用語集の目的

用語集の目的
用語集の使用目的
1. 識別
– 薬剤マスタ、検査マスタ
2. 分類
– 疾病分類(ICD)、会計(DRG、DPC)
3. 検索
– 文献検索(MeSH)、プロブレムリスト
(SNOMED-CT)
4. コンピュータによる自動処理
1 October 2015
(C) 2003 Kimikazu Kashiwagi. All right reserved.
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1.識別
• 1対1で物を識別する
– ハルシオン0.125mg錠バラ500錠 –
1003680030101 (HOT)
– ABO式血液型.判定日 – MD0015400 (J-MIX)
– 手術前身長 – 8307-1 (LOINC)
重要な項目
•網羅性
•更新頻度の高さ
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2.分類
• ある状態を、あらかじめ決められたカテゴリの
どれかに割り当て、統計などに利用する
重要な項目
•分類目的
(国際間の死因統計、診療報酬分類)
•網羅性
•分類ルール (あいまいな概念をどうするか)
•履歴管理 (以前の版との整合性)
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3.検索
• なにかの状態を、事前にある程度識別しておき、後
で検索に使用する
– SNOMEDでコーディングされたプロブレムリストから、頭
頚部偽腫瘍患者を探す(pubmedid:12745159)
– MeSHキーワードを使用して文献データベースを検索
重要な項目
•網羅性
•概念間の関連(階層構造)
•厳密な定義 v.s. 絶対数の多さ
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4.コンピュータによる自動処理
• 意思決定支援
重要な項目
•概念間の関連
•定義とあいまいさ
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