銅) 素線数/直径 (本/mm) 直 径 (mm) 公称断面積 (mm2) 形 状 より線 〔注1〕直 径1.2mm以下および断面積1.25mm2以下の電線は、一般的には配線に使用する電線として認められていない。したがって( )内の数値は、 参考に示したものである。 2. 600V VVおよび600V IV(電線管などの配線)(内線規程抜粋) V Vケーブル配線、金属管配線、合成樹脂管配線、金属製可とう電線管配線、金属線ぴ配線、合成樹脂線ぴ配線、金属ダクト配線、フロア ダクト配線およびセルラダクト配線などに適用する。この場合において金属ダクト配線、フロアダクト配線およびセルラダクト配線につい ては電線数「3以下」を適用する。 導 体 基底温度 30℃ 常時許容温度 60℃ (単位A) 許 容 電 流 単 線 1.2 1.6 またはダクト内に収める場合の電線数 3以下 4 5∼6 (13) (13) (12) (10) 19 形 状 形 状 直径 VVケーブル (mm) 3心以下 導 体 IV電線を同一の管、線ぴ 19 17 15 7 ∼ 15 (9) 13 16 ∼ 40 41 ∼ 60 61以上 (8) 12 (7) 11 (6) 9 許 容 電 流 公称断面積 VVケーブル (mm2) 3心以下 IV電線を同一の管、線ぴ またはダクト内に収める場合の電線数 5∼6 7 ∼ 15 5.5 34 3以下 34 31 27 24 21 19 16 8 42 42 38 34 30 26 24 21 4 16 ∼ 40 41 ∼ 60 61以上 24 24 22 19 17 15 14 12 14 61 61 55 49 43 38 34 30 33 33 30 27 23 21 19 17 22 80 80 72 64 56 49 45 39 3.2 43 43 38 34 30 27 24 21 よ り 線 2.0 2.6 38 113 113 102 90 79 70 63 55 60 150 152 136 121 106 93 85 74 100 202 208 187 167 146 128 116 101 150 269 276 249 221 193 170 154 134 200 318 328 295 262 230 202 183 159 250 367 389 350 311 272 239 217 189 325 435 455 409 364 318 280 254 221 400 ― 521 469 417 365 320 291 253 500 ― 589 530 471 412 362 328 286 〔注1〕こ の表において、中性線、接地線および制御回路用の電線は、同一管、線ぴまたはダクト内に収める電線数に算入しない。すなわち、単相3 線式2回路を同一管に収めると電線数は6本となるが、中性線が2本あるので、電線数4本の場合の許容電流を適用する。 〔注2〕VVケーブルを屈曲がはなはだしくなく2m以下の金属管などに収める場合もVVケーブル3心以下の欄を適用する。 〔注3〕合成樹脂管をがいし引き工事におけるがい管として使用する場合は、この表を適用しない。 〔注4〕VVケーブルは円形圧縮より線、IV電線は円形より線で算出してある。 〔注5〕直径1.2mmの電線は、一般的には配線に使用する電線として認められていない。したがって( )内の数値は、参考に示したものである。 292 3.HIVおよびEM IE/F が いし引き配線、金属管配線、合成樹脂管配線、金属製可とう電線管配線、金属線ぴ配線、合成樹脂線ぴ配線、金属ダクト配線、フロア ダクト配線およびセルラダクト配線などに適用する。この場合において金属ダクト配線、フロアダクト配線およびセルラダクト配線につい ては電線数「3以下」を適用する。 基底温度 30℃ 常時許容温度 75℃ (単位A) 導 体(銅) 形 状 公称断面積 (mm2) 許 容 電 流 素線数/直径 (本/mm) HIVおよびEM IE/F電線を同一の管、線ぴ がいし 引き配線 またはダクト内に収める場合の電線数 3以下 4 7 ∼ 15 16 ∼ 40 41 ∼ 60 ― 1/1.0 (19) (13) (12) (10) 5∼6 (9) (8) (7) 61以上 (6) ― 1/1.2 (23) (16) (14) (13) (11) (10) (9) (8) 単 線 ― 1/1.6 33 23 20 18 16 14 13 11 ― 1/2.0 42 29 26 23 20 18 16 14 ― 1/2.6 58 40 36 32 28 25 22 19 ― 1/3.2 75 52 47 42 36 32 29 25 ― 1/4.0 99 69 62 55 48 42 38 33 ― 1/5.0 130 91 82 73 63 56 50 44 0.9 7/0.4 (20) (14) (12) (11) (10) (8) (8) (7) 1.25 7/0.45 (23) (16) (14) (13) (11) (10) (9) (8) 2 7/0.6 33 23 20 18 16 14 13 11 3.5 7/0.8 45 31 28 25 22 19 17 15 5.5 7/1.0 59 41 37 33 29 25 23 20 8 7/1.2 74 52 46 41 36 32 29 25 よ り 線 14 7/1.6 107 75 67 60 52 46 41 36 22 7/2.0 140 98 88 78 68 60 54 47 38 7/2.6 197 138 124 110 96 84 77 67 60 19/2.0 264 185 166 148 129 113 103 89 100 19/2.6 363 254 228 203 178 156 141 123 150 37/2.3 482 337 303 270 236 207 188 164 200 37/2.6 572 400 360 320 280 246 223 194 250 61/2.3 678 474 427 379 332 291 264 230 325 61/2.6 793 555 499 444 388 341 309 269 400 61/2.9 909 636 572 509 445 391 354 309 500 61/3.2 1027 719 647 575 503 441 400 349 〔注1〕こ の表において、中性線、接地線および制御回路用の電線は、同一管、線ぴまたはダクト内に収める電線数に算入しない。