零次反応の速度式 ○ 零次反応 (zero-order reaction) ・ 速度が,次数が0の速度式に従う反応 時刻 t におけるAの量を[A]t,初期量を [A]0として積分 ○ 零次反応の半減期 2次反応の速度式 (2種類の反応物) ○ 二種類の反応物が影響する二次反応 速度式は 途中の変形は省略して結果だけを示すと γ α β γ [B]t/[A]tの対数を時間に対してプロット 傾き,AとBの初期量,化学量論係数 → 速度定数 α(β-γ)= kt → γ = -(k/α)t + β 複雑な系での実験的速度式の求め方 ○ 系を単純化するための工夫 注目する一つの化学種を除いて,ほかの反応物を大過剰に使う において、Bが大過剰ならBの量の変化は微小 (Bの量が常に一定) → 反応速度の変化は[A]の変化だけで決まる → 擬速度定数 ○ 通常 m = 1 (擬一次速度式、擬一次速度定数) (常用対数) ln 1.701 = 0.5312 ln 1.302 = 0.2639 実験的に速度式を求めるときの注意 ○ 実験データが理想的に取得できた場合 一次反応 実際のデータ → ばらつくのが普通 一次プロット 二次プロット 一次プロット 二次プロット
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