第五章 ディジタル変復調の基礎

第九章 マルチメディア無線通信の基礎
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9・1
9・2
9・3
9・4
電波の性質
固定無線通信方式
衛星通信方式
移動通信方式
9・3
衛星通信方式
(1)衛星通信
衛星通信の基本構成(図9・5)
増幅
受信
アンテナ
地上局(送信)
周波数
変換
増幅
通信衛星
送信
アンテナ
地上局(受信)
衛星搭載用進行波管の写真
中心に直径 0.4 mm の電子ビーム
ビスはチタン製
20 GHz 帯、出力15 W
Mg 合金に金メッキ
衛星通信2
非静止衛星の地球に対する配置の概念図
(図9・6)
地球
イリジウム:66個の衛星を使用
(2)衛星通信の応用
ドップラー効果を利用した人工衛星に
よる位置測定の原理図(図9・7)
時刻t1
衛星軌道
衛星
時刻t2
1
2
L
位置2
地表面
衛星速度
光速度
位置1
v
・cos  = fr – ft / ft
c
受信周波数
送信周波数
v
衛星追跡用超小形送信機
400 MHz帯、出力 125 mW
オオワシに送信機を装着
オオワシの渡りルート追跡結
果
9・4
移動通信方式
移動通信方式におけるゾーン構成と周
波数割り当ての例、(図9・8)
ゾーン E
周波数: f3
ゾーン A
周波数: f1
ゾーン B
周波数: f2
移動局
基地局
ゾーン D
周波数: f2
ゾーン C
周波数: f3
同じ周波数帯
同じ周波数帯