生産実習(インターンシップ) 株式会社DNPエル・エス・アイ・デザイン 設計本部第1部第1課 日本大学 生産工学部 数理情報工学科数理情報工学コース コンピュータ設計CAD研究室 67030番 大野 真枝 ・ 志望動機 LSI設計にとても興味があり、LSIについてより多くの知識を習得したい為。 また、大学では学ぶことのできない内容を学習したい。 ・ 実習の目的 大学で学ぶことのできない知識を学び、大学で学んだことがある 内容をいかに応用して実習の課題をこなして自分の知識として 習得することができること。会社という企業の雰囲気など肌で感じる。 8ビットカウンタの設計を体験する。 ・実習の内容(スケジュール) 8/19(火) LSIができるまでの設計フロー学習 仕様→論理設計→機能検証→合成→レイアウト設計→検証→マスク→LSI製造 8/20(水) スタンダードセル動作を机上学習、演習を実施 NOT、NAND、NOR、EXOR、D-Latch、D-F/FF 2進数から10進数への変換、ド・モルガンの証明、論理図の作成 D-Latch、D-FFの違い。タイミングチャートの作成。 8/21(木) スタンダードセルの動作を学習 Verilog-XLを使って実際に波形で動作を学習 Verilog-HDL⇔スタンダードセルの対応も実施 NOT,NAND,NOR,AND,ORのMOS展開 8/22(金) 8ビットカウンタの仕様説明 8/25(月) 8ビットカウンタのRTLコーディング(Verilog) HDL文法チェック(spyglass) 8/26(火) 8ビットカウンタの機能検証項目の抽出(机上) 機能検証用テストパターン作成 ・実習の内容(スケジュール) 8/27(水) 8ビットカウンタのRTLネットリスト機能検証(Verilog-XL) シミュレーションを実行し、波形を目視で確認 8/28(木) 8ビットカウンタの論理合成(RTL→Gateレベル) RTL⇔Gateレベルのネットリストを等価検証(Conformal-LEC) 8/29(金) 8ビットカウンタのGateレベルネットリスト機能検証(Verilog-XL) 報告書作成 9/1(月) 報告書作成 LSI仕様 製品企画 LSI構成の検討 システムレベル設計 ディジタル回路 ソフトウェア設計 LSI設計 プリント基板 回路設計 プリント基板 実装設計 システム評価 論理設計 論理検証 論理合成 ダイナミック検証 タイミング検証 レイアウト設計 今回の実習 8ビットカウンタを題材 ダイナミック検証 タイミング検証 フィジカル検証 以下URLより抜粋 http://www.adwin.com/e-learning/adwin_demo/products/lsi/index.html アナログ回路 機能分割 回路設計 機能(回路)検証 8ビットカウンタ 仕様書 VerilogHDL コーディング 検証項目抽出 テストベンチ 作成 タイミング 制約 RTL ネットリスト HDL文法チェック (Spyglass) エラーがあれば RTL修正 論理検証 (Verilog-XL) ライブラリ 合成 (DesignCompiler) エラーがあれば RTL修正 論理等価検証 (Conformal-LEC) Gate ネットリスト ゲートSim (Verilog-XL) SDF 論理代数 D Latch I2 I3 CLK O1 I1 I3=I2 I3=1の時、ON (O1=I1) I2=1の時、OFF (O1=Hi-Z) D Q 図1-1.D-Latch 図1-2.クロックドインバータ 表1 D-Latchの真理値表 インプット アウトプット CLK D Qn 0 0 Qn-1 0 1 Qn-1 1 0 0 1 1 1 CLK D Q 図1-3 D-Latchのタイミングチャート D-FF(Flip Flop) CLK D Q 図2-1 D-FF 表2.D-FF の真理値表 インプット アウトプット CLK D Qn 0 0 Qn-1 0 1 Qn-1 ↑ 0 0 ↑ 1 1 ↑:立ち上がり CLK D Q 図2-2 D-FF のタイミングチャート Verilog-HDL テラタームによるUNIX上でのVerilog-HDLの例題を記述し、シミュレーションを波形で目視 //`define MF 1.9 //`define MO 0.0 `timescale 1ns/1ps module dec2to4 ( in, out ); input [1:0] in; output [3:0] out; assign out = dec(in); function [3:0] dec; input [1:0] in; begin case (in) 2'b00: dec = 4'b0001; 2'b01: dec = 4'b0010; 2'b10: dec = 4'b0100; 2'b11: dec = 4'b1000; endcase end endfunction endmodule in[1:0] out[2:0] 2’b 00 2’b 01 2’b 10 2’b 11 4’b0001 4’b0010 4’b0100 4’b1000 module test; reg [1:0] in; wire [2:0] out; dec2to3 dec2to3 ( .in(in), .out(out)); initial begin #100 in = 2'b00; #100 in = 2'b01; #100 in = 2'b10; #100 in = 2'b11; $finish; end initial begin $shm_open("test.shm"); $shm_probe(test,"AS"); end endmodule in に00が入力された場合、decに0001を代入する。 