Mediocritas会社紹介

部品種類・共通化率ベンチマークサービス(モジュラーデザイン導入前活動)
日本モジュラーデザイン研究会
http://modular-design-institute.jp
部品種類・共通化率をベンチマークし、コスト競争力で競合他社を上回る目標値を設定します。
【想定ケース】
【Case1】
【効果(実施後の状態)】
 競合他社に打ち勝つ部品種類・共通化率の目標値と実行計画が明確になります
コスト競争力向上のために、部品種類の削減や共通化を進めたいが、現状の
製品バリエーションを維持する場合、どの程度まで進めれば良いか分からない
部品種類の削減、共通化率向上の活動を促進させたいが、
【Case2】
どのパーツからどのように進めれば良いのか見当がつかない
 部品種類・共通化率の改善策、及び、優先度が、ユニット/部品単位で
明確になります
他社ライバルモデル採用部品のベンチマークは実施しているが、部品種類や
【Case3】
共通化のベンチマークは実施しておらず、他社との優劣がわからない
 自社・他社の部品種類・共通化率の優劣を、ユニット/部品単位で
定量的に把握できます
【サービス概要(活動ステップ&手法の特長)】
2. 部品種類・共通化率のベンチマーク
3. 目標値・改善策・実行計画の明確化
1.ベンチマークを実施するための前準備
設計部品構成に基づいて、自社・他社製品のユニット/部品毎に総部
方式や構造、部品構成が異なる製品間での比較を可能
品
にするために、共通の土台となる「設計部品構成」※1を作成 種類や製品間での部品共用数を調査し、部品種類・部品共通化率を算
出
自社製品
他社製品
【※1 設計部品構成とは】
製品の全ての部品
BOM BOM BOM 分解 分解 分解
を機能に基づいて末端
まで展開したもの。
複数製品の部品を階層的にばらし(1次
部品/2次部品/・・)、全製品を包含する
設計部品構成を作成
設計部品構成
0次 1次 2次
n次
デジタルカメラ
レンズユニット
レンズ
部品101
部品102
部品103
フォーカス機構
部品111
部品112
ズーム機構
機能定義
撮像面に受光させる
光を集束する
・・・
・・・
・・・
対象にフォーカスを合わせる
・・・
・・・
撮像範囲を拡大・縮小する
部品121 ・・・
撮像ユニット
光を電気信号に変換する
CMOSセンサ 受光する
部品201 ・・・
部品202 ・・・
シャッター機構 露光時間を制御する
部品211 ・・・
部品212 ・・・
・・・ ・・・ ・・・
・・・
 機能や方式、構造が異なる自社・他社の複数製品
を包含した設計部品構成を作成します
 自社・他社の複数製品を包含することで、
設計部品が網羅され、自社・他社製品を共
通の土台で比較することができるようにな
ります
【自社分析結果】
設計部品構成
製品A
0次 1次 2次
n次
デジタルカメラ
レンズユニット
レンズ
部品101
部品102
部品103
フォーカス機構
部品111
部品112
ズーム機構
部品121
・・・ ・・・
・・・
部
品
点
数
部
品
点
数
部
種品
類
数
部
品
点
数
部
種品
類
数
総
部
点品
数
共
製用
品
数
201 98 211 100 194 96 606 168 294
23 11 19
8
15
9
57 13 28
17
8
16
5
8
4
41
6
10
5
9
4
0
0
19
3
7
3
0
0
3
2
10
2
0
0
7
1
5
2
12
3
3
1
2
3
6
3
11
2
2
1
0
0
4
1
6
2
1
0
2
3
2
2
5
2
3
2
1
0
1
2
5
1
3
2
1
0
1
2
5
1
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
0次 1次 2次
n次
デジタルカメラ
レンズユニット
レンズ
部品101
部品102
部品103
フォーカス機構
部品111
部品112
ズーム機構
部品121
・・・ ・・・
・・・
部品種類/共通化 分析結果
製品D
製品E
製品F
総 合
部
品
点
数
部
種品
類
数
部
品
点
数
部
種品
類
数
部
品
点
数
部
種品
類
数
総
部
点品
数
共
製用
品
数
MD指数(部品種類)の目標値 : 65種/製品
部品共通化率の目標値
: 32%
総
種部
類品
数
【他社分析結果】
設計部品構成
【部品種類・共通化率目標値】
部品種類/共通化 分析結果
製品B
製品C
総 合
部
種品
類
数
総
種部
類品
数
188 71 159 73 176 69 523 189 213
20
5
19
3
11
3
50
9
11
15
2
17
2
5
1
37
6
9
1
10
1
0
0
19
2
6
1
0
0
0
0
6
0
0
0
7
1
5
1
12
2
2
2
2
1
6
2
10
2
2
1
0
0
4
1
6
2
0
1
2
1
2
1
4
3
3
1
0
0
0
0
3
1
3
1
0
0
0
0
3
0
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
【改善策・実行計画】
設計部品構成
【ベンチマーク結果総合】
総部品点数
総部品種類数
製品種類
MD指数※2
(1製品あたりの部品種類数)
部品共通化率※3
自社 A社 B社
606 622 523
294 306 213
3
3
3
98
102
共用機種数
機種数
総部品数
3 2 3 1 4 3 2 4
      
