5回目 新聞記事情報の検索 レポートの作成 1 前回の復習 4回目 • 新聞記事を使った情報検索課題 – キーワードに使用した内容とは別課題 – 遡及検索できない課題は変更 – 登録した課題は登録のページから確認できます。 • 情報検索内容 P23 – 200-400字で記述できない時は基礎知識を得る • 情報収集の目的・目標 P22 – 収集した情報の取捨選択基準となる • 登録内容はUPのページから参照 – 提出期間2014/4/28-5/17 2 課題の設定(先週) • 新聞記事検索課題の作成 – 過去から現在に至る歴史的、国際的、社会的な出 来事に関する時系列変化を把握するため10~20年 以上の遡及情報検索を行う – I.朝日新聞(1984-現在) 全国的/世界的な出来事 – II.朝日新聞(1945-1985) 全国的/世界的な出来事 – III.新潟日報(2004-現在) 同上/地域的な出来事 – IV.日経新聞(1981-現在) 企業情報 * II.とIVは選択 ** 学外からは利用できません。 3 メール連絡 「5月9日までに朝日DBの検索を終了してください」 • 情報収集には時間が必要 – 2~3週間で作成する内容を想定 – 検索の準備: 基礎知識が必要 – 情報検索:試行錯誤の繰り返しが必要 • 昨日05/08/18:00時点で未接続 – 2年生 – 3年生以上 44 25 • 情報収集に関する能力向上を期待したレポートです – 1週間前まで未接続は想定外 – 短時間で仕上げても労力の割には情報収集能力は身に つきません 4 新聞記事情報の検索 遡及情報検索による情報のマクロ的把握 • A 新聞記事検索 4 回 目 – 新聞記事情報の特徴 R2a – 朝日新聞DBの使用方法 • B レポート2の作成 R2b – UPする項目 自主学習 – 日報/日経DBの使用方法 • C 論理式 DBの使用方法 R2c R2d – AND, OR, NOT を使った検索式 5 回 目 6 回 目 5 課題の作成 作成見本と提出画面の確認 1. 作成見本の確認 – 見本で概要を把握する 2.提出画面の確認 – UP項目の確認 – UP項目の内容の確認 6 UP画面の項目 作成見本とUP画面を確認してから実行する 質問にはメール/研究室で対応します 1.氏名(漢字) 2.学籍番号 3.検索分野 – 以下の新聞紙面から1分野を選択する – 全紙面、総合面、国際面、経済面、家庭 面、科学面、特集面、社会面、スポーツ 面から選択する 7 4.検索課題:20-30字の簡潔な文章 – キーワードの切り出しに使用した記事とは無関係 • 新聞記事やニュースや授業や体験を通して、言葉や概容は知って いるが理解できていない話題 • 疑問や興味を持っているが理解できていない話題 • 10-20年以上継続性のある話題 – 課題設定用紙(図8)を使用 • 情報の主体はニュース • プロスポーツやエンターテイメントなどで記事の理解に 知識を必要としない単純な話題は除外する – 検索結果を見て課題を変更している場合 • 目的と目標を設定できないので良い結果を得られない • レポートの趣旨と異なる 8 5.検索内容 – 遡及検索を行うので10~20 年以上継続性のある と思われる内容を、200-400字程度の文章で、で きる限り具体的に自分の文章で記述する – 10 ~20年以上継続性のある内容を明記する 6.情報収集の目的 – 200~400 程度の文章で記入する – 情報収集の目的には収集した情報を使って最終 的に何を実現したいのかを記述する。 7.情報収集の目標 – 200~400 程度の文章で記入する – 情報収集の目標には実現可能な到達レベルや 情報の利用方法を記述する 9 8.重要と思われるキーワード – 情報検索内容の中から候補となる5ワードを重要 な順に切り出す – 実際に使用するのは3キーワード程度が多い 9.朝日新聞DBを使った絞り込検索の件数 – 選択したキーワードを重要と思われる順に入力し、 1語,2語, 3語, 4語, 5語の場合の絞り込み件数を 記述する – 4語、5語で0件になることがある 10 検索I 朝日新聞DB(1985~現在)の検索結果 10.朝日新聞DBの検索条件 – 検索に実際に使用した検索式、検索条件、検索 結果の件数を記入する。 – 試行錯誤を繰り返しより良いキーワードと検索式 を見出す。 • 使用するキーワードの数も自分で決める。 • キーワードの数は最初に想定した5キーワー ドを使用する必要はない。 • 目的目標が検索結果を評価する基準になる。 – 件数を20件にするためにキーワードの数を増や すのは意味がない。 • 数百件程度に絞り込んだ後は、キーワードを 増やすより自分の目で選択したほうが良い結 果が得られる。 11 課題のまとめ 11.朝日新聞20件以上の記事の一覧と要約 11-1)個別記事の要約 新聞記事情報検索で得られた20件以上の記事を 一覧にする。個別に記事の内容を書誌事項を含め て記入する。個別の記事は50-100字/記事 程度 11-2) 記事全体のまとめ 20件の記事から理解できた時系列的な変化を、自 分の文章で記述する。時系列変化を記述する字数 の目安は400~800字程度以上 12 検索II 朝日新聞縮刷版(1945~1985)の検索 • 朝日新聞DBと同様の検索を、縮刷版1945-1984年 について実行する。 • 使用できるキーワードが少ないので、キーワードを 減らしたほうが良い結果が得られる可能性が高い • 選択しなかった場合は「日本経済新聞の記事検索 を選択」と記述する。 13 13. 朝日新聞縮刷版の検索条件 – 検索に実際に使用した検索式、検索条件、検索 結果の件数等5項目を記入する。 13. 20件以上の記事の一覧と要約 13-1)個別記事の要約:20件以上の記事を一覧にする。 PDFファイルなので検索と整理に時間が必要。50100字/記事 程度 13-2) 記事全体のまとめ:20件の記事から理解できた 時系列的なマクロの変化を、自分の文章で記述す る。400~800字程度以上 14 朝日新聞DB(1985-現在)と縮刷版(1945~1985)の検索結果 14.将来予測と予測理由 – 検索Iから(検索IIを選択した場合は検索Iと検索II から)得られた時系列的な内容の変化から推定で きる将来予測と、推定理由を記述する – 時系列的な変化から推定できる将来予測とその 推定理由を記述する – 400字程度 15 検索III 新潟日報の記事検索 • 朝日新聞と同様の課題、あるいは地域密着型情報 の検索を、新潟日報2004~について実行し、得られ た結果を記述する 15.新潟日報DBの検索条件 – 検索に実際に使用した検索式、検索条件、検索 結果の件数等5項目を記入する。 16. 20件以上の記事の一覧と要約 16-1)個別記事の要約:20件以上の記事を一覧にす る。50-100字/記事 程度 16-2) 記事全体のまとめ:20件の記事から理解できた 時系列的な変化を、自分の文章で記述する。400~ 800字程度以上 16 検索VI 日本経済新聞の記事検索 検索課題は興味のある会社あるいは就職活動をしたい企 業の「会社名検索」 17.日本経済新聞DBの検索条件 – 検索に実際に使用した検索式、検索条件、検索結果 等5項目の件数を記入する。 18. 20件以上の記事の一覧と要約 18-1)個別記事の要約: 20件以上の記事を一覧にする。50-100字/記事 程度 18-2) 記事全体のまとめ: 20件の記事から理解できた時系列的な変化を、自 分の文章で記述する。400~800字程度以上 18-3)情報検索前後の企業イメージの違いを記述する。 17 レポート全体のまとめ 19.新聞記事検索の総括 19-1) 目的と目標を満足する情報収集ができたか記 述する.期待した結果が得られなかった場合はその 要因を分析する。さらに良い結果を得るための視点 も記入する 19-2) その他,理解できた/理解できなかった内容や、 質問があれば記述する。朝日新聞と新潟日報の記 事の違いについて理解できたことがあれば記述す る。 20. 新聞記事検索の特徴 Web情報と比較し理解できた、新聞記事情報の特 徴を記述する. 18 新潟日報記事データベース 新聞記事DBの使用方法 を必ず参照してください • 絞り込み検索 – AND (半角) – スペース • ログアウトは検索ページにない – 接続時のページからログアウト 19 日本経済新聞の記事検索データベース 新聞記事DBの使用方法 を必ず参照してください • 記事検索 – 左のメインメニューから記事検索を選択 • 詳細検索 – 「簡易検索」画面を「詳細検索」画面に変更 • 検索対象 – 新聞 - 日経各紙(全て)にチェック • 検索期間 – 期間を1年から、全期間に変更する • ログアウトは検索ページ右上に • 絞り込み検索は、AND または スペース 20 次回の紹介 論理式を使った情報検索 AND OR NOT 21 6回目 論理式を使った情報検索 22 前回までの復習 目的と目標の重要性 •目的と目標が明確でないと – 何を調べて良いか分からなくなる。 – 欲しい情報にたどりつけない。 – 記事の取捨選択が容易になる。 – 20件を選択するのに苦労する。 •目的と目標がはっきりすれば – 自分の考えがまとまり、自分の意見が持てるようになる。 – 情報の整理作業が円滑になる。 – 情報収集の対象が明確になる。 – 得たい情報を正確に得ることができる 23 目的と目標の違い 【目的と目標】 • 目的はめざしているもの、目標は目的の具体例 • 目的は何がしたいか、目標は実現の可能性のある到達目標 • 目的は最終的なこと、目標は近いこと。 • 目的は最終的な目標、目標は現時点で達成可能なもの。 • 目的は身近なもので目標は目的をより具体的にしたもの。 【目標】 • 目標は目的より実現しやすい具体的なものである。37 • 目標は目的をさらに具体化したもの。×2 • 目標は目的を具体的にしたもの。 • 目標は目的を明確にしたものである。 24 目的と目標を設定できない • • • • 自分の考えた情報に目的を見出すことができない。83 目的と目標がうまく書けない。 目的と目標の具体的な立て方がわからない。 目的と目標をうまく見つけるにはどうしたら良いのか?133 情報論: 情報の活用段階 25 キーワード • キーワードがどのようなものかを再確認すると情報検索がス ムーズになる。 • キーワードが増えていく毎に検索件数が減って記事を絞り込 むことができる。(注意) • キーワードには日付なども含まれる。 • キーワードを探すにはある程度の知識がいる。 • 英語のキーワードが分からないときはどうするのか? • 重要なキーワードを自分で見つける必要ある。 26 論理式の理解度テスト 27 論理式 and • 絞込検索 • And検索 • スーペースで区切る 28 昨年のコメント • スペースがandだと初めて知った。 ×2 • なぜandだけがスペースで省略できるのか? • 検索エンジンで知らないうちにandを使ってい ることに気がついた。 • 「andを使っているな?」みたいな感じがしてい たのだが、予想以上に厳格な処理をしている ことが理解できた。 29 or not • orよりand が優先される。 – orを先に検索するときは( )を付ける。 – A and (B or C) • orはどこで使うんだろうと思った – 同義語の集合を作る – 次頁 • Notは位置(前後)関係を間違えないようにしないといけない 30 or の間違い ( )で同異義語の集合を作る • 12012123 – 環境問題 and 絶滅 and 廃棄物処理場 or ビオトープ and 環境省 • 12012018 – ごみor廃棄物and再生利用化or削減or問題 • 12012055 – エネルギー資源 and 日本 or 天然ガス or メタンハイドレー ト or 地熱 • 12011044 – 日本 or 地域 and 方言 31 • 12012147 検索式を実行すると2種類の情報を収集する – 中国 and 人為的 or 大気汚染 and 悪化and 煤煙 • 12012026 – 二酸化炭素 and 削減 and 排出量 and 生活 or 地球温暖 化 • 12012160 – 地球温暖化 and 影響 and 対策 and 気候変動枠組条約 or 京都議定書 • 12012157 – マイナンバー and 導入 and 管理 and 制度 or メリット • 12012129 – 温暖化and二酸化炭素or化石燃料notハワイ • 参考 12012154 – 辛味 and (ワサビ or トウガラシ) and 辛味 ← 辛味成分 の間違い 32 キーワード不足のため検索内容が不明確 基本的に3語(3概念)以上必要 • 12012159 – 順位and結果and原因 • 12012144 – 期待 and メディア • 12012024 – 辞書 and (意味or考え方) • 12012134 – ロータリーエンジン not レシプロエンジン • 12012077 – スーパーコンピューターand日本notアメリカ • 12012025 – 増税 and 消費税 33 検索式から考えて、遡及検索が困難な例 以前に存在しなかった言葉では遡及検索できない • 12012084 – セブンイレブン&入れたてコーヒー&100円&アラビ カ豆&2013年 • 12012141 – 香川and採点andチームand日本andスカイスポーツ • 12012135 – ファッション and カナダ and 女性 