すなわち、単相3 線式2回路を同一管に収めると電線数は6本となるが、中性線が2本あるので、電線数4本の場合の許容電流を適用する。 〔注2〕HIV電線およびEM IE/F電線は円形より線で算出してある。 〔注3〕直 径1.2mm以下および断面積1.25mm2以下の電線は、一般的には配線に使用する電線として認められていない。したがって( )内の数値は、 参考に示したものである。 4. DV、OW、OE、OC(内線規程抜粋) 直径または公称断面積 もしくは素線数 (mmまたはmm2) 許 容 電 流 DV(基底温度30℃) 屋外用絶縁電線(基底温度40℃) OE OC 2.0mm 28 25 ― ― ― 2.6mm 38 34 35 ― ― 3.2mm 50 44 45 ― ― 4.0mm ― ― 57 ― ― 5.0mm ― ― 73 110 140 14 7/1.6 70 62 60 ― ― 22 7/2.0 92 80 78 120 150 38 7/2.6 130 113 100 165 210 60 19/2.0 174 152 130 220 280 100 19/2.6 238 209 175 300 390 150 19/3.2 ― ― ― ― 500 許 容 電 流 公称断面積 もしくは素線数 (mm2) 屋外用絶縁電線(基底温度40℃) より線 よ り 線 OW (単位A) 導 体 よ り 線 銅 3個より ACSR(鋼心アルミ) アルミ 単 線 2個より 導体の種類 導体の種類 導 体 OW OE OC 12 6/SB ― ― ― 19 6/SB ― ― ― 25 6/SB 64 95 125 32 6/SB 73 115 145 58 6/SB 99 160 205 95 6/SB 125 210 275 120 6/SB 135 240 305 200 19/SB ― ― 455 293 5. コードおよびけい光燈電線(内線規程抜粋) 基底温度 30℃ (単位A) 絶縁物の種類(常時許容温度) 公称断面積 (mm2) 素線数/直径 (本/mm) ビニル混合物 (耐熱性を有するものに限る) ビニル混合物 スチレンブタジ (耐熱性を有するものを除く) エンゴム混合物 天然ゴム混合物 クロロプレンゴム混合物 (60℃) エチレンプロピレン ゴム混合物 (75℃) (80℃) けい素ゴム混合物 クロロスルホン化 ポリエチレンゴム混合物 (90℃) 許 容 電 流 0.75 30/0.18 7 8 9 10 1.25 50/0.18 12 14 15 17 2.0 37/0.26 17 20 22 24 3.5 45/0.32 23 28 29 32 5.5 70/0.32 35 42 45 49 〔注1〕けい素ゴム混合物の最高許容温度は180℃であるが、コードなどの使用条件を考慮して最高許容温度を90℃とした。 〔注2〕この表は、コードを通常の状態で使用する場合のものであって、コードリールなどに使用する場合には、適用できない。 〔注3〕電気用品安全法の適用を受ける電気機械器具内の電線およびこれに付属する電線には、本表を適用しない。 6. キャブタイヤケーブル(内線規程抜粋) 基底温度 導体公称断面積 (mm2) VCT、RNCT(常時許容温度60℃) 単 心 2 心 3 心 0.75 14 12 10 9 1.25 19 16 14 2 25 22 3.5 37 5.5 4心および5心 導体公称断面積 (mm2) 30℃ (単位A) PNCT、BNCT(常時許容温度80℃) 単 心 2 心 3 心 4心および5心 0.75 18 15 13 11 13 1.25 24 20 18 16 19 17 2 32 28 24 22 32 28 25 3.5 47 41 36 32 49 41 36 32 5.5 63 53 46 41 8 62 51 44 39 8 80 65 56 50 14 88 71 62 55 14 113 91 80 71 22 115 95 83 74 22 148 122 107 95 38 165 130 110 100 38 213 167 142 129 60 225 170 150 135 60 290 219 193 174 100 315 ― ― ― 100 406 ― ― ― 〔注1〕この表は、キャブタイヤケーブルの一条を通常の配線として用いる場合のもので、ドラム巻きなどで使用する場合は適用できない。 〔注2〕こ の表において、中性線、接地線および制御回路用の電線は、心線数に数えない。例えば、単相3線式に使用する3心キャブタイヤケーブルは、 うち1心が中性線であるので、2心に対する許容電流を適用する。三相3線式電動機に接続する4心のキャブタイヤケーブルのうち1心を接地線 として使用する場合は、3心に対する許容電流を適用する。 294 7. 6 00V架橋ポリエチレンケーブル CV、CVD、CVT、CVMAZV、CE/F、CED/F、CET/F、CEQ/F、CEMAZE/F (4心およびCVQ、CEQ/Fの許容電流:3相負荷用として使用する場合は3心およびCVT、CET/Fと同じ値とする。 ) (JCS 0168抜粋) 7-1 気中暗渠布設(日射の影響なし) 基底温度 40℃ 常時許容温度 90℃ (単位A) 布設条件 公称断面積(mm2) 2 3.5 5.5 8 14 22 38 60 100 150 200 250 325 400 500 600 800 1000 備考 CV、CE/F 単心 3条、平積(S=2d) 3条、俵積 31 44 58 72 100 130 190 255 355 455 545 620 725 815 920 1005 1285 1470 27 38 50 63 87 115 160 210 290 380 470 540 640 730 840 930 1170 1325 3心 1条 28 39 52 65 91 120 170 225 310 400 485 560 660 ― ― ― ― ― 23 33 44 54 76 100 140 190 260 340 410 470 555 ― ― ― ― ― CVD、CED/F CVT、CET/F 1条 1条 ― ― ― 66 91 120 165 225 310 400 490 565 670 765 880 975 ― ― ― ― ― 62 86 110 155 210 290 380 465 535 635 725 835 925 ― ― CVMAZV、CEMAZE/F 2心 3心 1条 1条 23 32 43 53 73 97 135 180 250 325 390 445 525 ― ― ― ― ― 19 27 36 44 61 81 110 150 210 270 330 375 445 ― ― ― ― ― 1. 