5 5 5 5 5 5 5 5
8
 50【
%】
n

i 1
A B C D
a ○
○
b ○
○
c
○
○
d
○
e ○
○ ○
f ○ ○
g ○
○
h ○ ○
○
E
○
○
○
○
○
 設計部品構成に基づいて、自社・他社製品それぞれ3製品程度の総部品点
数や部品種類、製品共用数を調査します。得られた結果から、部品種類・共
通化率を算出します。
 自社・他社の部品種類・共通化率の優劣を、ユニット/部品単位で
定量的に把握できます
製品数
3
2
3
1
4
3
2
4
M
D
指
数
共
通部
化品
率
19%
98
30%
71
32%
7%
38
30%
28
30%
レンズ
12%
10
19%
13
19%
フォーカス機構
8%
20
40%
4
40%
2次
ズーム機構
0%
8
31%
11
31%
32%
60
30%
43
32%
CMOSセンサ
29%
19
31%
11
40%
シャッター機構
40%
11
23%
12
31%
ミラー機構
24%
8
27%
3
27%
AF検出機構
35%
22
39%
17
39%
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
撮像ユニット
・・・
目標値
共
通部
化品
率
レンズユニット
19% 20% 30%
B社
M
D
指
数
デジタルカメラ
71
自社
共
通部
化品
率
0次 1次
【※2 MD指数の算出方法】
・1製品当りの平均部品種類数
・計算式:総部品種類数÷機種数
【※3 部品共通化率の算出方法】
・ある部品がいくつの製品で共用されているか求め、
全ての部品で平均する
・計算式(右図例):
製品
共用
部品
【設計部品構成の作成】
目標とする他社製品をユニット・部品毎に比較し、部品
種類・共通化率の目標値・改善策・実行計画を策定
・・・
M
D
指
数
原
改因
善分
策析
/
レンズや撮像ユニットで
大きく負けていることが敗因。
手ブレ検出センサ、VCMの
22
支持部品を共通化可能。
レンズをホールドするネジやリン
10
グが共通化可能
フォーカスリング周辺の部品が
4
過剰。
沈胴式機構周辺の部品は標準
8
部品を採用することで共通化可
ミラー機構、AF検出機構で
42
大きく負けていることが敗因。
他社に比べ部品種類が多いが
11
独自技術実現のために必要。
改善は保留。
他社に勝っているが、駆動モータ
11
周辺の部品点数を削減可能
ハーフミラーの支持部品が
3
共通化されていない
AF検出ユニットをフレームに止
17
めているネジが共通化されてい
・・・
・・・
65
実行計画
優
先
度
納
期
-
6ヶ月
高 1ヶ月
中 2ヶ月
高 1ヶ月
中 3ヶ月
中 2ヶ月
低 4ヶ月
低 4ヶ月
高 1ヶ月
高 1ヶ月
・・・
・・・
他社に負けている項目
※ MD指数の低減としては、部品種類を維持
したまま製品ラインナップを増やす方法
もあるが本サービスの対象外とする
 製品全体で他社に上回る部品種類・共通化率の目標値
を設定します。また、ユニット/部品毎に目標値・
改善策・実行計画を明確にします
 確実に他社よりもコスト競争力のある目標設定が
可能になります
 部品種類削減・共通化率向上の活動効果が
得られやすい領域が明確になります
※本活動は、比較対象となる他社製品を入手可能な場合に実施可能
※本パンフレットはモノづくり経営研究所イマジン(日野三十四所長)よ