第6章 アジアの成長要因 ー外資(日本資本)の果した役割ー アジアを巡る投資・輸出構造 アジアに集中する外国資本 アジア諸国の投資・貿易構造の変遷 1985年=プラザ合意以前 資本供給国 アメリカ 生産基地 輸出市場 NIEs アメリカ NIEs アメリカ 85/86年 アメリカ 日 本 87/91年 アメリカ 日本 EU 日本 NIEs NIEs ASEAN アメリカ 日本 アメリカ NIEs 92年以降 アメリカ 日本 EU EU・日本 NIEs アメリカ NIEs NIEs ASEAN 中国 アメリカ その他 NIEs 日本 アメリカ NIEs 貿易と投資の相互補完作用 貿易・投資の 自由化,円滑化 市場 拡大 日米資本 規制緩和 内需拡 大 外資導入 輸出の拡大 国内所得の増加 高貯 蓄率 アメリカ 市場 外資導入(輸出拡大)による産業構造の転換 機械製品等の重工業品へ 産 業 構 造 の 高 度 化 輸 出 の シ フ ト 繊維製品等の労働集約的な軽工業品 産業構造の先進国化 軽工業品 機械製品 製造業 サービス業 経済成長・輸出と直接投資 直接投資の増大 輸出・経済成長の増加 米国の対アジア = 貿易収支赤字増大 アジア輸出の増大 日本資本とアジア 外資がアジアに集中した背景 ①豊富な低賃金労働 ②カントリーリスクの低さ ③インフラ設備の充実 ④外資優遇政策 ⑤円高回避(85年以降) 日本の製造業の東アジア各地域進出状況の業種別構成変化 急増する対中国投資 背景 1)より低廉で豊富な労働力 2)外資導入法の規制緩和 3)改革開放政策の定着 4)良好な中国経済 NIES⇒NIES・ASEAN⇒NIES・ASEAN・中国
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