基底温度が40℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて許容電流値を補正する。 20 1.18 基底温度(℃) 電流補正係数 2心 1条 25 1.14 30 1.10 35 1.05 45 0.95 50 0.89 2. ケーブルの布設条数が異なる場合は、付表1(P.303)に示す多条布設の場合の低減率より、許容電流値を補正する。 3. 布設条件は次のとおり。 単心ケーブル (平積) 〔3条〕 S S d S=2d 7-2 気中暗渠電線管内布設(日射の影響なし) 基底温度 40℃ 常時許容温度 90℃ (単位A) 布設条件 公称断面積 (mm2) 2 3.5 5.5 8 14 22 38 60 100 150 200 250 325 400 500 備考 電線管サイズ (mm) 25 25 25 31 31 39 51 51 63 75 82 92 104 ― ― CV、CE/F 2心 1条 許容電流 23 31 41 51 70 93 135 175 245 320 390 455 540 ― ― 電線管サイズ (mm) 25 25 31 31 31 39 51 63 75 75 92 92 104 ― ― CVD、CED/F 3心 1条 許容電流 19 26 35 43 59 77 110 150 210 265 335 380 450 ― ― 電線管サイズ (mm) ― ― ― 25 25 31 31 39 51 63 63 75 75 82 92 CVT、CET/F 1条 許容電流 ― ― ― 51 69 92 125 165 230 310 370 435 505 580 675 電線管サイズ (mm) 1条 許容電流 ― ― ― 31 31 39 39 51 63 63 75 82 92 92 104 ― ― ― 46 63 82 110 150 215 275 340 395 475 535 615 1. 基底温度が40℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて許容電流値を補正する。 基底温度(℃) 電流補正係数 20 1.18 25 1.14 30 1.10 35 1.05 45 0.95 50 0.89 2. 電線管内に1条布設した場合で計算している。 な お、電線管サイズの選定は、占積率40%以下となる最小内径(上表参照)の電線管としているが、ケーブル外径の1.5倍以上の電線管 を使用した場合でも上表の値を採用してもよい。 3. 電線管内に多条布設する場合は、付表2(P.303)に示す電流減少係数を乗じて求める。 295 7-3 埋設管路布設 基底温度 常時許容温度 土壌の固有熱抵抗 損失率 布設条件 公称断面積 (mm2) 6孔 2孔 2孔 2孔 2孔 2孔 2孔 2孔 2孔 6条 1条 2条 1条 2条 1条 2条 1条 2条 ― ― 28 27 24 22 ― ― ― ― ― ― 40 38 33 31 ― ― ― ― 5.5 ― ― 52 49 43 41 ― ― ― ― 8 ― ― 64 60 53 50 66 62 60 55 14 ― ― 88 83 74 69 90 84 81 75 22 ― ― 115 105 97 90 115 110 105 97 38 ― ― 160 145 130 120 160 150 145 130 60 100 ― ― 210 190 170 160 210 195 185 170 310 270 280 255 230 210 285 260 250 225 150 390 340 355 325 295 270 360 330 320 285 200 460 395 420 380 350 315 430 390 380 340 250 520 445 475 430 395 355 490 440 430 380 325 600 510 550 495 455 410 570 505 500 440 400 670 570 ― ― ― ― 635 565 560 490 500 750 635 ― ― ― ― 715 635 645 565 610 600 820 695 ― ― ― ― 800 710 700 800 980 825 ― ― ― ― ― ― ― ― 1000 1095 915 ― ― ― ― ― ― ― ― 1. 基底温度が25℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて許容電流値を補正する。 基底温度(℃) 電流補正係数 20 30 35 40 45 50 1.04 0.96 0.92 0.88 0.83 0.78 2. 布設条件は次のとおり。 S d S 4孔3条 GL GL S d 2孔1条 2孔2条 ケーブル外径 (mm) 6孔6条 7-4 直埋布設 基底温度 常時許容温度 土壌の固有熱抵抗 損失率 布設条件 公称断面積 (mm2) 備考 1条 3心 4条 1条 4条 27 22 23 18 3.5 38 30 32 25 5.5 49 39 41 32 8 61 48 51 39 14 84 65 70 54 22 110 84 92 70 38 150 115 125 95 60 200 150 165 120 100 270 205 220 165 150 340 250 285 205 200 405 295 340 245 250 460 330 380 275 325 530 380 445 315 2 d(mm) S(mm) 75以下 100 200 75.1以上 150 250 25℃ 90℃ 100℃・cm/W 1.0 (単位A) CVMAZV、CEMAZE/F 2心 1400mm d S S 1. 