サーマルプローブを用いたヘリ オトロンJの周辺熱流束計測 • 研究代表者 松浦寛人(大阪府大) • 研究協力者 中野賢(大阪府大) • 岡田浩之(センター世話人)、水内亨(京大) • 所内世話人 武藤敬 研究目的 プロセスプラズマの分野で提案・利用さ れているサーマルプローブ法を用いて ダイバータープラズマのイオンの熱流 束および温度を測定する。 Model 1 (無限平板熱パルスモデル) xtc 2 qt a T ( x, t ) T T exp k (t t0 ) 4a(t t0 ) Model 1 δ関数的な 熱パルス T [℃] Tmax q base line T∞ ⊿t (≒0.1[s]) t t0 tmax xtc 2 t0 2a t [s] 軸回りの熱流束分布 (LCFS内部) Rp 210[mm] ・NBIプラズマ p 110 ~ 10[deg] 標準磁場配位(反転). p 0[deg] pin1 2 3 4 5 6 -120° ・周期性のある波形が データに見受けられる. 0° 60° まとめと成果報告 • ヘリオトロンJにCHSより移設された複合方向性プローブの熱電対信号 を半無限大媒質へのデルタ関数的熱パルス入射モデルを用いて解析 し、プラズマ通電時にプローブが受け取る局所熱流束の値を推定した。 • ヘリオトロン周辺磁場構造やプラズマ中のフローを反映すると思われる 初期データの収集に成功した。 • 今後は異なる磁場配位での熱流束データを収集するとともに、より時間 応答の早いサーマルプローブの設計試作も進める予定である。 松浦寛人、他:第25回プラズマ核融合学会年会,(宇都宮,2008年12月)4aC17P. H.Matsuura, et al.: 18th Int. Toki Conf., (Toki, Japan, 2008)P2-48. H.Matsuura, et al.: Plasma and Fusion Research (2009) 投稿中.
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