「情報科学」 先週のおさらい 6月14日 第9回 ネットワーク技術 1 光の三原色 赤・青・緑の三色を混ぜると何色になる? 1. 2. 3. 黒色 白色 赤紫 43% 40% 17% 2の白です。 正確には無色透明ですが。 1 2 2 3 色の三原色 赤紫・青緑・黄の三色を混ぜると何色になる? 1. 2. 3. 黒色 白色 赤紫 91% 1の黒です。 正解率が高くて 安心しました。 6% 1 3 2 3% 3 CRTの構造 ○で囲った部分の名称は? 1. 2. 3. 4. 電子銃 収束コイル 偏向コイル 蛍光体 15% 9% 53% 24% 4 1 2 3 4 「情報科学」 今日は難しく感じられるかもしれません(毎回?) 6月14日 第9回 ネットワーク技術 5 「ITホワイトボックスⅡ」見てますか? 1. 2. 3. 4. 5. 毎回見ています! 時々見ています 最近見ていません 忙しくて時間が・・・ それ、何だっけ? ショックでした。 57% 41% 次回6/17 午後11:30~ NHK教育 「ここまできた!最新デジタルテレビ」 6 0% 0% 1 2 3% 3 4 5 補足説明 CDやDVDの「-R」や「-ROM」とは? CD-R、DVD-RWというように用い、 CD/DVDの種類を表す CD DVD Blu-ray 備 Read Only Memory 読込のみ可能 -ROM ○ ○ BD-ROM -R ○ ○ BD-R +R -RW ○ ○ +RW -RAM 7 ○ ○ △ ○ BD-RE 考 Recordable 一回のみ記録可能 Re Writable 追記可能 Random Access Memory 追加・消去可能 データ伝送(p.51) コンピュータ内部のデータ処理 並列伝送/並列処理 8ビットCPUであれば8ビット同時に処理 通信時のデータ処理 直列伝送/直列処理(シリアル伝送) コ ン ピ ュ ー タ b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0 1 20 文0 1 字1 目0 1 0 0 11 文0 1 字1 目0 0 1 並列信号 8 ・・・ b0 b7 ・・・b0 ・・・1101001011001 2文字目 1文字目 直列伝送 0 1 0 1 1 0 0 1 b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0 並列信号 コ ン ピ ュ ー タ データ伝送(p.51) 通信時のデータ処理 並列伝送(パラレル伝送) パラレルポート(プリンタ)、パラレルATA(ATAPI、IDE)規格 同時に多くのデータを送ることが出来る 同期を取る必要があるため、構造が複雑になる コ ン ピ ュ ー タ b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1 b0 1 20 文0 1 字1 目0 1 0 0 11 文0 1 字1 目0 0 1 並列信号 9 0 1 0 1 1 0 0 1 並列伝送 プ リ ン タ 等 並列信号 データ伝送 直列伝送のメリット データを遠方に、高速・正確に伝送できる 最近の主流 USB(Universal Serial Bus)、 SATA(Serial Advanced Technology Attachment)規格等 CCU( Communication Control Unit ) 10 通信制御装置 コンピュータ内部の並列処理データを 送信に適した直列伝送データに変換、 直列伝送データから並列処理への復元を担う 同期・非同期(p.52) 直列伝送で送られる信号 送・受信のタイミングを合わせる=同期 デジタル伝送方式では必須 データ伝送に使われる同期 ビット同期 キャラクタ(文字)同期 ① ② フレーム同期 ③ 11 同期符号を用いる(図4-2) 「フラグシーケンス」と呼ばれる符号をフレームの前後に挿入 実現技術として「0挿入0除去規則」が送受信側に用いられている 伝送制御(p.55) ネットワーク全体が機能するための取り決め =「プロトコル通信規約」 と呼ぶ 通信を効率的に行うための制御 12 データリンクの設定と解放 同期制御 伝送制御手順 データの重複、紛失防止 誤り制御 伝送制御手順(p.56) 伝 送 制 御 手 順 無手順 手順を持たない 信頼性:低 低速通信向き 有手順 手順を持つ 信頼性:高 高速通信向き コンテンション式 ベーシック手順 HDLC手順 ポーリング /セレクティング式 データ伝送用 図4-6 伝送制御手順の種類 13 文字 伝送用 通信の要領~ベーシック手順~(p.58) 送信側 受信側 データリンク解除要求 データリンク解除 応答を受けたら次の データを送る 14 データを受け取ったら 必ず応答する 表4-1 抜粋 符号 名称 ENQ 問合せ ACK 肯定応答 EOT 伝送終了 DLE 伝送制御拡張 NAK 否定応答 通信の手順~HDLC手順~(p.59) フラグ部 アドレス部 制御部 情報データ FCS フラグ部 8ビット 8ビット 8ビット 任意ビット 8ビット 8ビット ベーシック手順より高信頼性、高効率 コンピュータ間通信に適している データをフレーム単位に分割して送受信 FCS:Frame Check Sequence CRC方式(後述)の誤り制御を行うためのデータ 15 誤り制御(p.61) データの送受信にはエラーが発生する データ伝送をスムーズに実現するために 1. 2. 