基 底温度が25℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗 じて許容電流値を補正する。 基底温度(℃) 電流補正係数 20 30 35 40 45 50 1.04 0.96 0.92 0.88 0.83 0.78 2. 布設条件は次のとおり。 GL S d 1400mm d S 1400mm S 2心および3心ケーブル CVD、 CED/F CVT、 CET/F GL 1400mm 1400mm 単心ケーブル (1孔1条) GL 296 CVT、CET/F 3条 3.5 CVD、CED/F 3心 4孔 2 備考 CV、CE/F 2心 単心 25℃ 90℃ 100℃・cm/W 1.0 (単位A) S=d 8. 3 300V、6600V架橋ポリエチレンケーブル CV、CVT、CVMAZV、CE/F、CET/F、CEMAZE/F (JCS 0168抜粋) 基底温度 40℃ 常時許容温度 90℃ (単位A) 8-1 気中暗渠布設(日射の影響なし) 品 種 CV、CE/F 単心 布設条件 平 積 回線数 1 品 種 俵積 回線数 1 S 2 CV、CE/F 3心 2 ― d 2d 1 CVT、CET/F 2 ― d 2d 1 ― CVMAZV、CEMAZE/F 3心 1 2 ― d 2d 61 51 57 ― ― ― 52 44 49 66 78 49 74 69 14 83 70 78 94 80 89 70 59 66 14 88 105 66 99 94 22 105 89 99 120 100 110 92 78 87 22 115 140 87 130 120 38 145 120 135 170 140 160 125 105 115 38 160 195 120 180 170 60 215 260 160 240 225 100 295 355 220 330 310 150 380 455 285 425 405 200 450 540 335 505 485 250 515 615 385 580 560 325 600 720 450 675 660 400 680 810 510 765 2 (mm ) 500 780 930 585 600 875 1040 800 1075 1000 1225 公 称 断 面 積 備考 d 2d d 2d 60 195 165 185 225 190 210 165 140 155 100 265 225 250 310 260 290 225 190 210 150 345 290 325 405 340 380 285 240 270 200 410 345 385 485 410 460 345 290 325 250 470 395 445 560 475 530 395 335 375 325 550 465 520 660 560 625 460 390 435 2 (mm ) 400 ― ― ― 750 635 710 ― ― ― 750 500 ― ― ― 855 725 810 ― ― ― 880 855 600 ― ― ― 950 805 900 ― ― ― 655 985 950 1280 805 1205 1170 1460 915 1375 1320 1. 基底温度が40℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて許容電流値を補正する。 基底温度(℃) 電流補正係数 公 称 断 面 積 8 8 S 20 25 30 35 45 50 1.18 1.14 1.10 1.05 0.95 0.89 2. ケーブルの布設条数が異なる場合は、付表1(P.303)に示す多条布設の場合の低減率より、許容電流値を補正する。 3. 布設条件は次のとおり。 単心 (平積) 〔1、2回線〕 S S S 単心 (俵積) 1 1 1 1 2 2 2 1 d 1 1 d 2 d S=d, 2d 注) CVT、 CET/Fのdは包絡円形 (仕上外径) とする。 S=d、2d 3心、CVT、 CET/F 〔1、2回線〕 S 8-2 気中暗渠電線管内布設(日射の影響なし) 基底温度 40℃ 常時許容温度 90℃ (単位A) 品 種 CV、CE/F 3心 布設条件 電線管サイズ CVT、CET/F 許容電流 電線管サイズ 許容電流 ― 公 称 断 面 積 8 63mm 52 ― 14 63mm 69 63mm 22 63mm 89 63mm 95 38 75mm 120 63mm 130 74 60 82mm 160 75mm 175 100 82mm 220 75mm 235 150 92mm 285 82mm 305 200 104mm 340 92mm 370 250 5B 400 104mm 430 325 5B 465 104mm 500 2 (mm ) 400 ― ― 6B 600 500 ― ― 6B 675 600 ― ― 6B 745 備考 1. 基 底温度が40℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて許容 電流値を補正する。 基底温度(℃) 電流補正係数 20 25 30 35 45 50 1.18 1.14 1.10 1.05 0.95 0.89 2. 電線管内に1条布設した場合で計算している。 な お、 電線管サイズの選定は、 占積率40%以下となる最小内径 (上 表参照)の電線管としている。 3. 電 線管サイズの5Bおよび6Bは、JIS G 3452(配管用炭素鋼鋼管) による。 4. 電 線管内に多条布設する場合は、付表2(P.303)に示す電流減少係 数を乗じて求める。 