インドネシア森林保全事業 CGIFの政策と問題 総合政策学部3年 吉村茉莉 プレゼンの流れ ①概要 ②CGI・CGIFとは ③森林保全事業・政策内容 ④政策の失敗・原因 ⑤今後の予定 ⑥参考文献・URL 研究概要 援助国・機関 インドネシア政府 政策の実行 加速化する森林破壊 なぜ? CGI・CGIF(インドネシア支援国会議) 議長:世界銀行 IMF,アジア開発銀行、UNDP、UNISEF、米国、 日本、豪州、オランダ… 政策分野 貧困削減、インフラ構築、グッドガバナンス、福 祉問題 CGIF →森林保全事業に特化 CGIF→森林問題 政府 援助国 研究機関 CGIF 大学 NGO 援助機関 連携 情報交換 協力体制 IDCFの政策内容 IDCF→林業分野省庁間委員会 ①不法伐採 ②森林火災 ③木材産業再構築 ④植林、森林関係産業者雇用対策 ⑤地方分権 具体的な政策 ①法令の制定 ②新森林法の制定 ③森林・農園事業に関する戦略的計画の策定 ④住民参加によるコミュニティ林 ⑤民有林の造成 ⑥慣習林の推進 ⑦林業雇用対策事業 法令の制定新森林法の制定 • • • • 丸太輸出禁止措置 解除 地域住民の森林利用に対する権利保護 特定グループの占有、透明性の確保 野生動植物保護 問題 政府の対応能力の欠落 新森林法の制定 地域住民による森林・林産物利用の拡大 地域住民の権利の明文化 地方への権利委譲の明文化 問題 地方分権化による問題 財政難と地方政府の汚職 森林・農園事業に関する戦略的計画の策定 森林・農園資源の管理・経営に 関する国家計画 問題 具体的目標なし 住民参加によるコミュニティ林 • 国有林の一部を住民利用に提供 • 地元協同組合に利用権 • 植林、保育、保護、伐採、販売など →木材利用 1997・98年度実績 苗木生産約260万本 成果 植林9,500ha 農民訓練1,060人 民有林の造成 農地周辺に植林→民有林→木材需要に対する 供給 政府による資金融資 1997・98年実績 モデル設定18ユニット 苗木生産約650万本 成果 農民訓練350人 慣習林の推進 住民の慣習共同体により管理権認められ林地 地域住民→慣習林の管理・経営 慣習林の適切な利用、保護、復旧 政府やNGOからの支援受けられる 住民→土地税などの義務 林業雇用対策 経済危機=地域住民の救済 森林・林業セクターの雇用拡大・森林の復旧 成果 雇用の創出3,060万人・日 政策の失敗 森林喪失 1980年代 年間100万ha 1995年~ 年間200万ha 問題の深刻化!? 原因 ①政府の政策実行に関するCGIの監視 ②汚職 脆弱なガバナンス ③トップダウンで抑制的な政策 ④CGIの国家の二重の役割 (重要な債権国が政策の決定権を持つ) ⑤政策内容の問題 今後の予定 • • • • 問題の発見 問題の構造の理解 NGOなど実際に抱える問題を調査 問題の解決に向けた政策提案 参考文献・URL [1]Telapak http://www.telapak.org/index.php [2]日本インドネシアNGOネットワーク http://www.jca.apc.org/~janni/ [3]外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/ [4]The World Bank Group Indonesia http://lnweb18.worldbank.org/eap/eap.nsf/Country Office/Indonesia/E00D8DE5A3B7BAB3472569AF 001857D0?OpenDocument [5]The Consultative Group on Indonesian Forestry http://www.fire.unifreiburg.de/se_asia/project s/cgif.html [6]第四次国別援助研究会 http://www.jica.go.jp/activities/report/country/ pdf/2001_03.pdf
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