国立病院機構大牟田病院における肺炎球菌及び
インフルエンザ桿菌感受性検査の年次変化
国立病院機構大牟田病院 感染制
御部
加治木章
肺炎球菌PCG感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌ABPC感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌PIPC感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌CEZ感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌CPZ感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌CDTR感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌IPM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌PAPM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌TFLX感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌VCM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌MINO感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
肺炎球菌EM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
年
インフルエンザ菌PCG感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（60検体）
2005年（26検体）
2006年（77検体）
年
2007年（94検体）
インフルエンザ菌ABPC感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（61検体）
2006年（83検体）
年
2007年（94検体）
インフルエンザ菌PIPC感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
年
インフルエンザ菌SBT/ABPC感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2006年（67検体）
2007年（94検体）
年
インフルエンザ菌CEZ感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
2006年（83検体）
年
2007年（94検体）
インフルエンザ菌CFPM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
2006年（83検体）
年
2007年（94検体）
インフルエンザ菌CDTR感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
2006年（83検体）
年
2007年（94検体）
インフルエンザ菌FMOX感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
2006年（83検体）
年
2007年（94検体）
インフルエンザ菌CAZ感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2006年（68検体）
2007年（94検体）
年
インフルエンザ菌IPM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
2006年（83検体）
年
2007年（94検体）
インフルエンザ菌PAPM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
年
インフルエンザ菌MEPM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
年
インフルエンザ菌TFLX感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（61検体）
年
インフルエンザ菌LVFX感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2006年（83検体）
2007年（94検体）
年
インフルエンザ菌ST感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2006年（67検体）
2007年（94検体）
年
インフルエンザ菌MINO感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
2006年（83検体）
年
2007年（94検体）
インフルエンザ菌EM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
2006年（83検体）
年
2007年（94検体）
インフルエンザ菌CAM感受性年次変化
100%
90%
80%
70%
60%
耐性
50%
低感受性
感受性
40%
30%
20%
10%
0%
2004年（68検体）
2005年（62検体）
年
まとめ
Ⅰ．肺炎球菌
１）PRSP、PISPは2007年には約70％と多数を占めるに至っていた。しか
しABPC、PIPC、各種セフェム系薬の耐性株は少なく、臨床上はまだそ
れほど問題とはなっていない。
２）IPM/CS、TFLXの耐性、低感受性の肺炎球菌が少数認められ今後注
意が必要である。
３）MINO、EMは50％以上が耐性あるいは低感受性でありこれらの薬剤
は選択すべきでない。
Ⅱ．インフルエンザ桿菌
１）90％がPCG耐性であった。ABPC、SBT/ABPCも60％以上が耐性であり
BLNARと思われた。2005年ではPIPCはまだ有効であった。
２）セフェム系ではCEZ以外は耐性または低感受性株は少数にとどまっ
た。
３）IPM/CSは30％が耐性であった。MEPMの耐性は認めなかった。
４）LVFX、MINOはほぼ感受性であったがEMは60％が耐性または低感
受性であった。CAMも30％が耐性または低感受性であった。

平成26年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)