小春日や子供と遊ぶ良寛像
蝉しぐれ良寛書を読む記念館
﹁耐雪﹂といふ扁額かかげしだれ萩
堅香子や結婚話まとまりぬ
良寛の毬つき唄やえごの花
どの家も海をうしろに大根干す
閉校の窓閉ざされて蝉時雨
青葉潮北前船に風湧きぬ
岸壁に時折高き冬怒涛
はやされて市長踊りの輪に入る
新潟県長岡市
新潟県上越市
神奈川県横浜市
新潟県妙高市
富山県朝日町
山形県山形市
新潟県新潟市
新潟県長岡市
新潟県長岡市
新潟県長岡市
新潟県上越市
長谷川智 弥 子
小林義之
服部昭雄
井澤秀峰
藤田
今田明子
馬場高志
石田富男
長谷川智弥子
松井広宇
小林義之
孝
浜昼顔浜のボートは裏返し
一礼し涼しく芭蕉句碑を読む
良寛の書にあるゆらぎ新樹光
海が好き良寛が好きつばくらめ
小春日や良寛持佛の石地蔵
夏来たる板戸傾く獄門跡
秋の夜便り欲しくて便り書く
良寛のやさしき書簡秋の風
老杉の蔭の涼しき五合庵
背ナ丸き良寛像や冬ぬくし
新潟県長岡市
富山県朝日町
東京都多摩市
新潟県長岡市
新潟県新潟市
新潟県長岡市
富山県朝日町
新潟県上越市
松井広宇
藤田
小林節子
松井広宇
馬場高志
小熊愛子
藤田
小林義之
神奈川県芋ヶ崎市 鹿 野
群馬県高崎市
岡村節弥
田中恵子
薄冬日耐雪庵の芋の屋根
茨城県取手市
孝
孝
尚
夏祭り老いも若きも良寛堂
筆置けば遠く近くに虎落笛
靫彦の良寛像や菊日和
さへづりや良寛像に立つわらし
夏つばめ良寛の海ひるがえる
良寛のかなゆったりと山笑ふ
干し物を仕舞い忘れて花見かな
出雲崎佐渡を隔つる夏の海
どうしても此の色が好き黄水仙
藤からむ木の間がくれに佐渡島
良寛の母恋ふ佐渡へ天の川
新潟県新潟市
新潟県長岡市
新潟県上越市
群馬県甘楽長
群馬県渋川市
愛知県日進市
富山県朝日町
山梨県昭和町
富山県朝日町
埼玉県草加市
埼玉県加須市
馬場綾子
石田富男
小林義之
中川初代
近藤勇魚
熱海順子
藤田
渡邉晴夫
藤田
田坂泰宏
鈴木貫一
孝
孝
佐渡よりの金波銀波や冬落暉
山藤の香に包まれて銀河の碑
佐渡へ往く秋雲迅し出雲崎
秋風の転げてをりぬ芭蕉園
鉄塔のふんばる脚に蔦紅葉
俳人の﹁凡太﹂の住む地の夏句会
銀河碑へ秋妻入りの街長し
冬波の妻入り屋根は矢のごとく
秋の蝉像へ名残の声降らせ
良寛を偲ぶ庵やつくしんぼ
景勝の地なり丸ごと野菊春
東京都練馬区
宮城県仙台市
新潟県上越市
栃木県鹿沼市
富山県朝日町
新潟県長岡市
埼玉県加須市
新潟県長岡市
大阪府八尾市
東京都青梅市
新潟県十日町市
元田咲子
石垣弘子
金子
高島文江
藤田
長谷川昌枝
野本芙東
松井広宇
神戸重子
柄澤寿々子
小川則子
勤
孝
良寛の墨跡涼し鄙の寺
妻入りに浪の華舞ふ出雲崎
妻の香にふとすれ違ふ花の冷え
出雲崎いらが漆黒秋怒涛
海風に乗りて五月の昼の鐘
今日ばかり杖を持たずに敬老日
訪ね来し芭蕉の像や蝉時雨
佐渡を見る良寛像と日向ぼこ
海風を胸いっぱいにつづみ草
新潟県上越市
新潟県長岡市
新潟県長岡市
埼玉県草加市
新潟県長岡市
新潟県長岡市
北海道札幌市
新潟県新潟市
新潟県長岡市
飯塚不二男
宮路恵水
石田富男
小山
松井広宇
石田益枝
山本洋子
馬 場綾子
松井広宇
泰
秋の蚊につきまとはれて良寛像