実行結果 D-FF `timescale 1ns/1ps module test; module FF1( D, CK, Q, QB ); input D,CK; output Q,QB; reg Q; always @( posedge CK ) Q <= D; assign QB = ~Q; endmodule reg D; reg CK; wire Q; wire QB; FF1 FF1 ( .D(D), .CK(CK), .Q(Q), .QB(QB) ); always #50 CK <= ~CK; initial begin CK = 1'b0; D Q QB CK #120 D = 1'b0; #880; #120 D = 1'b1; #880; $finish; end initial begin $shm_open("test.shm"); $shm_probe(test,"AS"); end endmodule 実行結果 8ビットカウンタ仕様書 ブロック図 DATAバス 4bit(D3-0) 下位4bit Qバス (Q3-0) 下位部 カウンタ LD CI EN CE CP 上位部 カウンタ 上位4bit Qバス (Q7-4) CO CL CDN 図3. カウンタブロック図 表3.端子一覧 出力 入力 DATA(D3-0) D3 (MSB) LD 下位部DATAバス(4bit) ~ D0 (LSB) 下位部DATA Load端子(Low Active) CI 桁上がり入力端子 EN 動作設定端子 CP クロック入力端子 CL 同期リセット端子(Low Active) CDN 非同期リセット端子(Low Active) Q(Q7-0) アップカウント出力(8bit) Q7 (MSB) ~ Q0 (LSB) CO キャリーアウト出力 内部信号 CE 上位カウントイネーブル 概要 出力幅8bitの2進数同期式アップカウンタです。入力されたクロック信号の立ち上がりの数を、 0から255まで数えることができます。 数えた値は正の2進数(Binary Code)で出力されます。 255まで数えたとき、キャリーアウト出力COがHighとなります。 本カウンタの内部は下位部カウンタ、上位部カウンタの二つが接続された2段構成となって います。 下位部と上位部のそれぞれに別の構成、機能を持ったカウンタが使用されています。 上位部、下位部は同一のクロック信号で動作しています。 本カウンタは以下の動作モードを持ちます。 1. 2. 3. 4. リセット動作 8bitカウントアップ動作(1) 8bitカウントアップ動作(2) (Data Load) 上位部単独カウントアップ動作 表4.真理値表 ↑… クロック立上がり × … Don’t Care 入力 出力 CP CDN LD CL EN CI D3-0 Q3-0 Q7-4 CO × L × × × × × L L L ↑ H × L × × × ↑ H L H × L DAT A DATA No Change L Q3-0が ↑ ↑ H H L H H H × H H H DAT A DATA 1111で Up Count それ以外は No Change Q7-0が all 1でH Up Count × Q3-0が ↑ H H H L H × ↑ H H H × L × No Change 1111で Up Count それ以外は No Change No Change L 下位部モジュール 上位部モジュール `timescale 1ns/1ps module lowcount8 ( DATA, LD, CI, EN, CP, CL, CDN, CE, Q ); input[3:0] DATA; input LD, CI, EN, CP, CL, CDN; output[3:0] Q; output CE; reg[3:0] Q; assign CE = (Q == 4'b1111)? 1'b1 : 1'b0 ; always @( posedge CP or negedge CDN ) begin if(!CDN) begin Q <= 4'b0000; end else if(!CL) begin Q <= 4'b0000; end else if(!LD && !CI) begin Q <= DATA; end else if(!LD && CI) begin Q <= DATA; end else if(LD && !CI) begin Q <= Q; end else if(!EN) begin Q <= Q; end else begin Q <= Q + 4'b0001; end end endmodule `timescale 1ns/1ps module highcount8 ( CP, CL, CDN, CE, Q, CO ); input CE, CP, CL, CDN; output[3:0] Q; output CO; reg[3:0] Q; assign CO = (Q == 4'b1111) ? 1'b1 : 1'b0 ; always @( posedge CP or negedge CDN ) begin if(!CDN) begin Q <= 4'b0000; end else if(!CL) begin Q <= 4'b0000; end else if(!CE) begin Q <= Q; end else begin Q <= Q + 4'b0001; end end endmodule Top階層モジュール `timescale 1ns/1ps module top ( DATA, LD, CI, EN, CP, CDN, CL, Q, CO ); input[3:0] DATA; input LD, CI, EN, CP, CL, CDN; output[7:0] Q; output CO; wire CE, CO2; lowcount8 lowcount8 ( .DATA(DATA), .LD(LD), .CI(CI), .EN(EN), .CP(CP), .CL(CL), .CDN(CDN), .CE(CE), .Q(Q[3:0]) ); highcount8 highcount8( .CP(CP), .CL(CL), .CDN(CDN), .CE(CE), .CO(CO2), .Q(Q[7:4]) ); assign CO = CO2 && CE; endmodule SpyGlassについて(会社名:atrenta) HDL文法チェックをするためのもの Spyglassのかけ方 必要なファイル run_spyglass spyglass実行スクリプト spyglass_CLK_define クロックを定義しているファイル spyglass_rtl_list RTLのありか(path)を定義しているファイル (1)まず、viでspyglass_rtl_listを修正します。 > vi spyglass_rtl_list /user/DLD/INTERN/masae/verilog/lowcount8.v /user/DLD/INTERN/masae/verilog/highcount8.v /user/DLD/INTERN/masae/verilog/top.v 実行結果 error発生→Q<=4'b0000; bがなかったためerror発生 Spyglassには気にしなくてもいいルールが出てくる。 大切なルールを見逃さないようにする。 気にしなくてもいいルールは、今回リセットはCDNだけれども、 Spyglassのルール的にはRST/iといった名前にしてほしいなど とのerrorが発生した。 しかし今回の仕様書通りに作成するためにこのerrorは気にし なくていい。 チェックしたRTLを追加します。 (2)次に、クロックを設定します。 > vi spyglass_CLK_define -CLK1=“lowcount8.CP“→ -CLK1=“top.CP“ クロックの書き込み。 (3)spyglass実行 > run_spyglass (4)レポートを確認する > less spyglass.rpt ######################################################### # # This file has been generated by SpyGlass: # Report Name : moresimple # Report Created by: masae # Report Created on: 29-08-2008 # Working Directory: /user/DLD/INTERN/masae/verilog # Report Location : ./spyglass.rpt # SpyGlass Version : 3.7.2.2 # Policy Name : SpyGlass(3.7.2) # starc(3.7.2) # ######################################################### 検証項目の作成 検証する項目をすべて抽出すること。 自分で作成した検証項目一覧 DATA="1101"とする。 ①Q7-0="0001_1010"の時に、CDN="0"で非同期にQ7-0="0000_0000"となること ②Q7-0="0001_1010"の時に、CL="0"で同期でQ7-0="0000_0000"となること ③Q7-0="0001_1010"の時に、LD="0",CI="0"でQ7-0="0001_1101"となること(No Change_DATA) ④Q7-0="0001_1010"の時に、LD="0",CI="1"でQ7-0="0001_1101"となること(No Change_DATA) ⑤Q7-0="0001_1010"の時に、LD="0",CI="1"でQ7-0="0001_1111"となること(Up Count_DATA="1111") ⑥Q7-0="0001_1010"の時に、LD="1",CI="0"でQ7-0="0001_1010"となること(No Change) ⑦Q7-0="0001_1010"の時に、EN="0"でQ7-0="0001_1010"となること(No Change) ⑧Q7-0="0001_1111"の時に、EN="0"でQ7-0="0001_1111"となること(Up Count_DATA="1111") ⑨Q7-0="0001_1010"の時に、CDN="1",CL="1",CI="1",LD="1",EN="1",Q7-0="0001_1010"となること(Up Count) 検証項目一覧 リセット動作 CDN CL カウントアップ CE CO - データロード LD LD LD LD カウント停止 CI EN カウントアップ動作中(CDN=1'b1, LD=1'b1, CL=1'b1, EN=1'b1, CI=1'b1, DATA=4'b0101) に、 CDN=1'b1⇒1'b0とすることで、非同期にリセット(Q[7:0]=8'b0000_0000, CE=1'b0)がかかること カウントアップ動作中(CDN=1'b1, LD=1'b1, CL=1'b1, EN=1'b1, CI=1'b1, DATA=4'b0101) に、 CL=1'b1⇒1'b0とすることで、クロックに同期してリセット(Q[7:0]=8'b0000_0000, CE=1'b0)がか かること CDN=1'b1, LD=1'b1, CL=1'b1, EN=1'b1, CI=1'b1, DATA=4'b0101を入力し、 Q[7:0]=8'b0000_0000⇒8'b1111_1111までカウントアップすること Q[7:0]=8'bxxxx_1111のときにCE=1 Q[7:0]=8'b1111_1111のときにCO=1'b1となること Q[7:0]=8'b1111_1111⇒8'b0000_0000となること カウントアップ動作中(CDN=1'b1, LD=1'b1, CL=1'b1, EN=1'b1, CI=1'b1, DATA=4'b0101) に、 LD=1'b1⇒1'b0とすることで、クロックに同期して下位部のカウンタ出力(Q[3:0])がDATAに入力 した値(4'b0101)となる カウントアップ動作中(CDN=1'b1, LD=1'b1, CL=1'b1, EN=1'b1, CI=1'b1, DATA=4'b1111) に、 