PowerPoint プレゼンテーション

研究室紹介 2007年1月29日
坂井典佑
素粒子理論
2015/10/1
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
1
素粒子物理学
基本粒子は何か?
 基本法則は何か?
 理論としての道具

量子力学+相対性理論
場の量子論
2015/10/1
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
2
自然界の四つの力
強い力
 電磁気力
 弱い力
重 力

2015/10/1
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
3
基本粒子はクォーク
陽子
原
子
核
アップ・クォーク
ダウン・クォーク
中性子
2015/10/1
クォーク = 基本粒子
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
4
基本粒子

クォーク
強い力も働く
アップ・クォーク,ダウン・クォーク,・・・

レプトン
強い力は働かない
電子,ニュートリノ,・・・
2015/10/1
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
5
標準模型


2015/10/1
強い力
電・弱力
SU(3)
SU(2)xU(1)
ゲージ理論による力の統一
弱い力をなかだちするゲージ粒子
W粒子・Z粒子
陽子の百倍の重さ
1967年予言
1983年発見
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
6
クォーク・レプトンは何種類か

クォーク
アップ
ダウン

トップ
ボトム
レプトン
ニュートリノ
電子
2015/10/1
チャーム
ストレンジ
ニュートリノ ニュートリノ
ミュー粒子
タウ粒子
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
7
標準模型を越える
統一理論
強い力
SU(3)
SU(2)
電弱力
U(1)
陽子の百倍
ゲージ階層性
2015/10/1
エネルギー
陽子の1億倍の1億倍
大統一理論のエネルギー
超対称性, 余剰次元模型
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
8
余剰次元模型
Brane-World Model





2015/10/1
高次元時空中の位相欠陥
= 4次元時空
標準模型粒子=局在粒子
質量などの幾何学的理解
超弦理論(10,11次元)との関係
超対称性の破れの理解
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
9
重力を含む統一理論

重力 くりこみ不可能
時空の1点
ひろがった「もの」

2015/10/1
弦理論
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
10
超弦理論


安定性
超対称性
超弦理論
すべての力を含む
すべての基本粒子を含む
パラメターのない理論
の可能性がある
10, 11次元時空
実験でテストできる予言はまだこれから
2015/10/1
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
11
素粒子理論研究室








2015/10/1
坂井典佑 教授
伊藤克司 助教授
綿引芳之 助手
研究員(PD):3名(内学振1名)
大学院生
D3:1名
D1:2名
M2:3名,M1:3名,卒研生:5名
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
12
研究内容
超対称統一理論
余剰次元模型(Brane-World)








Effective Action of Domain Wall Networks,
Manifestly Supersymmetric Effective Lagrangians on BPS Solitons,
Solitons in the Higgs Phase: Moduli matrix approach,
Supersymmetry Breaking by Constant Boundary Superpotentials in Warped
Space,
Non-Abelian Vortices on Cylinder---Duality between vortices and walls
Moduli Space of Non-Abelian Vortices,
Non-Abelian Webs of Walls,
Webs of Domain Walls in Supersymmetric Gauge Theories,
場の理論と弦理論における非摂動効果
重力を含む統一理論
超弦理論
2015/10/1
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
13
卒研で何を具体的にやるか

輪講 週1回+
`` Quantum Field Theory’’, L.H.Ryder
`` Quantum Field Theory’’ M.Peskin,
D.Schroeder (2006年度の例)

原論文を読む
(年2度のコロキウムで発表する)
2015/10/1
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
14
原論文を読む
(年二度のコロキウムで発表する)









"Spontaneous Symmetry Breakdown without Massless Boson",
P.W.Higgs,
``Relativistic Quantum Fields'', J.D.Bjorken and S. Drell
``The Theory of Positrons'', R.P.Feynman,
”CP-Violation in the Renormalizable Theory of Weak Interaction”,
Kobayashi and Maskawa
“Conservation of Isotopic Spin and Isotopic Gauge Invariance”,
C.N.Yang and R.L.Mills
``Gauge Theories'', E.S.Abers and B.W.Lee
``A Model of Leptons'', Steven Weinberg,
``Field Theories with Superconductor Solutions'', J. Goldstone
“Asymptotically Free Gauge Theories. I”, D. Gross and F. Wilczek
2015/10/1
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
15
卒業論文
(一年間の仕上げ)
2005年度の例





格子上のゲージ場
拘束系の量子化
Supersymmetric Gauge Theory and Its
Application to the Standard Model
スピンネットワークによる角運動量の図式表現
自発的対称性の破れにおけるユニタリーゲージ
2015/10/1
坂井典佑 東京工業大学大学院
理工学研究科
16