スライド 1 - Center for Nuclear Study, University of

比
粘
性
申請者氏名:森野雄平 受付番号4929
東京大学大学院理学系研究科博士課程3年 DC1
課題:ベクターメソンを用いたQCDの研究
2
H2O
N2
He
lattice
•流体模型をベースに、QCD物質
中での重いクォークの運動モデル
の構築
RHICでの高温QCD物質
の粘性を求める事に成功
ハドロン物理の第一原理であるQCDの物性研究
RHIC
QCDの特性の実験的検証
0
完全流体に非常に近い
0
(T-Tc)/Tc
“閉じ込め”の破れ
RHIC
“カイラル対称性”の回復 ②研究計画:LEPS実験で、原子核内で崩壊
•高エネルギー 温度
重イオン衝突
するハドロン質量変化の測定
“カイラル対称性”
の(部分)回復
γ+p (in A)ω+p
•原子核内部
特色:原子核内部が実験室
原子核内部
0
3γ(π γ)+p
①研究業績:RHIC-PHENIXにおける、
高温度QCD物質の研究
•
•
•
•
衝突初期でのみ生成される重いクォーク(c,b)と、高温
物質との相互作用を通じて、高温物質の性質を研究
単電子を通じて、重いクォークの測定
新たな実験手法
•3γの再構成とMissing massを同時に用いる
•少ないバックグラウンドと高分解能が実現
密度
•単電子の収量抑制
•単電子収量の非等方性
•c由来、b由来の単電子
の分離
Quark Matter2008など、
複数の国際会議で口頭発表。
投稿論文準備中
γビーム:原子核内部の反応を測定可能。
ω:大きな質量変化が予想+真空中での幅が狭い
ω3γ:崩壊比が大きい(~10%)
ω3γ:ρからのバックグラウンドが無い
実験案
target
charm
bottom
γdetector
leps spectrometer
2~3ヵ月のデータ収集で充分な統計
η’の測定も可能:UA(1)アノマリとカイラル対称性の関係