LD=1'b1⇒1'b0とすることで、クロックに同期して下位部のカウンタ出力(Q[3:0])がDATAに入力 した値(4'b1111)となり、またCE=1'b1が出力され、上位部カウンタのみカウントアップすること データロード後、LD=1'b0期間中は、カウント停止すること データロード後、LD=1'b0⇒1'b1とすると、ロードしたデータからカウントアップを再開すること カウントアップ動作中(CDN=1'b1, LD=1'b1, CL=1'b1, EN=1'b1, CI=1'b1, DATA=4'b1111) に、 CI=1'b1⇒1'b0とすることでカウントアップが停止すること、出力Qはそのまま保持 カウントアップ動作中(CDN=1'b1, LD=1'b1, CL=1'b1, EN=1'b1, CI=1'b1, DATA=4'b1111) に、 EN=1'b1⇒1'b0とすることでカウントアップが停止すること、出力Qはそのまま保持 自分の検証項目には抜けているところがあった。 当たり前のことでもすべて列挙するのが検証項目の抽出である。 この検証項目をすべて満たすようにテストパターンを作成。 テストパターン //`define MF 1.9 //`define MO 0.0 `timescale 1ns/1ps module toptest; reg[3:0] DATA; reg LD, CI, EN, CP, CL, CDN; wire[7:0] Q; wire CO; top top( .DATA(DATA), .LD(LD), .CI(CI), .EN(EN), .CP(CP), .CDN(CDN), .CL(CL), .Q(Q), .CO(CO) ); CP = 1'b0; EN = 1'b1; CI = 1'b1; CDN = 1'b1; CL = 1'b1; DATA = 4'b0100; LD = 1'b1; #880; #120 CDN = 1'b0; always #50 CP <= ~CP; initial begin CP = 1'b0; DATA = 4'b1110; #15{ CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b0_1111; #120 CDN = 1'b1; //CDN #130 //up { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; #1800 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b0_1111; #130 //up { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; //CDN 1945CP #1800 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_0111; #130 //up { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; //CL 3875CP 始めはこのような記述を していた。 しかしこの記述ではわかりづらい。 プログラムが長くなってしまうため { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b0_1111; このような記述に変更した。 #1800 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1001; //No Change_DATA 5805CP #130 //up //No Change_DATA 7735CP #130 //up #500; end #100 DATA = 4'b1111; initial //Up Count_DATA 9765CP #530 //up begin $shm_open("test.shm"); $shm_probe(toptest,"AS"); { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; end DATA = 4'b1110; #1800 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1101; #130 //up $finish; { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; #1800 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1011; //Up Count 18035CP { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; #1800 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1011; #25700 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; endmodule //No Change 11695CP #130 //up このRTL文法チェックにおいてはerrorが発生した。 assign CO2 <= CO && CE; 2を入れるのを忘れていた。 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; #1800 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1110; //No Change 13625CP #130 //up { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; errorをすべて取り除いた後、シミュレーションを実行し 波形を目視で確認した。 #100 DATA =4'b1111; #1150 { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1110; #530 //up { CDN, CL, LD, CI, EN } = 5'b1_1111; //Up Count_DATA 15005CP 波形 波形Viewerには、Cadence(ベンダー名)のSimVision(ツール名)を使用する。 図4. 波形1 図5. 波形2 図6. 波形3 図7. 波形4 図8. 波形5 図9. 波形6 図10. 波形7 図11. 波形8 図12. 波形9 図13. 波形10 すべての検証項目に対してシミュレーションを行い、波形を目視して確認した。 合成 RTLネットリスト 合成ツール Design Compiler Gateネットリスト ログ ライブラリ NOT NAND NOR F/F LATCH DC Professional (TM) DC Expert (TM) DC Ultra (TM) VHDL Compiler (TM) HDL Compiler (TM) Library Compiler (TM) Power Compiler (TM) DFT Compiler (TM) DesignPower (TM) Version 2003.03-3 for sparcOS5 -- May 20, 2003 Copyright (c) 1988-2003 by Synopsys, Inc. ALL RIGHTS RESERVED 実行で生じたWaring assign CO = (Q == 4'b1111)? 1 : 0 ; 変更してみると⇒⇒ assign CO = (Q == 4'b1111)? 1'b1 : 1'b0 ; (Warningはなぜ出ているかを確認し 問題ない場合は何もしない。) This program is proprietary and confidential information of Synopsys, Inc. and may be used and disclosed only as authorized in a license agreement controlling such use and disclosure. Initializing... <中略> Warning: /user/DLD/INTERN/masae/verilog/highcount8.v:7: signed to unsigned assignment occurs. (VER-318) Inferred memory devices in process in routine highcount8 line 9 in file '/user/DLD/INTERN/masae/verilog/highcount8.v'. Warning: /user/DLD/INTERN/masae/verilog/lowcount8.v:8: signed to unsigned assignment occurs. (VER-318) Inferred memory devices in process in routine lowcount8 line 10 in file '/user/DLD/INTERN/masae/verilog/lowcount8.v'. 論理合成 Gateネットリスト 下位部モジュール(合成後) module lowcount8 ( DATA, LD, CI, EN, CP, CL, CDN, CE, Q ); input [3:0] DATA; output [3:0] Q; input LD, CI, EN, CP, CL, CDN; output CE; wire n42, n49, n50, n51, n3, n4, n5, n6, n8, n9, n10, n11, n12, n13, n14, n15, n16, n17, n18, n19, n20, n21, n22, n23, n24, n25, n26, n27, n28, n29, n30, n31, n32, n33, n34, n35, n36, n37, n38, n39, n40, n41, n43, n44; inv0d1 U3 ( .ZN(n6), .I(n42) ); inv0d1 U4 ( .ZN(CE), .I(n6) ); oai22d1 U5 ( .ZN(n41), .A1(n8), .A2(n9), .B1(n10), .B2(n11) ); oai22d1 U6 ( .ZN(n40), .A1(n12), .A2(n4), .B1(n13), .B2(n14) ); oai22d1 U7 ( .ZN(n39), .A1(n15), .A2(n5), .B1(n16), .B2(n17) ); nd02d1 U8 ( .ZN(n38), .A1(n18), .A2(n19) ); nr03d1 U9 ( .ZN(n42), .A1(n3), .A2(n20), .A3(n4) ); nd02d1 U10 ( .ZN(n20), .A1(n43), .A2(n51) ); nd02d1 U11 ( .ZN(n21), .A1(CI), .A2(EN) ); nr02d1 U12 ( .ZN(n22), .A1(Q[1]), .A2(n8) ); nr02d1 U13 ( .ZN(n12), .A1(n22), .A2(n23) ); aoi22d1 U14 ( .ZN(n14), .A1(n24), .A2(n25), .B1(DATA[2]), .B2(n26) ); nr02d1 U15 ( .ZN(n26), .A1(n27), .A2(LD) ); nr02d1 U16 ( .ZN(n28), .A1(n21), .A2(n20) ); nd02d1 U17 ( .ZN(n8), .A1(LD), .A2(CL) ); nr02d1 U18 ( .ZN(n15), .A1(n13), .A2(n29) ); nr02d1 U19 ( .ZN(n30), .A1(n4), .A2(n31) ); nd02d1 U20 ( .ZN(n32), .A1(n28), .A2(Q[2]) ); mx02d1 