297 8-3 埋設管路布設 基底温度 常時許容温度 土壌の固有熱抵抗 損失率 品 種 CV、CE/F 単心 布設条件 1孔1条 回線数 8 1 2 1 2 1 2 1 2 76 68 65 61 58 55 ― ― 100 90 89 82 79 73 88 81 130 115 110 100 100 94 110 100 38 180 160 155 140 135 125 155 140 60 235 205 200 180 175 160 200 180 100 310 270 270 240 235 215 270 240 150 390 335 340 305 295 270 340 305 200 455 395 400 360 350 315 400 360 250 515 440 450 405 395 355 450 405 325 595 510 530 475 465 420 530 475 400 665 565 590 530 ― ― 590 530 500 745 635 665 590 ― ― 665 590 600 820 695 735 655 ― ― 735 655 800 975 820 910 795 ― ― ― ― 1000 1090 910 1005 875 ― ― ― ― 公 称 断 面 積 14 2 1. 基底温度が25℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて許容電流値を補正する。 基底温度(℃) 電流補正係数 CVT、CET/F 22 (mm ) 備考 CV、CE/F 3心 1孔3条 25℃ 90℃ 100℃・cm/W 1.0 (単位A) 20 30 35 40 45 50 1.04 0.96 0.92 0.88 0.83 0.78 2. 布設条件は次のとおり。 単心ケーブル (1孔3条) CV、 CE/F3心 CVT、 CET/F S d1 S S 〔1回線〕 〔2回線〕 GL 1400mm d1 GL 1400mm GL 1400mm S 〔2回線〕 S d2 GL 1400mm 単心ケーブル (1孔1条) 〔1回線〕 S d2 S d1(mm) S(mm) d2(mm) S(mm) 75以下 100 200 80以下 200 300 75.1以上 150 250 80.1 ∼ 100 250 350 100.1以上 300 400 ケーブル外径(mm) ケーブル外径(mm) 注)1孔3条の場合のケーブル外径は包絡円径とする。 品 種 公 称 断 面 積 (mm ) 298 25℃ 90℃ 100℃・cm/W 1.0 (単位A) CVMAZV、CEMAZE/F 3心 1 2 回線数 2 基底温度 常時許容温度 土壌の固有熱抵抗 損失率 備考 1. 基 底温度が25℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて許容電流値 を補正する。 8 57 53 基底温度(℃) 14 78 71 電流補正係数 22 100 91 38 135 120 60 175 155 100 235 210 150 295 265 200 345 310 250 390 345 325 445 395 20 30 35 40 45 50 1.04 0.96 0.92 0.88 0.83 0.78 2. 布設条件は次のとおり。 〔1、 2回線〕 GL S d 1 2 1400mm 8-4 直埋布設 S=2d 9. 600V EM-FT-8-C (4心およびEM-FT-8-C-Qの許容電流:3相負荷用として使用する場合は3心およびEM-FT-8-C-Tと同じ値とする。 ) (JCS 0168抜粋) 9-1 気中暗渠布設(日射の影響なし) 基底温度 40℃ 常時許容温度 75℃ (単位A) 直径または 公称断面積 布設条件 1.0mm 1.2 1.6 2.0 2.6 2 2mm 3.5 5.5 8 14 22 38 60 100 150 200 250 325 400 500 600 800 1000 備考 ― ― ― ― ― 27 37 49 62 86 115 160 215 300 390 465 530 620 695 780 855 1100 1255 3心 1条 14 17 24 31 43 24 33 44 56 77 100 145 195 265 345 415 475 565 ― ― ― ― ― 電流補正係数 20 25 30 35 45 50 1.25 1.20 1.13 1.07 0.93 0.85 EM-FT-8-C-D EM-FT-8-C-T 1条 1条 11 14 20 26 36 20 28 37 47 65 87 120 160 220 290 350 405 475 ― ― ― ― ― 1. 基 底温度が40℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて 許容電流値を補正する。 基底温度(℃) EM-FT-8-C 2心 1条 単心 3条、S=2d ― ― ― ― ― ― ― ― ― 78 100 145 190 265 340 420 485 575 ― ― ― ― ― 3. 布設条件は次のとおり。 単心ケーブル (平積) 〔3条〕 S S d 2. ケ ーブルの布設条数が異なる場合は、付表1(P.303)に示す多 条布設の場合の低減率より、許容電流値を補正する。 9-2 気中暗渠電線管内布設(日射の影響なし) 直径または 公称断面積 1.0mm 1.2 1.6 2.0 2.6 2 2mm 3.5 5.5 8 14 22 38 60 100 150 200 250 325 備考 EM-FT-8-C 許容電流 電線管サイズ 11 14 19 25 34 19 27 35 44 60 80 115 150 210 275 335 385 460 19mm 19mm 25mm 25mm 25mm 25mm 25mm 31mm 31mm 31mm 39mm 51mm 63mm 75mm 75mm 92mm 92mm 104mm 19mm 19mm 19mm 25mm 25mm 25mm 25mm 25mm 31mm 31mm 39mm 51mm 51mm 63mm 75mm 82mm 92mm 104mm 3心 1条 1. 基 底温度が40℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じ て許容電流値を補正する。 