3.日本の法律制度はジョブ型社会が原則 • <p36.参考>日本 欧米 「社員」という「人」の集まり 会社のメンバーは株主 • 日本国の法律での「社員」 出資者 合名会社、合資会社、 合同会社 • 会社法 株式会社と持分会社 ・・・持分会社における「社員」 株式会社における「株主」 • 「雇用」・・・債権契約の一種として規定 労務供給契約 • 請負:特定の仕事の完成 • 委任:統一した事務の遂行 • 雇用:労働自体の利用 つまり ・一方が労務を供給、他方が 報酬を支払う ・取引関係に基づいて働く 雇用契約は法律上において メンバーシップ契約ではない • 日本の現実はメンバーシップ型 だけれども • 日本の法律は欧米同様のジョブ型社会を前提 • 労働法 • 労働者一人ひとりと企業のような強大な力を持つ使用者とでは取 引関係が不均衡になるので、労働者の団結を認め、労働者の集 団と使用者の集団の間で集団的な取引を行わせようというもの 「団体交渉」 • 「団体」:労働組合という労働者の集団 労働組合:企業と取引関係にあるカルテル 労働者は労働組合のメンバーだが、 いかなる意味でも会社のメンバーではない • 労働者の失業問題 • 職業紹介や失業保険といった労働市場に関わる法律群 ハローワーク、職業訓練校 • ジョブ型社会を前提にした規定
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