U21 ( .Z(n9), .I0(n32), .I1(n30), .S(n49) ); nd02d1 U22 ( .ZN(n33), .A1(Q[0]), .A2(n5) ); inv0d1 U23 ( .ZN(n34), .I(DATA[1]) ); mx02d1 U24 ( .Z(n16), .I0(n34), .I1(n33), .S(LD) ); nr02d1 U25 ( .ZN(n24), .A1(n50), .A2(n20) ); nd02d1 U26 ( .ZN(n17), .A1(CL), .A2(n35) ); inv0d1 U27 ( .ZN(n25), .I(n8) ); nd02d1 U28 ( .ZN(n35), .A1(n25), .A2(n21) ); inv0d1 U29 ( .ZN(n13), .I(n35) ); nr02d1 U30 ( .ZN(n29), .A1(n8), .A2(n43) ); inv0d1 U31 ( .ZN(n23), .I(n15) ); nd02d1 U32 ( .ZN(n19), .A1(DATA[0]), .A2(n26) ); nr02d1 U33 ( .ZN(n36), .A1(n8), .A2(n21) ); mx02d1 U34 ( .Z(n37), .I0(n36), .I1(n13), .S(n43) ); inv0d1 U35 ( .ZN(n27), .I(CL) ); inv0d1 U36 ( .ZN(n31), .I(n28) ); inv0d1 U37 ( .ZN(n10), .I(n26) ); inv0d1 U38 ( .ZN(n11), .I(DATA[3]) ); inv0d1 U39 ( .ZN(n18), .I(n37) ); dfcrb1 \Q_reg[0] ( .Q(n43), .QN(n44), .CDN(CDN), .CP(CP), .D(n38) ); dfcrb1 \Q_reg[1] ( .Q(n51), .QN(n5), .CDN(CDN), .CP(CP), .D(n39) ); dfcrb1 \Q_reg[2] ( .Q(n50), .QN(n4), .CDN(CDN), .CP(CP), .D(n40) ); dfcrb1 \Q_reg[3] ( .Q(n49), .QN(n3), .CDN(CDN), .CP(CP), .D(n41) ); inv0d2 UU40 ( .ZN(Q[3]), .I(n3) ); inv0d2 UU41 ( .ZN(Q[2]), .I(n4) ); inv0d2 UU42 ( .ZN(Q[1]), .I(n5) ); inv0d2 UU43 ( .ZN(Q[0]), .I(n44) ); endmodule 上位部モジュール(合成後) module highcount8 ( CP, CL, CDN, CE, Q, CO ); output [3:0] Q; input CP, CL, CDN, CE; output CO; wire n27, n28, n29, n2, n3, n4, n5, n6, n7, n8, n9, n10, n11, n12, n13, n14, n15, n16, n17, n18, n19, n20, n21, n22; nr02d1 U3 ( .ZN(n17), .A1(n5), .A2(n6) ); nr02d1 U4 ( .ZN(n18), .A1(n7), .A2(n6) ); nr02d1 U5 ( .ZN(n19), .A1(n8), .A2(n6) ); nr02d1 U6 ( .ZN(n20), .A1(n9), .A2(n6) ); nr03d1 U7 ( .ZN(CO), .A1(n10), .A2(n3), .A3(n2) ); nr02d1 U8 ( .ZN(n11), .A1(n12), .A2(n3) ); aoi22d1 U9 ( .ZN(n9), .A1(n27), .A2(n13), .B1(n2), .B2(n11) ); aoi22d1 U10 ( .ZN(n8), .A1(n3), .A2(n14), .B1(n28), .B2(n12) ); mx02d1 U11 ( .Z(n7), .I0(n29), .I1(n4), .S(n15) ); mx02d1 U12 ( .Z(n5), .I0(n16), .I1(CE), .S(n21) ); nd03d1 U13 ( .ZN(n12), .A1(CE), .A2(Q[1]), .A3(n21) ); inv0d1 U14 ( .ZN(n6), .I(CL) ); nd02d1 U15 ( .ZN(n10), .A1(n21), .A2(n29) ); nd02d1 U16 ( .ZN(n15), .A1(Q[0]), .A2(CE) ); inv0d1 U17 ( .ZN(n13), .I(n11) ); inv0d1 U18 ( .ZN(n14), .I(n12) ); inv0d1 U19 ( .ZN(n16), .I(CE) ); dfcrb1 \Q_reg[0] ( .Q(n21), .QN(n22), .CDN(CDN), .CP(CP), .D(n17) ); dfcrb1 \Q_reg[1] ( .Q(n29), .QN(n4), .CDN(CDN), .CP(CP), .D(n18) ); dfcrb1 \Q_reg[2] ( .Q(n28), .QN(n3), .CDN(CDN), .CP(CP), .D(n19) ); dfcrb1 \Q_reg[3] ( .Q(n27), .QN(n2), .CDN(CDN), .CP(CP), .D(n20) ); inv0d2 UU20 ( .ZN(Q[3]), .I(n2) ); inv0d2 UU21 ( .ZN(Q[2]), .I(n3) ); inv0d2 UU22 ( .ZN(Q[1]), .I(n4) ); inv0d2 UU23 ( .ZN(Q[0]), .I(n22) ); endmodule