商品売買の取引 分記法 ○商品\30,000を仕入れ，代金は現金払いのとき （借） 商 品 30,000 （貸）現 金 30,000 ○商品を\50,000（仕入原価\30,000）で売り渡し，代金は現金受け取 りのとき （借） 現 商品の売価 \50,000 金 50,000 （貸）商 品 30,000 商品売買益 20,000 商品の仕入原価 \30,000 商品売買益 \20,000 仕入原価 と 商品売買益 を分記する ３分法 ※商品に関する取引を仕入・売上・繰越商品の３つの勘定に分けて 記入する。 商 仕入れたとき 品 売り上げたとき 期首・期末の商品有高 仕入勘定 売上勘定 繰越商品勘定 （費用） （収益） （資産） ※売り上げの際に仕入原価をいちいち調べる手間が省ける。 ※総勘定元帳と商品に関する補助簿の照合が容易にできる。 ※仕入れに関する仕訳 ○商品を掛けで仕入れたとき （借）仕 入 ×× （貸）買掛金 ×× ○掛けで仕入れた商品を戻した(返品)ときや値引きを受けたとき （借）買掛金 ×× （貸）仕 入 ×× ～ 注 意 ～ 商品を仕入れた際に要した引 取運賃などの諸費用(仕入諸掛) は仕入勘定の金額に含める。 ※売り上げに関する仕訳 ○商品を掛けで売り上げ，発送費は現金で支払ったとき （借）売掛金 ×× （貸）売 上 ×× 発送費 ×× 現 金 ×× ○掛けで売り上げた商品が戻ってきた(返品)ときや値引きをしたとき （借）売 上 ×× （貸）売掛金 ×× ～ 注 意 ～ 商品を売り上げたときに支 払った発送運賃などは発送費勘 定（費用）を用いて処理する。
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