and 2013 and 夏 • 12012109 – 大学生 and 就職率 and 現状 and 2016年度 • 12012004 – 西海岸and 2000年代and若者andB系and流行 34 • 12012085 – マンチェスターユナイテッド and ファーガソン and 退任 • 12012086 – 新元素and原子核andロシアand米国and森田准主任 研究員 • 12012005 – 新潟andハードオフエコスタジアムand巨人and本塁 打and接戦 • 12012139 – 脱法ハーブand飲酒and事故and運転操作and 影響 • 12012016 (20年弱) – 検索エンジン最適化 and キーワード and 選定 • 12011132 – シェールガスand 破産申請 and 輸入 and 日本 35 遡及検索とor検索が不適当な例 • 12012023 – リーマンショック or バブル崩壊 or TPP or 増税 or 空求人 • 12012012 – 東日本大震災 or 福島第一原発事故 and 健康被害 and 風評被害 and 差別 36 遡及検索を配慮した検索式 OK • 12009167 – 金融and政策and経済and日本 – アベノミクスを例に出しているが検索式に入れていな い – 良い結果になるかは別問題, 例:日本は必要か?) • 12012037 – 自殺 and 性別 and 年代 and (自殺対策基本法 or 取 り組み) – 「自殺対策基本法」では平成18年以前に遡及できな いので( )の中に同義語を追加する。 • キーワードを時代の用語に合わせる 37 検索式 • 検索してたくさんの情報が出てきたら自分で必要な ものを選ぶというやり方がわかった。 • 検索式は調べたい内容について良く理解できてい ないと書けない • 絞り込むためにキーワードを加えると必要な記事が 抜ける • 作成した検索式から出た結果をもとに修正していく ことが情報検索には必要 • 作成した検索式が合っているか分からない↑ • 論理式を少しかえるだけで検索内容が大きく変わっ た 38 • なぜandだけがスペースで省略できるのか? • orを先に検索するときは( )を付ける。 • Notは位置(前後)関係を間違えないようにしないと いけない • orはどこで使うんだろうと思った – →同義語の集合 39 1. 検索内容の文章表現 – 遡及できる内容にすること – ある程度の知識が必要 2. 目的・目標の明確化 3. 検索式の作成 – or は( )で囲む 4. 作成した検索式から出た結果をもとに修正していく ことが必要 (不完全な検索式も修正可能) – 地球温暖化 and 原因 – 芸術And日本And海外And影響 40 質問 2014/5/16 • 課題を変更して良いか? – レポート1で登録した課題を完全に変更する場合 • 学籍番号の後に02を付けてレポート1を再度UPしてく ださい。例: 1201206002 • 11項目以降の欄に更新内容を、項目3-10の欄に は提出済と記入しUPする – 朝日新聞と新潟日報で異なる場合 • レポート2の15-1の欄に変更したテーマ、変更理由、情 報収集の目的と目標を記述する。 41 • 家からDBにアクセスできないか? – できません。契約で大学のURL使用が条件と なっている。 • 家から課題をUPできないか? – できません。技術的には可能ですがセキュリ ティの問題があり対応していません。 • 朝日新聞(蔵蔵)は2IDしかないのか? – 「情報検索DBポータル」から入ると80IDです。 但し、図書館から入ると2IDです。日報も50ID あります。 42 作成した検索式から出た結果をもとに 修正していくことが必要 • 5月9日11:30のアクセス数30名(学籍番号の 実数) – 平均3回程度アクセス。 – 他の人は週3時間×2の課題を1週間で実行するこ とになると思います。 – なるべく早く着手してください。 – 情報センターのPCは21:30まで使用可能です。 43 質問等 • 理解 – – – – – 検査エンジンのスペースはandの意味 3 not が理解できているか不安 知識不足を理解 orよりandが優先される フレーズ検索では論理式で見つけにくい情報を見つ けられる – orは真ん中を含むこと、日本語のAかBと異なる • 質問等 – 新聞記事を論理式でどう表現するか? – 課題を家でできるように? 44
© Copyright 2024 ExpyDoc