トップ階層モジュール(合成後) module top ( DATA, LD, CI, EN, CP, CDN, CL, Q, CO ); input [3:0] DATA; output [7:0] Q; input LD, CI, EN, CP, CDN, CL; output CO; wire CE, CO2, n1; lowcount8 lowcount8 ( .DATA(DATA), .LD(LD), .CI(CI), .EN(EN), .CP(CP), .CL(CL), .CDN(CDN), .CE(CE), .Q(Q[3:0]) ); highcount8 highcount8 ( .CP(CP), .CL(CL), .CDN(CDN), .CE(CE), .Q(Q[7:4]), .CO(CO2) ); nd02d1 U1 ( .ZN(n1), .A1(CO2), .A2(CE) ); inv0d2 UU3 ( .ZN(CO), .I(n1) ); endmodule TOP階層 上位部 下位部 RTL⇔Gateレベルのネットリストを等価検証(Conformal-LEC) CONFORMAL (TM) Logic Equivalence Checker Version 3.3.0.a (05-Apr-2002) Copyright (c) Verplex Systems, Inc., 1997-2002. All Rights Reserved This program is proprietary and confidential information belonging to Verplex Systems, Inc., and may be used and disclosed only as authorized in a license agreement controlling such use and disclosure. ============================================================ Mapped points: SYSTEM class Mapped points PI PO DFF Total -------------------------------------------------------------------------------Golden 10 9 8 27 -------------------------------------------------------------------------------Revised 10 9 8 27 ============================================================ // Command: add compared points -all // 17 compared points added to compare list // Command: compare -NONEQ_Print ^MNon-equivalent points: (G) + 128 PO /CO (R) + 200 PO /CO ============================================================ Compared points PO DFF Total -------------------------------------------------------------------------------Equivalent 8 8 16 -------------------------------------------------------------------------------Non-equivalent 1 0 1 ============================================================ // Command: usage CPU time : 0.26 seconds Memory usage : 32.58 M bytes // Command: exit -force 合成後の波形 図14. 波形1(合成) 図15. 波形2(合成) 図16. 波形3(合成) 図17. 波形4(合成) 図18. 波形5(合成) 図19. 波形6(合成) 図20. 波形7(合成) 図21. 波形8(合成) 図22. 波形9(合成) 図23. 波形10(合成) 図24. 波形全体図(合成) RTL Gate 図25. 波形(合成) 上図をよく見てみるとRTLネットリストとGateネットリストの波形には少々異なっている点があることがわかる。 Qの出力部分に注目してみると、ズレが生じていることがわかる。 このズレの原因は、Gateにした時の配線などの遅延が生じているためである。 レイアウト設計 実習先へのメッセージ 今回このインターシップを通してたくさんのことを学ばせていただきました。 LSIについての知識、UNIXについての知識がとても少なかった私にいろいろ教えていただきとても勉強に なりました。Verilog-HDLからGateになったときには本当に感動しました。 今回は8ビットカウンタの設計を体験すると同時に会社の雰囲気、働くために必要な知識など肌で感じること ができました。 インターシップの経験をこれからの自分に役立てていきたいと思います。本当に10日間ありがとうございま した。 大学へのメッセージ インターシップではゼミの勉強の延長でした。 今まで大学で学習してきた成果を出そうと思いましたが、知識が思うように活用できなかったです。 知識が活用できるには実践も必要だと改めて教えていただきました。 ”慣れ”という言葉を何回聞いたかわかりません。 自分の知識を活用できるようになるまで大学で勉強しこれからの人生に役立てていきたいと思います。 今回このような体験ができて本当によかったです。 以上
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