金融危機の経済学 第二章 - ホーム

金融危機の経済学
第二章
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千葉 翠
証券化の仕組み
• 住宅ローン担保証券におけるトランシェ
元利金の支払いの優先順位をつける
投資家は仕組みやリターン・リスクが予想できる
格付けによりリスクの度合いを表示
• ABS CDO、CDO²、その他の債権を含むCDOが
組成される
証券化の機能
• 投資家
求めるリターンとリスクの商品を購入できる
• 貸し手
リスクの高いサブプライムローンの売却が可能に
デフォルトリスク、金利変動リスクを投資家に移転
• 証券化商品の発行機関
手数料収入(証券化手数料)
CDO市場
• 金融機関
オリジネート・トゥー・ディストリビュートモデル
・貸付 トランシェ別証券発行 投資家に販売
・自身もSIVやABCP導管会社経由で
一部保有・手数料収入
金融危機の原因
2000~
・投資銀行
証券化商品により信用リスク移転と貸出拡大
・CDOの買い手 ヘッジファンド
高レバレッジ(総投資額÷自己資本)
短期資金調達と長期運用→リスクが高い
金融危機の原因は
証券化商品のリスク・リターンの複雑化
ヘッジファンドによる高レバレッジ・高リスク体制
世界への波及
・アメリカ、ヨーロッパ、アジアの機関投資家が購入
・保有者のリスク移転手法としてCDS
→ABS市場拡大
・投資家
証券化商品の各トランシェのリスク把握困難
格付けに依存し購入
07年以降 格下げにより売りが増加し金融危機へ
論点
OTCデリバティブを対象にした
クリアリングハウスの導入
感想
準備不足でした。
今後は気をつけたいと思います。