ICMPを用いた侵入検知システムの負荷軽減

ICMPを用いた侵入検知
システムの負荷軽減
著者:岡部吉彦
B4 笹川 真
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はじめに
► 背景
通信技術やインターネットの整備・拡大
インターネット依存の増大
不正行為・犯罪による被害の増加
セキュリティ技術の確立の必要性
► 目的
ICMPを用いての侵入検知システム(IDS)の
負荷軽減
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ファイアウォール
► OSの種類を問わず数多くで使用
► 定めたルールに基づき通過を許すパケットとそ
うでないパケットを判別する
► ボーダーラインセキュリティ
► ファイアウォールのみでは不十分
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侵入検知システム(IDS)
► 種類
HIDS(ホストベースIDS)
NIDS(ネットワークベースIDS)
► 解析方法
MID(Missue Intrusion Detection)
AID(Anomaly Intrusion Detection)
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ポートスキャンの検知
► ポートスキャンの種類
TCPスキャン
FINスキャン
NULLスキャン
SYNスキャン
クリスマスツリースキャン
UDPスキャン
► 今回の検知方法・対象
NIDSを用いてUDPスキャンを検知
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ポートスキャンの検出方法
► ポートスキャンの検出にICMPを使用
► ホストへのパケットではなく、ホストからのICM
Pを観測
(Snort[11]を元に検出)
方法1:ホストからのICMPの反応を観測
方法2:ホストへの反応を見る(学内へのみ)
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実験結果
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評価
► 負荷軽減に成功
► 精度的見地からも十分の結果
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今後の課題
► ポートスキャン以外の不正アクセスの検知
► ホストダウン型の攻撃(DoS)の脆弱性
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