多変量分析 - 富山国際大学 | ホーム

社会福祉調査論
第11講
回帰分析/多変量分析
1月18日
回帰分析
◎相関のある変数について、
具体的な関係式を求め予測等に利用する。
富山市中心部の歩行者数の変化 休日
35,000
30,000
CiCビル東側
25,000
富山西武南側
20,000
15,000
y = -871.83x + 2E+06
R² = 0.9571
10,000
5,000
0
1975
1980
1985
1990
1995
2000
2005
2010
2015
回帰式 最小二乗法
散布図による描写
相関係数
• 決定係数
=1-分散の縮小率
=1-(残差平方和)/(偏差平方和)
• 相関係数
=√(決定係数) 符号を付ける
Excelの活用
• グラフから近似曲線を描く
• 分析ツールを利用する
• (関数で求める)
システムモデルへ
• 相関関係
↓
• 回帰式
↓
• 因果関係
↓
• システムモデル
都道府県生活保護率の
説明変数
名称
目的
回帰分析 予測
手法
予測値の残差平方和が最小
となるように、
一次式の係数を決定
判別分析
◎駅からの距離、駅の乗降客数から新店舗の
成否を判別する
◎客単価、旅行回数からリピートの可能性を判
別する
判別式
名称
判別分析
目的
手法
判別
設定値での相関比が最大に
なるように、
一次式の係数を決定
主成分分析
◎資本金、店舗数、職員数などから銀行の規
模を総合的に判定する指標を合成する
◎思考力、言語能力、コミュニケーション能力、
計算力などから個人・対人能力、理系・文系
能力などを合成する
◎各種農産品の生産額から都道府県の特性を
表す指標を合成する
主成分分析
名称
主成分
分析
目的
手法
合成指標の分散が最大にな
指標合成 るように、
一次式の係数を決定
因子分析
◎各学科の成績から背景にある能力(文系能
力、理系能力など)を抽出する
因子分析
名称
目的
手法
最も的確な予測値となるように、
指標抽
因子分析
各変数の因子負荷量
出
及び各標本の因子得点を決定
クラスター分析
◎打率、本塁打の本数から野球選手を分類す
る
◎家計調査の費目別支出額から都道府県を分
類する
クラスター分析
数量化Ⅰ類
◎性別、年齢層、学歴等からテストの成績を予
測する
数量化Ⅰ類
数量化Ⅱ類
◎性別、年齢層、学歴等からテストの合否を判
別する
数量化Ⅱ類
数量化Ⅲ類
◎各人のデザインの選好から、各人とデザイン
をグループ化(対角線化)する
数量化Ⅲ類
数量化Ⅳ類
◎各人相互の親近感から各人の位置付け(平
面上の位置)を見出す
数量化Ⅳ類