基底温度(℃) 電線管サイズ 2心 1条 電流補正係数 S=2d 基底温度 40℃ 常時許容温度 75℃ (単位A) 布設条件 ― ― ― ― ― ― ― ― ― 73 97 135 180 245 325 395 460 545 ― ― ― ― ― 20 25 30 35 45 50 1.25 1.20 1.13 1.07 0.93 0.85 EM-FT-8-C-D 許容電流 9 11 16 21 29 16 22 30 37 50 66 96 130 180 230 285 325 385 電線管サイズ ― ― ― ― ― ― ― ― ― 25mm 31mm 31mm 39mm 51mm 63mm 63mm 75mm 75mm 1条 許容電流 ― ― ― ― ― ― ― ― ― 59 79 105 140 200 265 315 370 430 EM-FT-8-C-T 電線管サイズ ― ― ― ― ― ― ― ― ― 31mm 39mm 39mm 51mm 63mm 63mm 75mm 82mm 92mm 1条 許容電流 ― ― ― ― ― ― ― ― ― 54 71 96 130 185 235 290 340 405 2. 電 線管内に1条布設した場合で計算している。 な お、電線管サイズの選定は、占積率40%以下となる最 小内径(上表参照)の電線管としているが、ケーブル外径 の1.5倍以上の電線管を使用した場合でも上表の値を採用 してもよい。 299 10. 6600V EM-FT-8-C (JCS 0168抜粋) 10-1 気中暗渠布設(日射の影響なし) 基底温度 40℃ 常時許容温度 90℃ (単位A) EM-FT-8-C 布設条件 EM-FT-8-C-T 単心 公称断面積(mm ) 3条、S=2d 1条 22 ― 120 38 ― 170 60 ― 225 100 ― 310 150 455 405 200 540 485 250 615 560 325 720 660 400 810 ― 500 930 ― 600 1040 ― 800 1280 ― 1000 1460 ― 2 備考 1.基底温度が40℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて許容電流値を補正する。 基底温度(℃) 電流補正係数 20 25 30 35 45 50 1.18 1.14 1.10 1.05 0.95 0.89 2.ケーブルの布設条数が異なる場合は、付表1(P.303)に示す多条布設の場合の低減率より、 許容電流値を補正する。 3. 布設条件は次のとおり。 単心ケーブル (平積) 〔3条〕 S S d S=2d 10-2 気中暗渠電線管内布設(日射の影響なし) 基底温度 40℃ 常時許容温度 90℃ (単位A) EM-FT-8-C 3心 1条 布設条件 EM-FT-8-C-T 1条 公称断面積(mm2) 電線管サイズ 許容電流 22 ― ― 63mm 95 38 ― ― 63mm 130 60 ― ― 75mm 175 100 ― ― 75mm 235 備考 電線管サイズ 許容電流 150 92mm 285 82mm 305 200 104mm 340 92mm 370 250 5B 400 104mm 430 325 5B 465 104mm 500 1. 基底温度が40℃以外の場合は、下表の電流補正係数を乗じて許容電流値を補正する。 基底温度(℃) 電流補正係数 20 25 30 35 45 50 1.18 1.14 1.10 1.05 0.95 0.89 2. 電線管内に1条布設した場合で計算している。 な お、電線管サイズの選定は、占積率40%以下となる最小内径(上表参照)の電線管と しているが、ケーブル外径の1.5倍以上の電線管を使用した場合でも上表の値を採用し てもよい。 3. 電線管サイズの5Bは、JIS G 3452(配管用炭素鋼鋼管)による。 4. 電線管内に多条布設する場合は、付表2(P.303)に示す電流減少係数を乗じて求める。 300 11. VVF、VVR (JCS 0168抜粋) 常時許容温度 60℃ (単位A) 布設条件 気中暗渠布設 気中暗渠電線管布設 直埋布設 基底温度 40℃ 40℃ 25℃ 直径または 公称断面積 2心 1条 許容電流 3心 1条 2心 1条 許容電流 電線管 サイズ (mm) 3心 1条 許容電流 1.0mm 10 8 1.2 12 11 1.6 18 15 14 2.0 23 20 19 2.6 32 27 3.2 42 36 18 15 3.5 25 21 5.5 33 28 27 8 42 36 34 14 59 50 22 78 66 39 61 38 110 93 51 88 60 145 120 100 200 165 150 255 220 75 200 310 260 82 250 250 355 300 92 295 325 420 355 104 345 2mm 2 電線管 サイズ (mm) 8 19 25 26 31 34 31 15 25 25 20 31 31 46 63 39 51 25℃ 2心 1条 3心 1条 2心 2孔1条 2孔2条 2孔1条 3心 2孔2条 許容電流 許容電流 許容電流 許容電流 許容電流 許容電流 7 17 14 12 12 10 10 8 20 17 15 15 13 12 12 28 24 21 20 18 17 16 37 31 28 26 23 22 22 50 42 38 36 32 30 28 63 53 49 46 41 39 12 28 24 21 20 18 17 17 40 33 30 28 25 24 23 51 43 39 37 33 31 28 63 53 49 46 41 38 39 85 72 67 63 56 53 53 110 92 88 82 73 69 73 150 125 120 110 100 94 19 10 25 許容電流 管路布設 115 63 99 195 160 155 145 130 120 160 75 135 260 215 210 195 175 160 205 82 175 325 270 265 245 220 205 215 375 315 315 290 265 240 245 425 350 355 325 295 270 290 485 400 410 370 340 310 92 104 12. EM 600V EEF/F (JCS 0168抜粋) 基底温度 40℃ 常時許容温度 