ニーズと社会資源の対応関係 利用者のニーズ 社会資源 ごみ出しが出来ない 訪問介護 すべり症 リハビリテーション 圧迫骨折 医学的アプローチ 集積場に ? たどり着けない ? EVがない ? 集積場が遠い ? 地域課題!? 自立についての考え方 過去 現在 生活の連続性 Copyright (C) 2014 社会福祉法人 倣襄会 [email protected] All Rights Reserved. 未来 自立についての考え方 何かが傷害されると・・・・ 連続性が途絶する Copyright (C) 2014 社会福祉法人 倣襄会 [email protected] All Rights Reserved. アプローチ① サービスや各種制度他で欠けた部分を補完 例えば先天障がい・進行性病変由来などの分野では不可欠な手法 サービス や制度 本人の主体性:低 能力への依存:低 補完の確実性:高 達成感<依存 Copyright (C) 2014 社会福祉法人 倣襄会 [email protected] All Rights Reserved. アプローチ② 訓練等によって欠けた部分を回復 ⇒リハビリテーション 骨折など一時的な機能低下では効果的な手法 But・・・リハビリテーションホリックに注意 回復 本人の主体性:高 能力への依存:高 補完の確実性:? 達成感>依存 活動・参加 レベルでの 目標設定が必要 Copyright (C) 2014 社会福祉法人 倣襄会 [email protected] All Rights Reserved. アプローチ③ 実際は・・・・ 機能の回復+不充分な部分の補完 本人の能力の回復具合(変動)とサービス関与のバランスが重要 あくまで「補完」であること≒必要最小限+臨機応変の対応 回復の可能性 回復のスピード 障がいの可逆性 健康状態への配慮 サ ー 回復 ビ ス 等 Copyright (C) 2014 社会福祉法人 倣襄会 [email protected] All Rights Reserved. ICIDH から ICF 国際障害分類ICIDH(1980) 脳梗塞 右片麻痺 疾病 機能障害 段差が× 能力障害 国際生活機能分類 ICF (2001) バスに乗れない 社会的不利 目標設定の考え方として活用 健康状態 生活機能 心身機能・構造 (機能障害) 環境因子 活 動 (活動制限) 参 加 (参加制約) 個人因子 Copyright (C) 2014 社会福祉法人 倣襄会 [email protected] All Rights Reserved. リハビリテーションにおける課題 本人の主体的 取り組み セラピストの偏在 急性期 停滞 回復期 生活期 自立 流れを促通させるのがパスだとしたら・・・・・・ 利用者の停滞 何故、停滞するのか? 機能回復への強い期待→訓練を続けなければ・・・→リハビリホリック(障害受容の妨げ) 停滞が続くと 新たにリハビリテーション(訓練)が必要な人の受け入れ先が見つからない ▼ 資源不足の助長 Copyright (C) 2014 社会福祉法人 倣襄会 [email protected] All Rights Reserved. 地域リハビリテーションシステムへの期待 • 狭義のリハビリテーション VS 社会的自立 →多様化したニーズ・社会参加への対応 • 状況に即した社会的リハビリテーションと介護予防(悪化防 止)の組み合わせ →自立支援への取り組み(≒障害受容への働きかけ) 急性期 回復期 心身機能・構造 活動 社会的リハビリテーション 医学的リハビリテーション 予 生活期 参加 防 自立についての考え方 ・何が自立するのか? →健康状態 生活機能(身体機能・構造、活動、参加) 環境因子 個人因子 ・利用者毎またその利用者がもつニーズ(障がい)毎、 更にはその時期毎に回復と補完のバランス(≒アプローチ)は 使い分けるべき。 地域ケア会議とその他の取組の関連性 地域ケア会議は、地域包括支援センターにおける他の業務と関連づけることにより有効に機能する。 事例の選 事例の 定事例の 選定 選定 地域ケア会議 (個別課題) 多職種による 検討 ○個別支援の充実に向けては、常に新たな 手法やより良い支援体制を模索すること が重要 ○地域ケア会議では、通常のサービス担当 者会議では参加が得にくい専門職等と共 に支援方針を検討することにより、多様 な視点からの支援が可能となり、ケアの 質も向上する ○こうした成功体験の蓄積がマネジメント 力向上と、関係者のネットワーク形成に つながり、新たな課題発見や早期対応に も役立つ ○地域課題の解決にあたっては、多様な成 功体験を普遍化することが有効であり、 関係者のネットワークを活用した資源開 発等が地域全体のケア力を高める 多角的な アセスメント と支援手法 他ケースへ の応用 成功体験の 蓄積 研修・自己研鑽等 残された 課題 ・支援者の 資質 ・連携の課題 ・資源不足 等 ・国、都道府県、市区町村の研修 ・在宅医療・介護連携拠点の研修 ・職能団体ごとの研修 ・課題別専門研修等 ↓ 各専門職の自律性の保持による 信頼関係の構築 マネジメント 能力の向上 サービス 担当者会議の 充実 ネットワーク構 築 エビデンスに基づく 手法の普遍化 住民・民間組織を含む多様な人・ 機関によるサービス提供 圏域ニーズ 調査 地域ケア会議 (地域課題) 地域の関係 者による 検 討 資源開発 地域づくり 残された 課題 施策化 多様なサービ ス資源 さらに検討を継続 基盤整備と 個別支援の 充実 地域ケア会議の活用(1) • 地域包括ケアシステム構築の推進 • 地域ケア会議が有効と考えられる事例の提供 支援が困難と感じている事例 サービスにつながらない事例 権利擁護が必要な事例 地域課題として取り上げるべき事例 日々の業務から必要と思われる事例 支援が有効に機能している好事例 地域ケア会議の活用(2) ・サービス担当者会議で解決できない課題を 明確にする ・自立支援に資するケアマネジメントの普及と 関係者との共通認識 ・支援ネットワークの構築の推進 ・サービスの質を確保 ・生活の質向上に必要なサービス、資源への 提言 地域包括ケアシステム構築に向けて 介護保険制度の適正化 健康づくり・介護予防の推進 地域づくりを目指す地域支援事業の推進 地域ケア会議の開催による個別・地域課題の把握 地域ケア会議開催の積み重ねによるネットワークの構築(関係機関) 地域ネットワーク形成への継続的取組(地域住民) 地域課題解決能力の向上 地域力の向上
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