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Theory, techniques and applications of in situ-produced
cosmogenic 10Be and 26Al in geomorphology
宇宙線生成核種10Beおよび26Alとその地形学的応用
松四 雄騎: [email protected]
Goal: 地形学における宇宙線生成核種(特に10Be, 26Al)の方法論を理解する.
Keywords:
Quartz; Nuclide production; Exposure age; Erosion rate; Analytical modeling
Outline:
1. 宇宙線の照射と核種の生成
2. 核種利用の原理
3. モデリング
4. 具体的なメソドロジー
5. 応用例
Introduction
Isotope
10Be
(地球科学のあらゆるシーンで登場)
=
(4p + 6n)
同位体からいかに情報を引き出すか
同位体量=f(時間,位置,速度)
生成,壊変
標高,深度,
供給源からの距離
物質の移動,循環
⇒年代測定,トレーサー利用,侵食・堆積速度推定
Flow of isotope studies
sampling
ここでほとんど勝負はついている
measurement
同位体量の厳密な定量
modeling
discussion
and conclusion
同位体量(比)を説明するための仮定の導入
モデルの説得力がキー
仮定の上での間接的な(ある意味,
大雑把な)推定
このレクチャーでは…
1. 宇宙線の照射と核種の生成
まずは数式を使わず,現象を理解する.
2. 核種利用の原理
3. モデリング
解釈のための数学モデル.
4. 具体的なメソドロジー
サンプリング―試料処理―測定まで.
5. 応用例
過去の研究例から方法論の進展を把握する.
宇宙線生成核種(特にin situ 10Be, 26Al)の応用方法を理解する