今後の計画とユーザー会

6.総合討論
ユーザー会と共同研究網構想
佐藤
徹(東京大学大学院工学系研究科)
昨年度の計画 プログラム
プログラム
追加機能
達成目標年度
全体共通
接合部の水平渦動粘性(拡散)モデルの改造
平成13年
水質・生態系モデルの導入
平成15年
ポロシティーによる海洋構造物と海底起伏の表現
平成13年
適合格子系による海洋構造物と海底起伏の表現
平成15年
成層乱流モデルの導入
平成16年
対流項の高精度化
平成13年
渦動粘性(拡散)モデルの高度化
平成16年
Variable Mesh
Version
Full-3D領域の複数化
平成13年
Full-3D領域の鉛直方向任意配置
平成14年
Nesting Mesh
Version
Full-3D領域の鉛直方向分割数アップ
平成13年
移動するFull-3D領域
平成15年
プリプロセス
水深・水路幅が不連続に変化する複雑な境界形状,多重
連結領域への対応等
平成15年
ポストプロセス
他可視化ソフトへの対応(AVSやGnuplot等)
平成13年
ポスト処理内容の拡充(実験データ断面内で計算結果を
表示、潮流楕円を描く等)
平成13年
Full-3Dモデル
静水圧モデル
昨年度の計画 ユーザー会
(1)ホームページの開設
http://mee.k.u-tokyo.ac.jp/mec/
 質問コーナー

MECモデルの使用に関する質問の受け付け
大いなる反省
 バグ情報・アップデート情報


開発者サイドやユーザーから寄せられたバグ情報
アップデート情報
 MECモデルのソースコード配布


MECモデルのソースコードをftpにて無料公開
ユーザー会登録
 コンサルティングコーナー



海洋・湖沼などの環境問題に関するコンサルティングを受け付け
MECモデル進展のニーズを知る
開発者サイドの参加機関との共同研究
(2)ユーザー連絡会の開催
年一回のユーザー連絡会
(広く情報交換の場)
 ワークショップとして(開発者サイドからの
使用法説明、アップデート説明)
 シンポジウムとして(ユーザーによる応用例
紹介、新規付加機能の紹介)
ビジネスチャンスの場として、大学・メーカー・自
治体水産関係者・漁協の意見交換の場
新しい状況
 科学技術事業団計算科学技術活用型特定研究開
発推進事業「マルチスケール海洋環境シミュ
レータの開発と実用化」代表:経塚雄策(九州
大学)
 H13年から3ヵ年で約1億円
 研究実施計画
3次元モデルと静水圧近似モデルの結合によるハイブリッド
計算法の実用化
バリアブル格子,ネスティング格子および曲線格子モデル
によるマルチスケールシミュレータの実用化
気象・海象データとリンクした実時間シミュレータの開発
生態系モデルとの結合による水質シミュレーションの開発
海洋環境シミュレータの高精度化
水深データの自動作成プログラムの作成と整備(プリ処
理)
シミュレーション結果の可視化用ポスト処理の整備
海洋環境予測モデル構成図
海域環境改善装置等
人工構造物緒元・人
工負荷緒元等
気象・海象データベース
海底・海岸地形データベース
計算格子作成プログラム群
気象・海象データ入
力モジュール
ハイブリッド流動・拡散現象モデル
純3次元流動・
拡散モデル
静水圧近似
流動・拡散モデル
双方向ネスティングモデル
データ同化手法
海洋生態系モデル
観測データ
生物パラメタ-データベース
新しい役割-新展開
 「マルチスケール海洋環境シミュレータの開発と実用化」
で雇用するポスドク
 MECモデル開発はボランティア活動からプロ化へ
モデルの追加機能部分の開発
質問の受け付け
アップデート、バグ情報
簡単なコンサルティング
 旧MECモデル開発チーム(4大学5研究室)
ユーザーと共同研究ネットワーク化
研究成果の直接的社会貢献
プライオリティーの高いニーズの発掘
研究費の創出
ユーザーのモデル開発への積極的参加
共同研究ネットワーク構想
ユーザーD:大学
ユーザーA:水産試験所
ユーザーF:環境NGO
ユーザーB:海洋コンサルタント
MECモデル委員会
ポスドク
4大学5研究室
ユーザーE:独立行政法人研究所
ユーザーC:メーカー