総合診療医学会 インテレスト・グループと

総合診療医学会(JSGM)
インタレスト・グループ(IG)と
臨床研究支援部会について
東京医療センター 尾藤誠司
このセッションの内容
 プレゼン


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JSGM_IG立ち上げの経緯
JSGM_IGの紹介
臨床研究支援部会の紹介
 協議


JSGM_IGは共同臨床研究のみを運用の中
心とすべきでしょうか?
臨床研究支援部会はIGにどのようにかかわ
ればよいでしょうか?
JSGM_IGの話が
湧き出した経緯
JSGMに求められているもの
 EBM推進
 診療ガイドライン作成のお手伝い
 質の高い臨床研究のお手伝い
 医学教育の成熟
例えば:私の課外活動
 循環器病学会の人とPCIの診療の質のイン
ディケーターを作りました。
 UCのガイドライン作りのお手伝いをしていま
す。
 難聴や白内障のコホートによるアウトカム研
究の研究デザインのお手伝いをしています。
JSGMが求めているもの
 他の学会のお手伝いでなく、自分たちの
フィールドでの臨床研究
 総合診療医学のある程度の体系化
 学問的な活動を行っている人同士の刺激
的な交流
 学会が、臨床に使える良質なエビデンスを
世にどんどん出していくこと
JSGMの人々
 大学の総合診療部
 開業医・家庭医
 研修病院総合診療科・総合内科の勤務医
 一般病院内科の勤務医
 公衆衛生・疫学系の研究施設
総合診療研究のフィールド
 一般的な医療現場 → 大学病院以外のところ
にある。
 ただ、普通研究は大学病院でするものである。
 研究のメーンフィールドと、研究を行うべきとこ
ろに乖離がある。
 一方、大学も研究以外のことで大変
JSGM_IG立ち上げの経緯
 いまだに学会総会のとき演題提出のカテゴ
リーが流動する。
 臨床研究のアイデアを持つ人、実行するリ
ソースを持つ人、モチベーションのある人を
サポートできる構造がない。
 デザインだけでなく、規模も一定以上の大き
さを持つ臨床研究を行う必要がある。
JSGM_IGの紹介
JSGM_IGの長期的なゴール
 それぞれのIGのメンバーを中心に共同臨
床研究が進み、その結果診療行為のエビ
デンスとなりうる良質な研究結果がいくつも
発信される。
 それぞれのIGのメンバーを中心に、JSGM
内で継続的なWSやFD、メンタリングに関
するプログラムが全国各地で行われる。
JSGM_IGの短期的なゴール
 それぞれのIGの主要なメンバーが、お互い
に連絡を取り合うようになる。
 IGを器に、全国で同じようなテーマに学問
的興味をもっていた臨床家や研究者の情
報交換ネットワークができる。
 とりあえず、IGのネットワークを使って多施
設で何らかのアクションが出る。
JSGM_IGで何をするのか?
 情報交換
 Faculty Development
 若手医師のメンタリング
 共同臨床研究
 その他企画もの(WSなど?)
まず3つのIGを設定しました
 IG1:診断と治療の臨床疫学IG
 IG2:医療と社会のIG
 IG3:医療における教育IG
IG1:診断と治療の臨床疫学IG
 鑑別診断に関する臨床疫学
 特定の疾患に関するprediction rule
 診断閾値・治療閾値
 予防医療/スクリーニング
 common diseaseの入院適応や治療の適応
IG2:医療と社会のIG
 コミュニケーション
 行動科学/解釈モデル
 臨床倫理
 医療サービス

医療の質

公正性・効率性
IG3:医療における教育IG
 カリキュラムの効果
 評価
 学習者-教育者における行動科学
 患者-医療者間の行動介入
各IGの世話人(敬称略)
 IG1:藤本 眞一、新保 卓郎
 IG2:佐土原道人、箕輪 良行
 IG3:木村 琢磨、大西 弘高、武田 裕子
 またそれぞれのIG内で調整してください。
臨床研究支援部会の紹介
JSGMとIG、支援部会の関係
IG_1
直
接
意
見
交
換
臨床研究
立ち上げの
さまざまな
サポート
JSGM
運営委員会
運営指示・資金援助
IG_2
IG_3
IGのオリジナル企画など
臨床研究
支援部会
臨床研究支援部会の役割
 IGでHOTになったアイデアを研究仮説にし
ていく手伝い
 研究デザイン、研究計画の手伝い
 研究費取得のサポート
 その他臨床疫学のスキルが必要な場合の
コンサルテーションやサポート
支援部会のゴール
 各IGの人たちのスキルとモチベーションが
十分となり、支援部会のやることがなくなっ
て、消滅すること。
協議1:共同臨床研究のみ
を運用の中心とすべきで
しょうか?
勘案事項
 最終的なIGのゴール設定は適切でしょう
か?
 IGがゴールに向かうために、どのような内
容を中心に運営すればよいでしょうか?
 その際に、何か委員のような人とか、話題
をまとめる人を置いたほうがよいでしょう
か?
協議2:臨床研究支援部会
は、IGとどのようにかかわ
ればよいでしょうか??
勘案事項
 メーン現場である診療所や一般病院で働く
人たちを、支援部会は支援できますか?
 IG担当に、支援部会の人間を固定したほう
がよいでしょうか?