作業用連絡無線システム ミックス・ライト ミックス・プロ ご案内 作業用連絡無線システム(1mW陸上移動局)とは ・複数者(3人以上)による完全同時通話が可能な無線システム。 ・旧微弱無線(現在は使用が禁止されている)に置き換わるものとして 総務省(旧郵政省)が認可した、作業連絡用の無線通信システムです。 ・出力は微弱(1mW以下)ながらも1ユーザーにおいて、同時に最大9波もの 周波数を独占してしまう点などから、従来は総合通信局(旧電波管理局)に 対し、免許申請が必要でした。 規制緩和策の一環として 2001年3月より免許申請が不要になりました! 特定小電力無線機器類と同じ扱いです。 ※建物の地下等をカバーするための増設アンテナ(回線補償器)を設置する場合には 従来通り免許申請が必要です。 作業用連絡無線システムの概要について 子機からの電波は一度親機(中継機)を介し、他の子機の送信電波と 合成して出力されることにより、多人数の同時通話が可能となります。 例;4人で通信する場合 送信波3 送信波1 子機3 子機1 受信波 受信波 送信波2 送信波4 受信波 受信波 子機2 親機(中継機) 親機が受信した子機1~4の電波は ミキシングされて送信。その電波を 子機が同時に受信することで 複数者間の同時通話が可能になる 仕組みです。 子機4 作業用連絡無線システムの通話スタイルについて ミックス ミックス(プロ・ライトとも)の通話は完全な同時通話方式です。 電話と同じで話しながら 聞くことができるから 通話がとてもスムース 子機はヘッドセットやタイピンマイクを 使った通話なので完全ハンドフリーです。 両手を使えるから仕事がはかどります。 離れた場所にいる、多人数の スタッフと会議感覚で通話ができます。 スタンダードは用途に合わせて「ふたつ」のシステム ミックス・プロ ミックス・ライト ●大人数使用時に最適。 ●設置がラクな一体型親機。 ●業界初のMCA方式時なら ●クレーン等に最適です。 使用子機台数制限なしです。 ●高音質設計で快適通話。 ※MCAモード時に同時通話できるのは最大8人となります。 最大9者間 最大5者間 同時通話 同時通話 同時に通話できる人数について ミックス ※基地局なしで(中継親機は必要)子機のみの通話も可能です。 ミックス・ライト ミックス・プロ チャンネル固定方式 MCAチャンネル方式 チャンネル固定方式 基地局 基地局 基地局 (親機RP823+基地局CX912) + 子機最大8台 (親機RP823+基地局CX912) + 通話子機最大7台 & 受信子機は無制限 (親機RP825) + 子機最大4台 (通話アクセス権あり) 最大9者間 同時通話 最大8者間の同時通話。 その通話を受信して 交代で通話に参加できる 子機数は無制限です。 最大5者間 同時通話 システム設置例 工場でご使用 親機RP823 ミックス・プロ 〔工場屋上に親機を設 置〕 ●工場屋上高所に親機を設置、工場建物と工場周りのエリアをカバー。 ●事務所と工場作業ラインA~Cと同時通話で通信できます。 ●地下倉庫に回線補償器設置すればDも同時通話で通信可能です。 ●屋外作業中のE~Gも事務所やA~Dと同時通話で通信可能です。 〔工場の作業ライン〕 〔事務所内〕 A B C 基地局CX912と スタンドマイク CMP825 子機HX833 D 子機HX833 〔地下倉庫〕 子機HX833 〔屋外の作業スペース〕 回線補償器 RP824 E F G ※注意! 回線補償器RP824を 設置する場合は免許 子機HX833 申請必要。 子機HX833 子機HX833 子機HX833 システム設置例 ミックス・ライト 親機RP825と スタンドマイク 親機用 アンテナ CMP826 クレーン車でご使用 ●クレーン車運転席に親機(基地局)RP825を設置。 ●クレーン運転者と玉かけ作業者B・ビル屋上で 荷物を受け取るCが通話する。 ●クレーン車上のAは全体の作業を指示。 ●完全な同時通話なので、全員が ハンドフリーで通信可能。 C A クレーン車運転席に 親機(基地局)RP825を 子機HX833 設置。アンテナは B アーム部トップに設置。 子機HX833 子機HX833 使用する機器 (親機;基地局設備) ミックス・プロ 親機 RP823 最大9者間同時通話 ・屋外常設設置が可能なアルミダイキャスト製の耐熱・耐寒・防水構造、 -20℃~+50℃のワイドな動作温度範囲。 ・最大9者間(CX912含む)の同時通話、MCA(マルチチャンネル)方 式時は最大8者間同時通話(CX912含む)とともに無制限の子機が通 話を受信することができます。 ・据置型基地局が不要な場合、CX912なしでもRP823単体で親機 (中継機)として動作します。 基地局装置 ※写真のスタンドマイクは CMP825です。 専用コントロールケーブルにて接続します。 CX912 •回線使用状況をLEDにて表示します。 •1Wの高出力スピーカー内蔵。外部スピーカーも接続可 能です。 •ス タ ン ド マ イ ク は オ フ ィ ス 用 (CMP825) と 作 業 現 場 用 (CMP826)が選択できます。 回線補償器 RP824 ・地下室等、親機RP823 からの電波が届かない場 所において通信を可能にし ます。 ・最大6台増設可能。 回線補償器RP824を設置 する場合は免許申請必要。 同 軸 ケ ー ブ ル で 接 続 し ま す 。 使用する機器 (親機;基地局設備) ミックス・ライト 親機(基地局) RP825 最大5者間同時通話 ※写真のスタンドマイクは CMP826です。 ●中継装置(親機)と基地局機 能がひとつになった、オールイ ンワンタイプの省スペース設計 です。 ●クレーン等の運転席設置はも ちろん、構内デスクトップ用基地 局としても簡単にセットできます。 ●電波密集地帯で周波数の中 間チャンネルを利用できるイン ターリブ機能も装備。 ※RP825はご使用の用途に応じた外部アンテナが必要です。 ●新設計の高感度・高音質設 計で快適な多人数同時通話が 可能です。 ミックス・プロ ミックス・ライト 使用する機器 (子機;両システム共通) 子機 HX833 ※別売オプションの ショートアンテナ ●ダイキャストシャーシにポリカーボネード製の ボディを採用、高信頼の堅牢構造でJIS防滴Ⅱ 型設計です。 ●薄さ22mm 高さ119.5mm 幅58mm 軽さ200gの コンパクトボディ(付属乾電池ケース使用時)。 ●連続通話時でも約11時間使用可能(大容量 充電池使用時)。 ●最大3通りのシステムメモリーが可能。別の 親機グループへワンタッチでアクセスできます。 ●インカム型ヘッドセットやタイピン型マイクイヤ ホン等使用環境に応じたオプション品を用意し ております。 CAT427装着時。
© Copyright 2024 ExpyDoc