コンクリート構造物を 長持ちさせるには

力,応力,ひずみ,ポアソン比
コンクリート工学研究室
最重要用語
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力
外力・内力
応力
(直)ひずみ
ポアソン比
せん断ひずみ
用語の説明-1
• 力:質量×加速度で表わされる物理量,1kgの質量に
1m/s2の加速度を生じさせる力を1Nとする.地球上で
質量1kgの物体に作用する重力は約9.8N
• 外力・内力:物体に外部から力が作用するとき(外力),
内部にはそれに応じた力(内力)が発生する.力が釣
り合っている時,ある面に作用する内力の大きさは一
方の側に作用している力の総和と等しく,向きは反対
(符号は引張を正)
• 応力:外力(P)が作用するとき,この外力に釣り合う内
力の単位面積当たりの力(面積:A)
σ=P/A→単位:N/mm2あるいはMPa
用語の説明-2
• (直)ひずみ:部材に外力が作用するとき,部材に生じ
る変形量(ΔL)をもともとの長さ(L)で除した値
ε=ΔL/L→単位:無次元
• ポアソン比:物体に軸力が作用すると軸方向ひずみ
(縦ひずみ) εとともに軸直角方向ひずみ(横ひずみ)
ε’も発生する.縦ひずみに対する横ひずみの比の絶
対値をポアソン比と呼ぶ.
ν=|ε’/ε| →単位:無次元
• せん断ひずみ:せん断応力を受けた際に高さhの長方
形がΔhずれた際の高さに対するずれの比
γ=Δh/h →単位:無次元