誤りの検出 誤りの訂正 を行う 誤り検出 再送訂正方式 誤りを検出したら、 データの再送信を 要求する方式 誤り訂正方式 誤りを検出したら、 受信側でデータを 訂正してしまう方式 誤り制御 16 誤り制御(p.61) 誤り検出 再送訂正方式 パリティチェック方式 水平パリティチェック方式 *1 水平・垂直パリティチェック方式 *1 *2 *3 17 群計数チェック方式 *1 CRC巡回符号方式 *1 返送照合方式 *2 反転2連送方式 *3 冗長ビット(余分なビット:パリティ)を付けて送信、 検出の手がかりとする 受信したデータを送り返して、送信側でチェックする ビット反転したデータを同時に送信、受信側でチェックする *1 パリティチェック方式(p.61) 伝送する、ある長さのデータのビット列に対し、 1の状態のビット数が奇数または偶数になるように、 パリティビットを付加する方法 奇数パリティ 1001110 1001110 パリティ ビット 18 1 0 偶数パリティ 送信先のデータの 1の状態のビットが 奇数、または偶数かにより 誤りの検出を行う CRC(巡回符号)方式(p.61) 送信するデータを元にCRC値を算出 元のデータに付加して送信 受信側でも同様にデータを演算し、CRC値を算出 受信したCRC値と比較することにより誤りを検出 CRC(Cyclic Redundancy Check):巡回冗長検査 19 誤り制御(p.61) データの送受信にはエラーが発生する データ伝送をスムーズに実現するために 1. 2. 誤りの検出 誤りの訂正 を行う 誤り検出 再送訂正方式 誤りを検出したら、 データの再送信を 要求する方式 誤り訂正方式 誤りを検出したら、 受信側でデータを 訂正してしまう方式 誤り制御 20 誤り制御(p.61) 誤り訂正方式 *4 21 ハミング符号方式 *4 サイクリック符号方式 *4 符号ビットを付けて送信、誤りがあれば受信側で訂正。再送要求せず ハミング符号方式(p.66) 1. 送信するデータに対し演算を行い、 ハミングコードを生成 2. データにハミングコードを付加して送信 3. 受信時にデータとハミングコードを用いて演算、 結果が“0”となるビットは正しく受信、 結果が“1”となるビットは誤りとして訂正を行う 22 サイクリック符号方式 1. 送信するデータを元にCRC値を算出 元のデータに付加して送信(CRC方式と同様) 2. 受信時にデータとCRC値を用いて演算、 結果が“0”となるビットは正しく受信、 結果が“0以外”となるビットは 誤りとして訂正を行う パリティチェック方式より高精度 HDLC方式に用いられる 23 パリティビットが加わることで、何がわかる? 1. 2. 3. 4. 5. データの種類 伝送方法 データの長さ データの間違い データの信頼性 56% Good! 15% 18% 6% 24 1 6% 2 3 4 5 ネットワークの接続形態(p.67) 通信ネットワークはノード(交換機)と リンク(伝送路)で構成される(第3回で紹介) ノード(交換機) ネットワークの基本形態 (a)メッシュ状網 リンク (b)スター状網 (c)バス状網 (d)リング状網 ループ状網 (e)ツリー状網 25 交換方式(p.68) ネットワークを構成する交換機の方式 大別して2通り 回線交換方式 蓄積交換方式 26 送受間の回線が物理的に接続される 電話機がこの方式 交換機が送信データの宛先を判断 判断をするため、一時的にデータを蓄積する機能を持つ 回線の品質や、空き具合により送り先を変更する パケット交換方式(p.69) 分散型通信網を構成する要素として考案 データを一定の長さに切り、パケット(小包)を作り送信 ネットワーク回線を効率的に利用可能 現代の主流 さらに、転送方法で以下の二通りに分類可能 27 データグラム形式 バーチャルサーキット形式 パケット通信のメリットは何? 1. 2. 3. 回線の有効利用 データの小型化 通信の高速化 58% 29% Good! 13% 28 1 2 3 今日の内容は? 1. 2. 3. 4. 難しかった やや難しかった やや判った よく判った 61% 22% 14% 3% 29 1 2 3 4 今日難しかった箇所は? 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. シリアル伝送 パラレル伝送 同期・非同期 伝送制御 通信の手順 誤り制御 ネットワークの接続形態 パケット交換方式 ほぼ全て 57% ・・・・・。 11% 9% 6% 3% 6% 6% 7 8 3% 0% 30 1 2 3 4 5 6 9 今日新しい発見をした箇所は? 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. シリアル伝送 パラレル伝送 同期・非同期 伝送制御 通信の手順 誤り制御 ネットワークの接続形態 パケット交換方式 ほぼ全て 37% 29% 11% 9% 6% 3% 3% 3% 0% 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 試験情報 7月26日(月)に学期末試験を実施予定 教科書・ノートは持込OK 配布したレジュメ(プリント)の持込は不可 レジュメをそのままノートに貼った物はアウト レジュメの内容をノートにまとめた物はOK 範囲は第1回から第15回まで 32
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