地価変動
椎葉 達也
1）地価の現状
2）二極化の改善
3）地価変動による金融機関への影
響
4）地価の上昇が及ぼす不動産投資
への影響
1）地価の現状
１３年連続の下落
↓
横ばい・上昇地点の増加
下げ止まりの傾向
図表1.公示価格年別変動率
30
20
10
変動率（％）
0
昭和50年
-10
57
平成元年
-20
公示年
8
15
住宅地
商業地
全用途平均
地価の上昇
・六本木ヒルズ周辺・銀座などでは上昇傾向
・利便性・収益性の高い地域は必然的に
・外資系資本の進出
ルイ・ヴィトン銀座並木通り店
「二極化の改善」
二極化
・都市部を中心に下げ止まり
・地方圏では依然、下落が進む
二極化の改善策
・新駅整備
・高さ制限・用途制限
・地域経済の活性化
土地の買い時
・地価の下げ止まり傾向
↓
・この先、大きな地価の下落は考えにくい
↓
・土地を購入するなら今！！
・収益性・利便性・住環境の確認
・将来の地価の変動を考える
「地価変動による金融機関への影響」
地価下落
・土地担保回収が困難に
・新たな不良債権が発生
地価の下げ止まり
・不動産投資信託の有望市場化
「地価の上昇が及ぼす不動産投資への影響」
地価の上昇
・好影響
保有不動産の価格上昇
利回りの増加
・悪影響
不動産取得
不動産投資に対する規制緩和の後退

公示価格年別対前年平均変動率

SAKURA MAP（PDF;pdf