目インタフェースデジタルヘルス研究会

「目は生体の窓~眼から分かる心と身体」
目インタフェースデジタルヘルス
産学共同研究会
生活習慣病ベターマネージメントの研究提案
目から狙う世界最先端研究戦略の構築
診断及び治療等臨床分野に留まらず、汎用性の高いウェラブル化、
レーザー計の融合、高速かつ廉価な市場価値の創造的研究
平成18年1月30日
Science Producer
Koichi Sunada, Ph.D.
「目は生体の窓~眼から分かる心と身体」
生活習慣病ベターマネージメントの研究~目から狙う世界最先端研究戦略の構築
•
研究会形成の経緯
我が国の高齢化は先進国の中でも、急速な拡大方向へ進展している。また、飽食社会・日本のひずみは、幼児期から成人
病予備軍大国化の増加傾向顕著になってきた。さらに少年犯罪の急増、性犯罪者の急増は、現在の日本の大きな社会的
病理となって表層化している。これらの現状課題をニーズに、本研究会は異なる分野の研究者が融合し、 「目が口ほどにも
のを言う」、という諺を科学技術の融合で解決応用を図る試みから生まれた。
キーワード:「目から分かる心と身体」をテーマに、目を生体情報の第一優先・エントリーポイントとし、VR,wearable,3DC
Gデジタル、レーザー技術、画像解析等の異なる領域が融合し、まったく新しい発想の下で「日本発」目から狙う世界最先端
研究をスローガンに掲げるチームである。
•
研究会の目的
①「目は生体の窓」と位置づけ、眼底血流の高精密レーザー計測法の確立、デジタルCG画像解析技術、さらにメガネのよう
な小型ウェラブルコンピュータ化技術等に融合し、生活習慣病ベターマネージメントの研究を推進する。これら技術の進展は、
感覚器障害(眼科域)の診断及び治療等臨床分野に留まらず、汎用性の高い小型ウェラブル化によって血流,酸化ヘモグロ
ビン,血糖,蛋白等分布の可視化診断システムの開発に活かされ、セキュリティ分野等さらに新たな市場開発を目指す。
②3Dデジタル技術を用いた医学・看護教育、及び患者に対する啓蒙教育システムの構築を目指す。
1)教育インフォームドコンセントデジタル技術からのアプローチ、
2)レーザー計測からのアプローチ、
3)信号解析からのアプローチ、
4)ウェラブルシステムからのアプローチ、
5)ディスプレイ計測装置からのアプローチ、
6)診断・治療システムからのアプローチ、
これらのアプローチをシームレスな一体的システムとして研究する。
・
研究アプローチの特長:科学技術と文化芸術の担い手の融合が生み出すアプローチ
造影剤を使用しない、顎を乗せない、非侵襲(非固定式ウェラブル化・メガネ仕様に小型化)眼底レーザー計測法の確立等
により、最新の診断・治療方法の開発・世界最先端診断モデルや感覚器データベースの構築を目指し、目の血流から感覚
器障害ならびに、内科系疾患や健康管理の新しい装置として、産学官連携を推進する技術の融合化を研究の目的とする。
九州大学は長年の久山町研究の実績がある。加えて技術融合により複合的な疾患予防・早期診断(早期治療)、教育啓蒙
システムの確立により、新たな生活習慣病ベターマネージメントの構築を目指す。
研究会形成の経緯
我が国の高齢化は先進国の中でも、急速な拡大方向へ進
展している。また、飽食社会・日本のひずみは、幼児期から
成人病予備軍大国化の増加傾向顕著になってきた。さらに
少年犯罪の急増、性犯罪者の急増は、現在の日本の大きな
社会的病理となって表層化している。これらの現状課題を
ニーズに、本研究会は異なる分野の研究者が融合し、 「目
が口ほどにものを言う」、という諺を科学技術の融合で解決
応用を図る試みから生まれた。
キーワード:「目から分かる心と身体」をテーマに、目を生体情
報の第一優先・エントリーポイントとし、VR,wearable,3D
CGデジタル、レーザー技術、画像解析等の異なる領域が融
合し、まったく新しい発想の下で「日本発」目から狙う世界最
先端研究をスローガンに掲げるチームである。
研究会の目的
①「目は生体の窓」と位置づけ、眼底血流の高精密レーザー計測法の確立、デジ
タルCG画像解析技術、さらにメガネのような小型ウェラブルコンピュータ化技術
等に融合し、生活習慣病ベターマネージメントの研究を推進する。これら技術の
進展は、感覚器障害(眼科域)の診断及び治療等臨床分野に留まらず、汎用性
の高い小型ウェラブル化によって血流,酸化ヘモグロビン,血糖,蛋白等分布の
可視化診断システムの開発に活かされ、セキュリティ分野等さらに新たな市場開
発を目指す。
②3Dデジタル技術を用いた医学・看護教育、及び患者に対する啓蒙教育システ
ムの構築を目指す。
1)教育インフォームドコンセントデジタル技術からのアプローチ、
