小型CCDカメラとパソコンを用いた 流星のTV観測 指導者 前川 公男 15番 小林 恵美 福井高専前川研究室 1 目的 ・電波観測との比較 ・母彗星の軌道測定 ・新しいものへの挑戦 福井高専前川研究室 2 これまでの経過 1.ビデオキャプチャーボードの取り付け 2.UFO Analyzerのダウンロード 3.詳細設定・調整 4.流星の2点観測 5.流星の発光始点・終点計算 福井高専前川研究室 3 詳細設定・調整 例 ペルセウス座流星群 11:30~12:30 肉眼・・・・・・・・・・・46個 キャプチャー・・・・41個 福井高専前川研究室 4 詳細設定・調整 STAR MAPの調整 解析 トレイルマップ作成 福井高専前川研究室 5 観測地点 福井高専前川研究室 6 流星発光点計算方法 3-1 3-2 3-3 3-4 流星の軌道 視位置の計算 実経路の計算 真放射点の計算 3-5 日心軌道の計算 <与えられるもの> ・2地点の経度・緯度((A1,B1),(A2,B2)) ・方位(θ1、θ2) 福井高専前川研究室 7 流星発光点計算方法 1.与えられた方位(θ1、θ2)から傾きを求める。 2.傾きtan(90-θ)でA,Bそれぞれを通る直線の式を2つ作る。 3.2で作った2つの式が交わる点が流星の発光点。 福井高専前川研究室 8 例 大野ー経度136.53[度] 緯度36[度] 仰角19.0599[度] 日進ー経度137.024[度] 緯度35.121[度] 仰角106.665[度] y=a*x+bより ①36=tan(90-19.0599)*136.53+b ∴b=-359.169 ①´y=tan(90-19.0599)*x-359.169 ②35.121=tan(90-106.665)*137.024+b ∴b=76.1389 ②´y=tan(90-106.665)*x-76.1389 ①´、②´より tan(90-19.0599)*x-359.169=tan(90-106.665)*x-76.1389 ∴x=136.301 y=tan(90-106.665)*136.301-76.1389 y=35.3375 よって、流星が発光した点は、 9 福井高専前川研究室 経度136.301、緯度35.3375の地点である。 写真観測の欠点 ふたご座流星群計算結果 福井高専前川研究室 10 今後の課題 ・流星の速度を求める ・速度から軌道を求める ・流星群の軌道を求め、母彗星の軌道と比較する 福井高専前川研究室 11 福井高専前川研究室 終 12
© Copyright 2024 ExpyDoc