スライド 1

水田における除草剤ブロモブチド
の濃度変動と挙動
新潟薬科大学応用生命科学部
諸橋将雪、長沢俊輔、塩谷奈美
○鈴木和将、川田邦明
研究の背景と目的
新潟
農薬の環境における挙動を的確に把握する必要
水田における除草剤ブロモブチドの濃度変動
除草剤ブロモブチド
化学名
分子式
(RS )-2-bromo-N -(α,α-dimethylbenzyl)-3,3dimethylbutyramide
C15H22BrNO
CH3
CH3
構造式
312.25
分子量
C NH CO CH C CH3
CH3
Br CH3
農薬の散布状況
実験結果(田面水中濃度)
ブロモブチド
ブロモブチド
脱臭素体
4
まとめ
田面水中ブロモブチド濃度は、散布から3
日以内に最大となった。
ブロモブチド脱臭素体濃度は、散布直後か
ら徐々に上昇した。
ブロモブチドに対するブロモブチド脱臭素体
の割合は、農薬散布18日後30%であった。
農薬散布1日後、ブロモブチドは、水中に
40-50%程度分布していた。
有機物吸着係数Kocは、11-34であった。