75℃ (単位A) 布設条件 直 径 (mm) 気中暗渠布設 1条 2 心 気中暗渠電線管布設 1条 3 心 許容電流 2 心 許容電流 1.0 14 12 1.2 17 14 3 心 電線管サイズ (mm) 許容電流 19 14 11 1.6 24 20 19 2.0 31 26 25 2.6 44 37 3.2 56 47 電線管サイズ (mm) 25 許容電流 9 19 11 16 25 21 31 37 35 29 44 13. CVV、CVV-S 基底温度 40℃ 常時許容温度 60℃ (単位A) 布設条件 線心数 気中暗渠布設 1条 公称断面積(mm2) 1.25 2 3.5 5.5 8 14 22 38 2 12 18 25 33 42 59 78 110 3 11 15 21 28 36 50 66 93 4 9 13 19 25 32 45 60 82 5 8 12 17 22 ― ― ― ― 6 8 11 16 ― ― ― ― ― 7 7 10 15 ― ― ― ― ― 8 7 10 14 ― ― ― ― ― 10 6 9 12 ― ― ― ― ― 12 6 8 12 ― ― ― ― ― 15 5 8 11 ― ― ― ― ― 20 5 7 10 ― ― ― ― ― 30 4 6 8 ― ― ― ― ― 301 14. EM CEE/F、EM CEE/F-S 基底温度 40℃ 常時許容温度 75℃ (単位A) 布設条件 線心数 気中暗渠布設 1条 公称断面積(mm2) 1.25 2 3.5 5.5 8 14 22 38 2 15 23 33 43 55 77 102 145 3 14 19 27 36 47 66 87 122 4 11 17 25 33 42 59 79 108 5 10 15 22 29 ― ― ― ― 6 10 14 21 ― ― ― ― ― 7 9 13 19 ― ― ― ― ― 8 9 13 18 ― ― ― ― ― 10 7 11 15 ― ― ― ― ― 12 7 10 15 ― ― ― ― ― 15 6 10 14 ― ― ― ― ― 20 6 9 13 ― ― ― ― ― 30 5 7 10 ― ― ― ― ― 15. 600V、6600V EM-LMFC 基底温度 布設条件 公称断面積 (mm2) 気中暗渠布設 1条 定格温度 (常時許容温度) 参考温度* 110℃ 105℃ 90℃ 0.75 22 22 19 1.25 29 28 24 2 41 39 35 3.5 56 54 48 5.5 75 72 63 8 93 90 79 14 134 129 113 22 175 169 148 30 212 204 179 38 247 238 209 50 290 279 245 60 331 319 280 80 392 378 332 100 455 438 384 125 525 506 444 150 604 581 510 200 717 690 605 250 850 818 718 325 994 957 839 *各温度を最高使用温度とした場合の許容電流 302 40℃ (単位A) 付表1 気中および暗渠多条布設の場合の低減率 気中および暗渠で布設条件が前項と異なる場合は、次表に示す低減率により許容電流値を補正する。 気中および暗渠多条布設の場合の低減率 1 2 3 6 7 ∼ 20 S=d 1.00 0.85 0.80 0.70 0.70 S=2d 1.00 0.95 0.95 0.90 0.80 S=3d 1.00 1.00 1.00 0.95 ― 中心間隔 段 列 d 列 列 1 段 S S 2 2 3 4 5 6 7 8 ∼ 20 S=d 0.70 0.60 0.60 0.56 0.53 0.51 0.50 S=2d 0.90 0.90 0.85 0.73 0.72 0.71 0.70 S=3d 0.95 0.95 0.90 ― ― ― ― 中心間隔 段 列 S 中心間隔 段 3 3 4 5 6 7 8 9 ∼ 10 11 ∼ 12 13 ∼ 15 16 ∼ 19 20 S=d 0.48 0.41 0.37 0.34 0.32 0.31 0.30 0.30 0.30 0.30 0.30 S=2d 0.80 0.80 0.68 0.66 0.65 0.65 0.64 0.63 0.62 0.61 0.60 S=3d 0.85 0.85 ― ― ― ― ― ― ― ― ― 〔使用例、計算例〕 1. 1条布設の許容電流値(初期値)から多条布設の許容電流値を求める場合 多条布設の許容電流値(I1)は、初期値に求める条件の低減率を乗じたものである。 ① 600V CV 3×100mm2 3条をS=dにて布設する場合 初期値:260A(1-1項 CV 3心 1条) 低減率:0.80(1段3列 S=d) よってI1= 260 ×0.80 = 208 → 205A 2. 多条布設の許容電流値(初期値)から条件の異なった多条布設の許容電流値を求める場合 条件の異なった許容電流値(I2)は、初期値を初期値の条件にあった低減率で除し、その値に求める条件の低減率を乗じたものである。 ① 600V CV 1×325mm2 3条を1段3列でS=dにて布設する場合 初期値:725A(1-1項 CV 単心 3条 S=2d)この場合の低減率:0.95(1段3列 S=2d) 求める低減率:0.80(1段3列 S=d) よってI2 =725A÷ 0.95×0.80 = 610 → 610A ② 600V CV 1×325mm2 6条を2段3列でS=2dにて布設する場合 初期値:725A(1-1項 CV 単心 3条 S=2d)この場合の低減率:0.95(1段3列 S=2d) 求める低減率:0.90(2段3列 S=2d) よってI2 = 725A÷0.95×0.90 = 686 → 685A 付表2 同一管内の多条布設の場合の電流減少係数 同一管内の電線数 0.70 4 0.63 5~6 0.56 7 ~ 15 0.49 16 ~ 40 0.43 41 ~ 60 0.39 61以上 電流減少係数 3以下 0.34 JEAC-8001(内線規程)による 303 付表3 屋内用絶縁電線の温度補正係数 600V HIV、600V EM IE/Fなどの許容電流は1項の表の値に下表に示す絶縁物および施設場所の区分に応じた許容電流補正係数を乗じた値とする。 