2)レーザー計測からのアプローチ、
3)信号解析からのアプローチ、
4)ウェラブルシステムからのアプローチ、
5)ディスプレイ計測装置からのアプローチ、
6)診断・治療システムからのアプローチ、
これらのアプローチをシームレスな一体的システムとして研究する。
研究アプローチの特長:科学技術と文化芸術
の担い手の融合が生み出すアプローチ
造影剤を使用しない、顎を乗せない、非侵襲
(非固定式ウェラブル化・メガネ仕様に小型化)
眼底レーザー計測法の確立等により、最新の診断・治療方法
の開発・世界最先端診断モデルや感覚器データベースの構
築を目指し、目の血流から感覚器障害ならびに、内科系疾
患や健康管理の新しい装置として、産学官連携を推進する
技術の融合化を研究の目的とする。
九州大学は長年の久山町研究の実績がある。加えて技
術融合により複合的な疾患予防・早期診断(早期治療)、教
育啓蒙システムの確立により、目を生体情報の第一優先・エ
ントリーポイントとした、新たな生活習慣病ベターマネージメ
ントの構築を目指す。
「眼から分かる心と身体」
~最先端眼底計測と医療・感性の応用~
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レーザーで眼底形状の距離計測ができる。
波長を変えることで、眼底表面と脈絡膜の血管を計測でき
る。
眼底を3次元(立体構造)で表現する。→眼球精密3DCG
医学モデル
レーザーを自動制御して網膜治療する。→眼球精密3
DCG医学モデル
非侵襲で患者に負担をかけることなく、短時間(1~2秒)で
10枚程度の静止画を撮影する。
→感性計測→ID識別セキュリティ
評価検証可能な医師もプロジェクトに参加する
ウェラブル眼底計測装置(眼底計測メガネ)の先端的機能
デザイン開発→映像3Dディスプレー
新しい研究戦略・研究手法の構築
「科学技術」と「文化芸術」の担い手の組み合わせ
サイエンス・プロデューサーから見た目プロジェクトの課題:
診断及び治療等臨床分野に留まらず、汎用性の高いウェラブル化、
レーザー計の融合、高速かつ廉価な市場価値の創造的研究
自己表現・独自性の世界
技術者とデザイナー(組み合わせⅠ)
:舘氏x竹田氏+吉永氏、岡田氏
-親和性が高い
サイエンス
(科学者)
(医科学者、医師)
アート
(アーチスト)
Ⅳ
Ⅲ
説明系
:源田氏x岡田氏+(メーカー系D/E)
-相性が良い場合・悪い場合がある
Ⅱ
エンジニアリング
テクノロジー
(技術者/工学者)
技術者とアーチスト(組み合わせⅡ)
Ⅰ
デザイン
(デザイナー)
社会性・実用性の世界
表現系 科学者とデザイナー(組み合わせⅢ)
:石橋氏x竹田氏+(メーカー系D/E)
-相性が良い場合・悪い場合がある
科学者とアーチスト(組み合わせⅣ)
:石橋氏x源田氏
-成功事例など先例が極めて少ない
生活習慣病ベターマネージメントの研究~目から狙う世界最先端研究戦略の構築
診断及び治療等臨床分野に留まらず、汎用性の高いウェラブル化、
レーザー計の融合、高速かつ廉価な市場価値の創造的研究
目標の可視化の実現
研
究
開
発
完
成
度
研究目的の明確化
戦略・戦術・技術の構築
診断・治療
システム開発
信号解析
ウェラブルコ
ンピューティ
ングの研究
レーザー計測
眼球CGアトラス
教育モデル研究
2006年
1月30日
スタート
競争相手の徹底把握
採択!
研究計画申請
の策定
4月
時間
8月
12月
名前
所属
Science Producer
プロジェクトMD
砂田 向
壱
文部科学省産学官連携広域コーディネーター
九州大学客員教授
教育・インフォームド
コンセント
デジタル技術
源田 悦
夫
九州大学大学院芸術工学研究院視覚情報部門教授
レーザー計測
岡田 龍
雄
九州大学大学院システム情報科学研究院
電子電気システム工学部門教授
ウェアラブル
システム
竹田 仰
九州大学大学院芸術工学研究院応用情報部門教授
吉永 幸
靖
九州大学大学院芸術工学研究院芸術情報部門助手
館 眞利
ワイズ・ソリューション株式会社
石橋 達
朗
九州大学大学院医学研究院眼科学分野 教授
江内田
寛
九州大学大学院医学研究院眼科学分野 助手
鍵本 忠
尚
九州大学大学院医学研究院眼科学分野 大学院生
信号解析
診断システム
開発
須田 美彦
コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社ライフサ
生体における眼の役割
疾患の
メカニズム
解明
疾患の
治療法開発
生活習慣病を含めた疾患の予防と対策
目を情報のエントリーポイント
あたらしい
診断法の
開発
啓蒙活動
生活習慣病と眼科疾患