演題名:パソコンシミュレ-ターを阻むものは何か

パソコンシミュレ-ター
を阻むものは何か
諏訪邦夫
帝京大学
1998年11月日本麻酔・集中治療テクノロジー学会
フライトvs 麻酔シミュレ-ター

日本のパソコンシミュレ-ターの数を
比較するとして
フライトシミュレ-ターの数 ?
麻酔シミュレ-ターの数 ?
日本製と外国製
日本製はある?
 外国製はどの位使われている?

- 日本語化は必須
- さらに日本の実状との整合性
専門家を頼むか自作か
 専門家は“高価”.収支が
?
 別の財源必要.国の研究費など.
 その場合の商業化は?
自作は何故むずかしいか
能力と時間とエネルギーの限界
 シミュレ-ションに定式がない
 生理や薬物作用の数式化が貧弱
 基本ソフトの変化→現存品が使用不能
 完成には「使う」段階が必要

現存品を使わない理由
現存品は見かけも性能も貧弱
 使われないソフトウェアは進歩しない
 有用性が認識されない
 要求を出す欲望も生じない
 使用者→製作者の情報伝達
 外国語は重大な欠点

可 能 性 は ?
開発に必要なのは?
 パソコンと基本ソフト(と言語)
 高価な計測機器や消耗品は不要
 意欲・能力・エネルギー・時間が必要
 動機づけ!

- お金?評価?
結
論
麻酔用パソコンシミュレーターは
 価値は高い
 作成は容易でないが-  能力と意欲のある方々の挑戦を