近代児島湾の干拓 はじめに 岡山市埋蔵文化財センター 主 任 安 川 満 1,近代の児島湾干拓 2,干拓地の遺構 3,干拓樋門と水利 4,まとめ 第1図 児島湾干拓地と樋門群 (1/100,000) 第2図 ムルデルの計画(参考文献2より) 地区 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 一区 高崎 大曲 大曲~都 二区 都 都~錦 錦 三・五区 六区 七区 その他 名称 時期 宮川樋門 常川樋門 片崎樋門 中川樋門 川崎樋門(奉還樋門) 大曲第一樋門(初穂水門) 大曲第二樋門(瑞穂水門) 大曲第三樋門(大崎水門) 丙川三連樋門 十二尺樋門(宮島水門) 桜馬場樋門 妹尾川三連樋門 柳馬場樋門 東悪水樋門 古川樋門 大角樋門(福原水門) 第一号樋門 第二号樋門 第三号樋門 第四号樋門 第五号樋門 第六号樋門 第七号樋門 第八号樋門 第九号樋門 第一号樋門 第二号樋門 第三号樋門 第四号樋門 第五号樋門 第六号樋門 第一号樋門 第二号樋門 第三号樋門 第五号樋門 第七号樋門 関戸樋門 泉水樋門 笹ヶ瀬川横断伏越樋 米倉底樋 笹が瀬川横断伏越樋 当新田底樋 倉敷川横断伏越樋 彦崎川底樋 明治33年頃 明治33年頃 明治33年頃 明治33年頃 明治33年頃 明治35年頃 明治35年頃 明治35年頃 明治37年 明治37年頃 明治37年 明治37年頃 明治37年頃 明治37年頃 明治37年頃 明治37年頃 昭和10年 昭和10年 昭和10年 昭和10年 昭和10年 昭和10年 昭和10年 昭和10年 昭和10年 昭和17年 昭和17年 昭和17年 昭和17年 昭和17年 昭和17年 昭和24年頃 昭和24年頃 昭和24年頃 昭和24年頃 昭和24年頃 明治42年頃 明治42年頃 昭和9年 昭和9年 昭和初期 構造 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 煉瓦+石 RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC RC 石 石 RC RC RC 規模 径間2.7m一連 径間1.8m一連 径間1.8m一連 一連 径間2.7m二連 径間2.7m一連 径間2.7m一連 径間1.8m一連 径間3.6m+3.0m二連 一連 全幅6.6m(一連)、高さ6.1m 径間3.6m+3.0m二連 一連 一連 一連 一連 径間2.7m二連 径間2.7m二連 径間2.7m二連 径間2.7m一連 径間2.7m一連 径間2.7m一連 径間2.7m一連 径間2.7m一連 径間2.7m二連 径間2.7m一連、高4.2m 径間2.7m二連、高4.2m 径間2.7m一連、高4.2m 径間2.7m三連、高4.2m 径間2.7m一連、高4.2m 径間2.7m一連、高4.2m 径間2.7m二連 径間2.7m二連 径間3.5m二連 径間2.7m二連、9.0m一連 径間3.0m一連 一連 一連 サイフォン サイフォン サイフォン 状況 保存 保存 保存 一部改修 一部改修 一部改修 一部改修 一部改修 一部改修 一部改修 移築保存 一部改修 撤去 撤去 一部改修 一部改修 改修 改修 放置 一部改修 撤去 一部改修 撤去 撤去 撤去 改修 一部改修 一部改修 一部改修 改修 改修 撤去 撤去 撤去 撤去 一部改修 一部改修 閉鎖 閉鎖 閉鎖 表 干拓地の樋門群 第3図 1 区・2 区 1 号地の樋門断面 主な参考文献 1 井上経重編 1903『児島湾干拓史付録 開墾工事方法』岡島書店 2 建設省岡山河川工事事務所編 1993『日本列島の三つの海峡-オランダ人御雇工師 「ムルデル」 の王立技術研究所会報 ・ 論文-』 ( 原 著 :A.T.L.Rouwenhorst Mulder (1893) EEN DRIETAL ZESTRATEN VAN DEN JAPANSCHEN ARCHIPAL.TIJDS-CHRIFT VAN HET KONINKLIJK INSTITUUT VAN INGENIEURS,INSTIRUUTSJAAR 1892-1893,TS'SGRAVENHAGE, BIJ GEBRS.J.&H.VAN LANGENHUYSEN.) 3 樋口輝久 2005「児島湾周辺の農業土木遺産」『岡山県の近代化遺産-岡山県近代化遺産総合調査報告書-』岡山県教育委員会 4 藤井肇男 2004『土木人物事典』アテネ書房
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