BSP上での整列法 情報論理工学研究室 01―1-26-007 北村勇樹 あらまし 背景 BSPモデル 並列クイックソート 結果 まとめ 並列計算機モデル ・PRAM(Parallel Random Access Machine) ・BSP(Bulk Synchronous Parallel) ・Mesh ・Hypercube PRAM 共有メモリ P1 P2 Pn BSP ネットワーク プロセッサ メモリ プロセッサ メモリ プロセッサ メモリ BSPとPRAMの違い PRAM BSP 1命令ごと スーパース テップごと 通信遅延 1 L 帯域幅 1 1/g 同期 PRAM上での並列クイックソート1 n プロセッサ:P1 P2 P3 P4 PRAM上での並列クイックソート2 n プロセッサ:P1 P2 P3 P4 BSP上での並列クイックソート1 通信 プロセッサ:P1 P2 P3 P4 BSP上での並列クイックソート2 通信 プロセッサ:P1 P2 P3 P4 基準値の選択 PRAM 基準値=中央値 BSP 通信を考慮して選ぶ シミュレートプログラム BSP上での整列の実行をシミュレートする。 入力:データ数N プロセッサ数:P 通信帯 域幅:g 通信遅延時間:L 出力:整列アルゴリズムの実行時間 最適な基準位置 実行時間 t 帯域幅と実行時間 70000 60000 基準値= 中央値 基準値= 最適値 50000 40000 30000 20000 10000 0 1/ 1/ 1/ 1/ 1/ 1/ 1 64 32 16 8 4 2 帯域幅 g 実行時間 t 通信遅延と実行時間 30000 25000 20000 15000 10000 5000 0 基準値 =中央 値 基準値 =最適 値 1 4 16 通信遅延 l 64 結論 BSP上での並列アルゴリズムを提案 ・帯域幅が狭くなると実行時間は長くなる。 ・通信遅延は実行時間にあまり影響を及ぼさない。 ・ソーティングの基準値は通信を考慮し、最適な値 を選ぶ必要がある。
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