スライド 1

金利の予測?と平準化
• 金利って?
• 未来の金利を求める方程式
• 相乗平均
利息計算の確認
例 金利 0.02(2%) とは・・・1円を1年間預金したときの利息が0.02円
元金100万円を金利2%で6ヶ月間(0.5年)預金すると
100万円 ×0.02×0.5(年) ・・・利息
100万円に対する1年分の利息
期日に戻ってくるのは元金と利息の合計
100万円+100万円×0.02×0.5
元金
利息
=100万円(1+0.02×0.5 ) ・・・元利合計
元金の変化に着目すると・・・
元金100万円
0.5年後
100万円×(1+0.02×0.5 )
×(1+0.02×0.5 )
倍率
元金A円を金利RでT年間預金すると
A円
T年後
×(1+RT)
A円×(1+RT)
金利を予測?する
例 金利 0.01(1%)の6ヶ月の預金
0.5年後
A円
A円×(1+0.01×0.5)
×(1+0.01×0.5)
例 金利 0.02(2%)の1年の預金
1.0年後
A円
A円×(1+0.02×1.0)
×(1+0.02×1.0)
ところで、6ヶ月後からの6ヶ月間の預金金利はいくらか?
R
1%
0年
0.5年
2%
1年
お金の出入りに着目して考えると・・・
6ヶ月の預金
A円×(1+0.01×0.5) A円×(1+0.01×0.5) ×(1+R×0.5)
元利合計が
戻ってくる
元金A円を
預金する
1.0年後
0.5年後
元利合計をまる
ごと預金する
A円
1年の預金
A円×(1+0.01×0.5)
A円×(1+0.02×1.0)
1.0年後
A円
等しくな
るはず
A円×(1+0.01×0.5) ×(1+R×0.5)=A円×(1+0.02×1.0)
R=0.03
6ヶ月後からの6ヶ月間の預金金利は3%
3%
0年
0.5年
1年
・・・と約束した取引が可能
金利の平準化
3%
1%
0.5年
0年
R
1年
金利がデコボコしている
R
平準化すると・・・
0年
0.5年
1+3
=2 ????
2
1年
お金の出入りに着目して考えると・・・
デコボコの方
A円×(1+0.01×0.5)
A円×(1+0.01×0.5) ×(1+0.03×0.5)
0.5年後
A円
平準化した方
A円×(1+0.01×0.5)
A円×(1+R×0.5)
0.5年後
A円
1.0年後
A円×(1+r×0.5)
A円×(1+R×0.5)2
1.0年後
A円×(1+r×0.5)2 =A円×(1+0.01×0.5) ×(1+0.03×0.5)
1+r×0.5 = (1+0.01×0.5) ×(1+0.03×0.5)
前半期間の倍率
平準化した倍率
後半期間の倍率
平準化した倍率は2つの倍率の相乗平均
r=0.019975
平準化した金利 ・・・ 1.9975%
3%
1%
0.5年
0年
1.9975%
1.9975%
1年
相乗平均の例
倍率の平均・・・相乗平均
例1 株価の推移
1月28日
1月29日
1月30日
100円
160円
200円
×1.6
× 2
×1.25
× 2
100円 × 2 × 2 =200円
1.6×1.25=
2
例2 ねずみの家族
ある日
1ヶ月後
2匹
4匹
2ヶ月後
32匹
×2
×8
×4
×4
2匹 ×4×4 =32匹
2×8=4