遮熱低放射複層ガラス

遮熱低放射複層ガラス
住宅用
真
空
ガ
ラ
ス
PAIRMULTI ® REIBORG ®
ペアマルチ®レイボーグ®
警告:製品のご採用にあたっては、「ガラスを安
全にお使いいただくために」、各製品ごとの「設計
上のご注意」、「施工上のご注意」等を十分にご理
解のうえ、製品の選定、施工法をご検討ください。
ペアマルチレイボーグは、室外側ガラスを遮熱高
ペアマルチレイボーグ構造図
断熱Low-E膜でコーティングした遮熱低放射複層
ガラスです。日射エネルギーを大きく反射するう
室外側
遮熱高断熱Low-E膜
防
火
ガ
ラ
ス
冬は高断熱性能を発揮。室外の冷たさを室内に
伝えにくく、室内の暖かさを室外に逃しにくくす
るので暖房効率の向上にも役立ちます。
'特 長
防
犯
ガ
ラ
ス
1 遮熱性
ペアマルチレイボーグは、窓ガラスを通して入っ
てくる日射熱量を約60%カットします。その性能
板ガラス
ガ強
ラ化
ス・
倍
強
度
Low-Eガラス
はフロート板ガラスの約5倍、一般複層ガラスペア
マルチの約3倍。そのため夏の冷房負荷を軽減し、
省エネに大きな効果を発揮します。
中空層
日射熱除去率の比較
室外側
室内側
室外側
室内側
室外側
100
100
100
61
21
12
合
わ
せ
ガ
ラ
ス
室内側
機特
能殊
ガ
ラ
ス
乾燥剤入りスぺーサー
高品質デュアルシール
ペアマルチ
ペアマルチレイボーグ
フロート板ガラス
(RSFL3AG6+A12+FL3) (FL3+A12+FL3)
(FL3)
2 高断熱性
熱貫流率の比較
Low-E膜と中空層の働きで高断熱性能が発揮され
ます。そのため室内の熱が逃げにくく、室外の冷
夏 涼しいしくみ
ペアマルチ
(FL3+A12+FL3)
ペアマルチレイボーグ
(RSFL3AG6+A12+FL3)
室外側
反射
房効果に差ができ、お部屋の暖かさが違います。
室外側
室内側
冬 暖かいしくみ
室内側
室外側
室外側
室内側
透過日射
通過熱
室内と室外に大きな温度差ができることで、ガラ
1.6W/
(㎡K)
{1.4kcal/㎡h℃}
板
ガ
ラ
ス
再放熱
2.9W/
(㎡K)
{2.5kcal/㎡h℃}
暖房熱
外の冷たさ
Low-E膜
Low-E膜
ス面に結露が発生することがあります。ペアマル
4 紫外線カット
5 快適な室内環境
チレイボーグは、Low-E膜と中空層による優れた
太陽の光に含まれる紫外線は、家具・カーテン・
夏は、日射熱の侵入をおさえるので、冷房効率を向
断熱性能によって室内側のガラスの表面温度が下
壁の色褪の原因になります。
上させ、室内を涼しく快適な環境をつくります。ま
がりにくいため、一般複層ガラスペアマルチと比
ペアマルチレイボーグは、Low-E膜の効果で、そ
た冬は、暖房をしていても暖かいからだの表面から
較しても、さらに結露軽減効果に優れています。
の紫外線の約86%をカットします。
窓ガラス付近の冷気に熱を奪われ寒く感じる「冷輻
結露が発生する外気温度の比較
紫外線カットの比較
-30
-20
-10
0
10
ペアマルチレイボーグ
ペアマルチ(FL3+A12+FL3)
室外側
100
室内側
室外側
100
室内側
室外側
室内側
100
フロート板ガラス
(FL3)
(室温20℃、湿度60%、室内自然対流、戸外風速3.5m/sの場合)
'品質保証
詳細はP.248をご参照ください。
※室内の快適湿度は、40%∼60%です。ペアマルチレイボ
ーグでも、高い湿度になると結露することがありますので、
換気には充分ご配慮ください。
86
装
飾
ガ
ラ
ス
製板
品ガ
及ラ
びス
施応
工用
法
をやわらげます。
洗音
面響
カ・
ウ防
ン音
タ・
ーシ
ー
ル
ド
工
事
結露しない温度範囲
結露する温度範囲
カ鏡
ラ・
ー
ガ
ラ
ス
射」や、足元が冷え冷えする「コールドドラフト現象」
20(℃)
(RSFL3AG6+A12+FL3)
ガ熱
ラ吸
ス・
熱
線
反
射
反射熱
吸収
再放熱
3 結露軽減
室内側
日射熱
気も室内に伝えにくいため、同じ暖房温度でも暖
種 類
複住
層宅
ガ用
ラ
ス
複学
層校
ガ用
ラ
ス
室内側
えに、ガラス自体が吸収したほとんどの熱を室
外へ放出し、夏の冷房効果を高めます。さらに
複ビ
層ル
ガ用
ラ
ス
42
28
ペアマルチ
ペアマルチレイボーグ
フロート板ガラス
(RSFL3AG6+A12+FL3)(FL3+A12+FL3)
(FL3)
ご使用にあたっては、耐風圧強度、熱割れなどをご検討のうえ、ガラス品種・呼び厚さ・面積を選定ください。
51
真
空
ガ
ラ
ス
複ビ
層ル
ガ用
ラ
ス
複住
層宅
ガ用
ラ
ス
ペアマルチレイボーグ グリーン
複学
