生体情報論演習 - 統計法の実践 第2回2011. 6. 17. 京都大学 情報学研究科 杉山麿人 先週の課題の解答例 DATA1 40 mean: 25.2 s.d.: 9.10 s.e.m.: 0.91 30 頻 20 度 10 0 0 10 20 30 40 データ区間 50 60 70 先週の課題の解答例 DATA2 mean: 10.89 s.d.: 2.36 s.e.m.: 0.24 15 10 5 0 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 データ区間 先週の課題の解答例 DATA3 40 mean: 0.20 s.d.: 0.16 s.e.m.: 0.016 30 頻 20 度 0 10 0 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 データ区間 分布について解析 • 分布の形が違う – DATA1 – (実は)正規分布からのデータ – DATA2 – (実は)一様分布からのデータ – DATA3 – (実は)ベータ分布からのデータ – データ範囲のとり方を変えると,形が変わる • データから真の分布を見つけるのは難しい ! • n を大きくすると – s.d.はどうなるかわからない – s.e.m.は一般に小さくなる • 実験データが増えるほど推測が正確になる 実験データの例 3 4 5 43 25 10 6 8 31 98 ・・・ 測定値 31 87 ・・・ 個体 No. 1 2 373 21 参考:統計 学入門(東 京大学出 版会) 実験データの度数分布表 階級 度数 0 ~ 10 12 11 ~ 20 21 ~ 30 10 19 31 ~ 40 41 ~ 50 51 ~ 60 42 72 82 61 ~ 70 71 ~ 80 81 ~ 90 91 ~ 100 54 38 25 19 合計 373 実験データの分布をヒストグラムで表す 100 90 80 70 度 60 数 50 40 30 20 10 0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 点数 ヒストグラム上での平均値と標準偏差 100 90 80 70 度 60 数 50 40 30 20 10 0 平均値 標準偏差 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 点数 エラーバー付き棒グラフ • [平均値と標準偏差] または [平均値と標準誤差] の組をグラフで表す • バーの高さと エラーバーで現す – バーの高さは平均値 – エラーバーは標準偏 差か標準誤差 標準偏差か 標準誤差 平均値 エラーバー付き棒グラフの例 mean ± s.e.m. 個体 対照群 処理群 1 59 83 70 2 46 70 60 3 55 69 4 76 80 5 75 59 6 83 51 反 50 応 40 量 30 7 44 70 8 77 62 10 9 65 67 0 10 56 84 20 課題 • Excelファイルにある各データセットについて ,エラーバー付きの棒グラフを描く – エラーバーは標準誤差とする • 解答をPowerPointにまとめる – PowerPoint ファイルで提出 • 締め切り:6月23日(木)18:00 • 課題の提出先: mahito+seitai(at)iip.ist.i.kyoto-u.ac.jp
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