金融危機の経済学 第二章 07ba197k 千葉 翠 証券化の仕組み • 住宅ローン担保証券におけるトランシェ 元利金の支払いの優先順位をつける 投資家は仕組みやリターン・リスクが予想できる 格付けによりリスクの度合いを表示 • ABS CDO、CDO²、その他の債権を含むCDOが 組成される 証券化の機能 • 投資家 求めるリターンとリスクの商品を購入できる • 貸し手 リスクの高いサブプライムローンの売却が可能に デフォルトリスク、金利変動リスクを投資家に移転 • 証券化商品の発行機関 手数料収入(証券化手数料) CDO市場 • 金融機関 オリジネート・トゥー・ディストリビュートモデル ・貸付 トランシェ別証券発行 投資家に販売 ・自身もSIVやABCP導管会社経由で 一部保有・手数料収入 金融危機の原因 2000~ ・投資銀行 証券化商品により信用リスク移転と貸出拡大 ・CDOの買い手 ヘッジファンド 高レバレッジ(総投資額÷自己資本) 短期資金調達と長期運用→リスクが高い 金融危機の原因は 証券化商品のリスク・リターンの複雑化 ヘッジファンドによる高レバレッジ・高リスク体制 世界への波及 ・アメリカ、ヨーロッパ、アジアの機関投資家が購入 ・保有者のリスク移転手法としてCDS →ABS市場拡大 ・投資家 証券化商品の各トランシェのリスク把握困難 格付けに依存し購入 07年以降 格下げにより売りが増加し金融危機へ 論点 OTCデリバティブを対象にした クリアリングハウスの導入 感想 準備不足でした。 今後は気をつけたいと思います。
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