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家計分析
九州大学ビジネススクール
村藤 功
2014年10月22日
目次
家計セクター
1.家計のストックとフローの関係
2.家計の利回り推移
3.家計価値推移
4.資本構成推移
5.所得支出勘定推移
6.所得支出勘定推移: 家計業金利税前所得内訳推移
7.資本調達勘定推移
8.長期的人口推移
9.人口減少と少子高齢化
1.家計のストックとフローの関係
2012年末家計価値簿価2530兆円
利子
6.1兆円
配当
5.1兆円
金融資産所得 11.2兆円(1.1%)
借入297兆円
金融資産
1062兆円
金利 8.9兆円
(3.0%)
所得税 25.3兆円
純家計業資産1468兆円
受取159兆円
支払91兆円
雇用者報酬
246兆円
+ 営業所得
37兆円
+ 賃貸料収入
3兆円
+ 保険者財産所得 9兆円
+ 純社会移転
68兆円
家計業所得合計
364兆円
- 家計消費
337兆円
家計業金利税前所得 26.8兆
(1.8%)
家計EBIT
家計事業
運転資本14兆円
保険年金資産
429兆円
貯蓄 3.7兆円
(0.2%)
正味資産
2233兆円
土地住宅
1026兆円
37.9兆円(1.5%)
出所: 国民経済計算
2.家計の利回り推移
6.0%
4.0%
2.0%
0.0%
-2.0%
-4.0%
-6.0%
-8.0%
-10.0%
金融資産所得合計/金融資産合計
家計業金利税前所得/家計業純資産合計
利子支出/借入
貯蓄/正味資産
出所: 国民経済計算
3.家計価値推移
1,600
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
D-86 D-87 D-88 D-89 D-90 D-91 D-92 D-93 D-94 D-95 D-96 D-97 D-98 D-99 D-00 D-01 D-02 D-03 D-04 D-05 D-06 D-07 D-08 D-09 D-10 D-11 D-12
公社債投資
株式投資
保険年金資産
土地
現預金
出所: 国民経済計算
住宅等
4. 家計価値と資本構成推移
家計資本構成推移
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
兆円
500
0
(500)
(1,000)
1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
帳簿上家計価値
借入
帳簿上正味資産
フロー時価正味資産(PE=20)
出所: 国民経済計算
5.家計の所得支出勘定推移
80
60
40
20
0
(20)
(40)
(60)
家計業金利税前所得
金融資産所得
税金
利子支出
出所: 国民経済計算
貯蓄
6.家計業金利税前所得内訳推移
家計業純所得内訳推移
400
300
200
100
0
兆円
(100)
(200)
(300)
(400)
1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
雇用者報酬合計
営業所得合計
保険者財産所得受取
社会移転受取合計
出所: 国民経済計算
経常移転支払合計
家計消費合計
7.家計の資本調達勘定推移
家計資本調達勘定内訳推移
80
60
40
20
兆円
0
(20)
(40)
198619871988198919901991199219931994199519961997199819992000200120022003200420052006200720082009201020112012
貯蓄+固定資本減耗-資本移転
家計事業運転資本投資
土地の売却
総固定資本形成
現預金以外金融資産投資合計
保険年金資産投資
借入純増
現金・預金純増
出所: 国民経済計算
8.日本の長期的人口推移
9.少子高齢化
年齢別人口推移
日本の人口推移と将来予測
90
80
70
60
50
百万人
40
30
20
10
0
140
120
100
百万人
80
60
40
20
0
1920 1967 2000 2005 2030 2050 2100
人口
1920
0-14歳
1965
2000
15-64歳
2005
65歳以上
2050