60−θ ① R= 30θ 60− ① R= 絶縁物の 30θ 60− 許容電流 ①許容電流減少係数計算式 R= 60−θ 絶縁電線の種類および施設場所の区分 常時許容 30 補正係数 ① R= 温度(℃) 60− θ 30θ ① R= R= 75− 60− ② 30θ ① R= 75− 30 θ 60− 30 ② ① R= 60−θ 30θ 600V IV 60 1.00 75− ① R= ② R= 75− 30 30θ ② R= 75− 30θ 80− θ ② R= 75− θ ③ 30 600V HIV ② R= R= 75− 30 30 80− 600V IE 75 1.22 ② R= 75−θ ③ 30θ ② R= 80− θ 600V スチレンブタジエンゴム絶縁電線 30θ ③ R= 80− 30 ③ R= 80− 30θ 90− θ ③ θ ④ R= R= 80− 30 ③ R= 600V エチレンプロピレンゴム絶縁電線 80 1.29 30 80− 30θ 90− ③ R= ④ 80− 30θ ③ R= 90− θ ④ R= 90− 30θ 30 ④ R= 90− 30θ 600V IC 90 1.41 ④ R= 90− 180− 30θθ ④ R= R= 90− ⑤ θ 30 30 ④ R= 90− 180− 30θθ ⑤ ④ R= 30 θ 電線またはこれを収める金属管などに接触し、また 30 180− ⑤ R= 180−θ は接近する造営材が電線の温度上昇により有害な影 30 180 2.24 ⑤ R= 600Vけい素 180− 響を受けるおそれがなく、かつ、電線管などに人が 30 θ ⑤ R= 180− ゴム絶縁 触れるおそれがない場所 30 90− θθ ⑤ R= ガラス編組 ⑥ R= 180− 30 θ 30 ⑤ R= 90− θθ 180− 電線 30 ⑥ ⑤ R= 30 〔注1〕 30 90− θ 上記以外の場所 200 1.41 ⑥ R= 90−θ 30 ⑥ R= 90− 30θ ⑥ R= 90− θ 30200− ⑥ R= θ 電線またはこれを収める金属管などに接触し、また 90− ⑦ R= 0.9 30θ ⑥ R= は接近する造営材が電線の温度上昇により有害な影 90− θ30 θ 200− 30 ⑥ R= 0.9 90 2.15 ⑦ 響を受けるおそれがなく、かつ、電線管などに人が 30200− 30 θ 600Vふっ素 ⑦ R= 0.9 200−θ 触れるおそれがない場所 30 樹脂絶縁電線 ⑦ R= 0.9 200− 30 θ 〔注1〕 ⑦ R= 0.9 200− θ 30 ⑦ R= 0.9 90− θθ 200− 30 上記以外の場所 90 1.27 0.9 ⑧ ⑦ R= R= 0.9 30 200− 30 90− θθ ⑦ 0.9 ⑧ R= R= 0.9 30 30 90− θ ⑧ R= 0.9 90−θ 30 0.9 ⑧ R= R:許容電流減少係数 90− 30θ ⑧ R= 0.9 90− 30θ θ:基底温度 ⑧ R= 0.9 90− 30θ 0.9 ⑧ R= 〔計算例〕 導体が銅の直径2.0mmの600V HIVをがいし引き工事により施設する場合の許容電流を求める。 90− 30θ ⑧ R= 0.9 30 5項の表よりIV2.0mmの許容電流は35A、上表より600V HIVの許容電流補正係数は1.22、従って 35A×1.22=42.7≒42A 〔注1〕6 00Vけい素ゴム絶縁ガラス編組電線、600Vふっ素樹脂絶縁電線を使用して施設する場合は、電線の絶縁物の常時許容温度が高 いので、導体の温度上昇により接続する開閉器など配線器具およびコネクタに支障を与えないように十分配慮すること。 304 付表4 基底温度による電流補正係数 常時許容温度(℃) 60 75 80 90 基準基底温度(℃) 25 40 25 40 25 40 25 40 20 1.14 1.41 1.05 1.25 1.04 1.22 1.04 1.18 25 1.00 1.32 1.00 1.20 1.00 1.17 1.00 1.14 30 0.93 1.22 0.95 1.13 0.95 1.12 0.96 1.10 35 0.85 1.12 0.89 1.07 0.90 1.06 0.92 1.05 40 0.76 1.00 0.84 1.00 0.85 1.00 0.88 1.00 45 0.65 0.87 0.77 0.93 0.80 0.94 0.83 0.95 50 0.53 0.71 0.71 0.85 0.74 0.87 0.78 0.89 求めたい基底温度(℃) 備考 1. 基底温度が表7 ~ 15に掲載されている基底温度と異なる場合は、その温度に応じて表に示す電流補正係数により許容電流値を補正する。 2. この表の使用例は、次のとおりである。 6 00V CVで基底温度を40℃として求めた許容電流値を基底温度30℃での許容電流値に換算したい場合(常時許容温度90℃) 、最初の 基底温度40℃を表中の基準基底温度とし、換算後の基底温度30℃を表中の基底温度にとって、その交点の補正係数1.10を得る。 し たがって、最初の許容電流値に1.10を乗じたものが換算後の許容電流値である。 3. その他の基底温度における補正係数は、次式により求められる。 補正係数 = T1−T2′ T1−T2 T1: 常時許容温度(℃) T2: 基準基底温度(℃) T2': 求めたい基底温度(℃) ❷電力ケーブルの許容電流計算式 (JCS 0168より抜粋) 常時許容電流 ①気中および暗渠布設 =η η00 II = T11−T −T22−T −Tdd T n・ ・r・ r・R Rthth n ②直埋および管路布設 = II = −T22−T −Tdd T11−T T n n・ ・r・ r・R Rthth l: 常時許容電流(A) n: ケーブル線心数(トリプレックス形の時 n=1) r: 常時許容温度における交流導体抵抗(Ω/cm) Rth : 全熱抵抗(℃・cm/W) T1: 常時許容温度(℃) T2 : 基底温度(℃) Td : 誘電体損失による温度上昇(℃) η0 :多条布設の場合の低減率 305
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