層校
ガ用
ラ
ス
上品なライトグリーンの反射色を持った色合い
が特長です。高級感に溢れた、都会的でシャープ
防
火
ガ
ラ
ス
カラーサンプル
反射
透過
な印象を住まいにあたえます。
防
犯
ガ
ラ
ス
ガ強
ラ化
ス・
倍
強
度
室外側
サーモグラフィによる体感温度の比較
合
わ
せ
ガ
ラ
ス
ペアマルチレイボーグ グリーン
(RSFL3AG6+A12+FL3)
フロート板ガラス
(FL3)
夏の暑い昼、冷房した室内を想定して、体
感温度のシミュレーション比較を行いました。
フロート板ガラスに比べてペアマルチレイ
ボーグの窓は、体感温度が低く保たれてい
ます。室外からの日射熱の影響を受けず、
涼しく過ごせることがよくわかります。
※シミュレーション条件はP.70をご参照ください。
エアコン
機特
能殊
ガ
ラ
ス
標準新有効温度 SET*
ガ熱
ラ吸
ス・
熱
線
反
射
窓
室内側ガラス表面温度 約28℃
板
ガ
ラ
ス
室内側ガラス表面温度 約30℃
21
42(℃)
ペアマルチレイボーグ クリア
カ鏡
ラ・
ー
ガ
ラ
ス
室外から見た反射色がクリアで自然な色合いが
特長です。外壁材と合わせやすく、住宅とのコー
カラーサンプル
反射
透過
ディネイトの幅を広げます。
装
飾
ガ
ラ
ス
製板
品ガ
及ラ
びス
施応
工用
法
室外側
洗音
面響
カ・
ウ防
ン音
タ・
ーシ
ー
ル
ド
工
事
※この色調見本は印刷のため実際の色と多少異なります。
ご採用の際にはサンプルによるご確認をおすすめします。
撮影条件はP.25をご参照ください。
52
標準施工法/設計・施工および使用・メンテナンス上のご注意については、P.68の「住宅用 複層ガラスのご採用にあたって」をご参照ください。
真
空
ガ
ラ
ス
複ビ
層ル
ガ用
ラ
ス
複住
層宅
ガ用
ラ
ス
●性能表
データ算出のための諸条件はP.218をご参照ください。
熱
的
光 学 的 性 能
品種略号
日 射
可 視 光
紫外線
熱貫流率
呼び厚さ
品 種
構成品種
(%) 透過率 反射率(%)吸収率 透過率 W/
(㎡K)Kcal/㎡h℃
(ミリ) 透過率 反射率
(%) OUT
IN (%) OUT (%) (%) 冬
冬
室外側ガラス 中空層 室内側ガラス
2.2
2.5
12
FL3
RSFL3AG6 A 6
グリーン
69.7 13.4
15.5
35.4 37.6
27.0
14.2
1.4
1.6
18
FL3
RSFL3AG6 A12
ペアマルチレイボーグ
2.2
2.5
12
FL3
RSFL3AK6 A 6
クリア
69.1 13.6
13.6
35.4 37.5
27.1
12.8
1.4
1.6
18
FL3
RSFL3AK6 A12
性
能
結露の
遮蔽係数 日射熱 発生する
取得率η 外気温度
S・C
(℃)※1
夏
冬
夏
0.46 0.45
0.40
−7
0.44 0.44
0.39
−22
0.46 0.45
0.40
−7
0.45 0.44
0.39
−22
【表中の記号】 FL:フロート板ガラス A:中空層 ●本表の数値は、光学的および熱的性能を示す一般的数値であり、各製品の性能を保証するものではありません。
※1 結露の発生する外気温度の算出条件:室内温度20℃、室内相対湿度60%、室内自然対流、戸外風速3.5m/sの場合
ペアマルチレイボーグ
色・パターン
グリーン
クリア
構成品種
Low-E3 + A + FL3
Low-E4 + A + FL4
Low-E5 + A + FL5
最大寸法(mm) 最小寸法(mm)
2,418×1,758
防
火
ガ
ラ
ス
防
犯
ガ
ラ
ス
●品種表
品 種
複学
層校
ガ用
ラ
ス
350×200
2,408×1,748
ガ強
ラ化
ス・
倍
強
度
【表中の記号】 Low-E:Low-Eガラス FL:フロート板ガラス A:中空層
●サッシの溝幅によっては呼び厚さの制限を受けるため、中空層の厚さを調整することができます。
●最大寸法の範囲であっても中空層
(A)
が6ミリの場合は面積制限があります。詳しくはP.68「設計上のご注意 共通
(11)
」
をご参照ください。
●ご使用にあたっては、耐風圧強度、熱割れなどをご検討のうえ、ガラス品種・呼び厚さ・面積を選定ください。
●上記以外の仕様についてはお問い合わせください。
合
わ
せ
ガ
ラ
ス
機特
能殊
ガ
ラ
ス
ガ熱
ラ吸
ス・
熱
線
反
射
板
ガ
ラ
ス
カ鏡
ラ・
ー
ガ
ラ
ス
装
飾
ガ
ラ
ス
製板
品ガ
及ラ
びス
施応
工用
法
某邸(神奈川)
設計/小泉アトリエメジロスタジオ
ペアマルチレイボーグ クリア
53
洗音
面響
カ・
ウ防
ン音
タ・
ーシ
ー
ル
ド
工
事