検証の仕方

社会情報システム
• 11月17日(担当:小宮山智志)
社会とシステム
私のホームページでこの資料は見れます。
考えたことをノートにお書きください。
本日考えていただくこと
・私たちの日常の問題の大きな原因ひとつ
→しくみ(システム)
・皆さん、ひとり一人が「自分の関心」についてシス
テムの改善を考える
→人々にもっと夢を与えられるし自分
も夢を持てる
システムってなに?
要素
目
的
達
成
連
関
要素
連
関
要素
たとえば
• 大学
教員
サ皆
ポさ
ーん
トの
教
育
連
関
事務
連
関
理事会
ここで考えてみよう!
• 皆さんの身近なシステムの例を考え
てみよう!
• 周りのお友達と相談しても言いし、
お一人でじっくり考えられても構いま
せん!
システムと暮らし
私たちの暮らし
教育システム
流通システム
通
信
シ
ス
テ
ム
配分システム
システムに満ち溢れている!
システムと社会
ある集団(国・
会社・地域)で
はうまくいった
ひとつのシステム
ある集団で
はうまくいか
ない
なぜだろう?
皆さんの考えた先に考えた具体例は誰に
とってもよいシステムか?
誰にとってもよいシステム?
• たぶん、難しい
←社会(国・会社・地域・世代・サークルとか
人々の集団)によって価値観バラバラ。
一人の人が、さまざまな社会に所属
• むしろ重要なのは、使う人それぞれにあわせ
たシステム作り
皆さんにしかできないこと
• いろいろな人々で最適なシステム違う
• って、ことは、皆さんにしか作れないシステム
がある
東京ではいいシステム~新潟でいいとは限ら
ない。
いままではいいシステム~これからの若者に
いいとは限らない
自分の”いま”関心のあることについて、
なにかシステムに貢献できないか考えてみよう!
皆さんの先輩の例
映画で満足するのはどんな時か?
・多数のコンテンツ
→ユーザー個人に適合的なものを推薦
・たとえば
amazonの書籍推薦
Tsutaya Onlineの映画推薦
・ユーザー一人一人の嗜好傾向を、見極めて
ユーザーが満足するものを個別に提供!
推薦システムの概要例
(映画:理想モデル=未実現)
コンテンツ情報
データベース
監督・主演・キーワード
・ジャンル・制作年等
ユーザーの情報
データベース
いままでの選考情報・属性・コンテンツ評価
そのときの気分・状況
映 オ
画 ス
ス
メ
オススメ
1. コンスタンティン
2. スターウォーズ
3.パッチギ
TSUTAYAの例
TSUTAYAのHP
TSUTAYA
Online search
VIDEO & DVD
おすすめビデオ診断
なかなか面白い
けど、基本は自分で選ばせている
(推薦システムは未完~しかも
選択肢にあがってくる映画…
ビミョー?!
問い
特に今回着目するのは…
• 映画用のデータベースシステム→すでによいものが世
の中にある(いまのところ手をつけるところなさそう)
• しかし「映画によって満足」する人々のしくみ→未解明
~ここを解明!
• 特にTSUTAYAシステムの未完部分
→気分が落ち込んでいるとき
ハッピーな気分になれる映画を見たい人
むしろとことん落ち込む映画を見たい人
どちらもいる...どんな人がどんなときに
どっちの映画で満足?! 解明
意義
ハッピーなとき
どんな映画でも
だいたい満足
人生、下り坂
のときこそ
選択重要!
生涯の映画
ファンになっ
てくれるか
も?!
適切な映画推薦
人生の友:映画
映画産業活性化
(特に邦画がんばって!)
仮説
下り坂のとき
ハッピー気分になれる映画
この際、イッキに落ち込む映画
どっちで満足するか?
人のタイプによって決まっている!
仮説つづき1
~定義に注意!(日常言語≠専門用語)
タイプ1
楽観的なタイプ
=努力で克服
しよう!
理想自己
ズ
レ
現実自己
タイプ2
悲観的なタイプ
=ムリだぁ~
あきらめムード
仮説つづき2
ところで「下り坂」のとき
楽観的→ハッピーな気分になれる映画
悲観的→この際、落ち込む映画
これで満足? そうとはいえないのでは
可能性(犯人候補)は4
つ!!!!
仮説つづき3
楽観・悲観と映画満足
1:楽観的ーHappy
現状
「オレも困難に打ち勝つぞ!」
2:悲観的ーBad
プロセス
一致:共感
映画のストーリー
「あのつらさ、わかるねぇ
~」3:楽観的ーBad
のこり二つのプロセスは?
4:悲観的ーHappy
こちらの気持ち、わかるかな
3.楽観ーBadのプロセス
楽観的なタイプ =努力で克服
理想自己
しよう!
ズ
レ
「下り坂」のとき
現実自己
相対的剥奪:ずっと努力したのに!
努力家ゆえ、つらい
努力してない人よりツライ
こんなときはむしろ、人の痛みに共感
Badな気分になる映画で共感
楽観的な人ほど
=満足
4・悲観ーHappyのプロセス
の心 い
知理 ま
見学 ま
でで
の
漠然とし
た」不安
焦点化
悲観的な人
下り坂のとき
不安
恐怖に
発展
不安感強い
Badな気分にな
る映画
不安焦点化して恐怖=不快
Happyな映画で不安:非焦点化→痛み止め=快楽
分析結果は
• 2005年1月14日(土曜日)
卒業研究発表会
(会場は掲示をご覧下さい!)
ぜひ、いらしてください!!!
人にゆめをあたえるシステム
• もっともっと生きやすいシステム
→ひとり一人が楽しめる。夢が持てる
実現
皆さん、ひとり一人が関心があることにつ
いてシステム改善案
そして
やらされる=つまらない
皆さん自身も
夢がもてる
自分の関心=面白い
あなたしか作れないシステム
• ひとり一人が関心があること!身近なこと!
あなたならではのシステ
ムができる。
コンピュータを知っている
社会の部分
人々の暮らし・社会を知っている
小宮山の担当
両方を考えられる情報システム学科の皆さんこそ
ゆめを与えられるシステム作れる!
考えてみよう!
• 皆さんの関心のあることを考えてください。
• そして、その関心のあることをサポートするシ
ステムを考えてください。
• そのシステムをどんな風に変えたら、あなた
は、そして(ある)社会の人々はもっともっと
暮らしよくなるか、考えてください!