平成25年度当初予算要求の概要 【危機管理室】 防災・減災の基本的な考え方 東日本大震災や台風・大雨等による甚大な自然災害を教訓に、「防災」はもとより「減災」の観点から基礎自治体と連携して真に災害に強い 大阪の実現を目指す ➣南海トラフ巨大地震への対応 国の被害想定等を踏まえ、地域防災計画をはじめとする施策や計画等について、ハード・ソフト両面から点検し、速やかな対応 が必要な対策については精査のうえ着実に実施していく ➣風水害等の自然災害に対する防災対策 ゲリラ豪雨対策の推進、土砂・山地災害予防対策の推進 危機管理室の予算の考え方 ~防災体制の充実強化に向けて~ 〇 平成25年度は、まず国の被害想定を踏まえ、大阪府防災会議での議論に基づいて、その検証と府内市町村ごとの詳細な被害想 定を明らかにし、大阪府地域防災計画の見直しを行うとともに地震防災アクションプランの改訂を進めていく。 〇 石油コンビナート地震津波対策及び原子力防災対策に関する計画の見直しも併せて行う 〇 また、計画の見直しを待つことなく、一人でも多くの府民の生命を守るという観点から、早急に取り組むべき住民への災害リ スク開示や情報機能の充実強化、防災体制の整備、効果的・実践的な訓練・啓発事業等の取組を行う。 【防災計画の見直し】 〇地域防災計画 ➤地域防災計画推進費 (81百万) ・南海トラフ巨大地震被害想定調査(都市災害 にかかるもの) ・被害想定シミュレーションシステム構築 ・防災対策にかかる減災効果の検証 ➤原子力防災対策事業費 (3百万円) ・原発事故時の避難受入計画策定等調査 〇石油コンビナート防災計画 ➤石油コンビナート地震津波対策費(12百万円) ・危険物施設等の被害想定調査 【防災体制の充実強化】 〇情報機能の充実強化 ➤防災システム整備事業費 (3,443百万円) ・防災行政無線の再整備事業費 ・防災行政無線の津波対策や落雷対策 ➤「おおさか防災ネット」利用者増対応への情報充実強化事業費(20百万円) 〇防災体制の整備 ➤災害救助迅速化のためのヘリサイン整備費(8百万円) ➤災害時の職員用備蓄物資の購入費(2百万円) ➤災害派遣チーム必要物品購入費(1百万円) 〇訓練・啓発 ➤880万人訓練啓発費(9百万円)
© Copyright 2024 ExpyDoc