空間情報科学の共同利用空間データベース構築の課題 経済学の空間データベースの課題 金本良嗣 空間データ整備の現状 • 空間データの収集及びデータベース整備 – 市町村及び県ベースが主体。 – 人口、生産額、民間資本ストック、社会資本ストッ ク、物価、地価、住宅、大気汚染状況等。 • 都市圏単位のデータ作成 – SMEAベース。 • より適切な都市圏(CSIS MEA)の設定 空間データを用いた研究 • SMEA単位の都市圏生産関数 – 東京は過大か?首都移転の効果は? • 集積の経済と不経済 – 生産における集積の経済⇒名目賃金の上昇 – 消費における多様性の経済>混雑費用⇒実質賃 金の下降 • 最適空間単位選択のための統計的手法 – モデル選択規準とBootstrapに代表される resampling methodsの優劣 今後の課題 • データベースの構築と維持管理 – 多大の労力及び資金が必要 • 地理情報システムの構築の遅れ – ミクロの空間構造に関する基盤整備が遅れている。 – 都市工や土木系との共同作業が必要? • 基盤整備の必要性 – 詳細な土地利用データ、社会経済データ、数値地 図の3つの組み合わせ
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