構造物の振動解析 ~難波田常公園~

基盤構造工学研究室
小田 優介
川満 大輔
構造物の揺れ方を調べる
 計測方法
 調べた場所
難波田城公園

施設概要
所在地は富士見市
中世に活躍した難波田氏の城館跡
昭和36年埼玉県旧跡に指定
敷地面積約17240平方メートル

目的
「旧金子家」の構造を知る
 製作方法
1. 平面図、立面図の作製
2. 木材を使って模型製作

設置場所
建物の梁と桁、地面
 目的
建物が振動しているかどうか調べる
 予想
建物の方が振幅が大きくなる。

1回目
振幅
0.1
0
-0.1
60
70
80
時間(秒)
90
1回目
0.2
振幅
0.1
0
-0.1
-0.2
60
70
80
時間(秒)
90
設置場所
建物の手前側と奥側
 目的
建物の揺れ方について調べる
 予想
同じ方向に揺れる

3回目
1
3hzと5hzで振動が
観測できた
 3hzでは同位相
 5hzでは逆位相

振幅
0.8
0.6
0.4
0.2
0
0
2
4
6
振動数
3回目
8
10
2
4
6
振動数
8
10
位相差
200
100
0
0
3回目
1
3hzと5hzで振動が
観測できた
 3hzと5hzで同位相

振幅
0.8
0.6
0.4
0.2
0
0
2
4
6
振動数
3回目
8
10
2
4
6
振動数
8
10
位相差
200
100
0
0
構造物は主に3hz付近で振動していた。
 5hz付近の桁方向の振動ではねじれ(位相差
約180度)の揺れが観測された。
