スライド 1

分野
工法
目的
対策時
事前の
設計
荷重
軽減
押え
・
抑止
工
地表
水
処理
・
低下
地下
不安定
時対策
技術内容
(より良いものを・より目的に合致したものを)
工期
(より早
く)
工費
(より
く)
排土工
土の重み
を軽減
不安定となったときに、斜面上部を掘削除去。盛土ならば休止・除去。斜面内
の滑ろうとするせん断応力を軽減。掘削除去できない場合は他の対策を採用。
不安定の場合に一般的な方法。
不安定の場
合に迅速に
対応
もっと
安い
軽量盛土工法
土の重み
を軽減
盛土を計画する際、斜面基礎地盤の強度が低い場合や斜面が急角度の場合盛
土の強度が低い場合、盛土をより軽量な材料にして、斜面内の駆動力を低減。
軽量材料としては発砲スチロール・発砲モルタルなど。
準備にかか
るが現地施
工は早い
安い
押え盛土工
すべり面
の反対側
から抑え
想定すべり面の出口部となる反対側から盛土して抑える。不安定となったとき
に、緊急対策。不安定の場合に一般的な方法。
不安定の場
合に迅速に
対応
安い
アンカー工
すべり面
での強度
増加
想定すべり面を横断してより深部にアンカーを設置し、ロッドでつなぎ、斜面表層
のアンカープレイ部で引っ張ることにより、すべり面上の垂直力を増大させ地盤
の強度増加を図る。地盤のすべり安定の他に、アンカーが抜けないようにするこ
とと、ロッドが切れないようにすることが必要。
ボーリング
作業でやや
経過
中位
杭工
すべり駆
動力を低
減
地すべりの対策として使われることが多く、地すべり防止杭と言われる。想定す
べり面の上部において駆動力を低減させるために、すべり面を縦断して設置され
る。杭径は300~300mm。鋼管杭・場所打ちコンクリート杭・深礎杭がある。
杭施工にや
や経過
高価
補強土工法
地中に鉄
筋・繊維
を挿入し
て補強
斜面を直立にしたいときなど、用地が十分でないとき利用される。斜面前面にパ
ネルを配置し、それをロッドで地中先端のアンカーにつなぐ。原理はアンカー工法
と同じであるが、多種類ある。ロッドは鉄筋、その他不織布(繊維)を地中に重ね
て挿入することもある。
準備にかか
るが現地施
工は早い
中位
暗渠・開渠
地表水の
排水
降雨や流水などによる斜面内への過分な水分の供給を排除し、斜面表層土の流
出対策、斜面の重量増大と、地下水上昇に伴う有効応力減少による強度低下を
防ぐ。これは必ず実施する。
一般の排水
溝・排水路
設置と同じ
同左
横ボーリング
斜面内地
下水低下
斜面内の地下水低下をして、斜面内地盤の有効応力増大に伴う強度増加を図る。 ボーリング
ボーリングは想定すべり面より深く。ボーリング孔出口は集水・排水設備につな
作業でやや
げる。
経過
中位
集水井
斜面内地
下水低下
斜面内に井戸を掘り、地下水低下を図る。井戸内の水を汲み出さなければならな
いので、出口に横ボーリングを連絡させることもある。
井戸掘削で
やや経過
高価
排水トンネル
斜面内地
下水低下
横ボーリングを大規模にしたもので、トンネル内からさらに水抜きボーリ
ングを行う。
トンネル掘
削にかなり
経過
かなり
価
グラウト・薬
斜面より
かなり大規模となる地山の地下水遮断。セメントミルクや薬液を注入。
広範囲の遮
高価