有斐閣アルマ 国際経済学

有斐閣アルマ
国際経済学
第4章 生産要素の供給と
貿易パターン
阿部顕三・遠藤正寛
1
図4-1 生産可能性フロンティア
第2財の量
A
C
C
E
E
Y20
O
B
0
1
D
D
第1財の量
Y
2
図4-2 1人当たりの生産可能性フロンティア
第2財の量
A
C
CF
~
E
~
EF
O
q~1H
q~1
B
q1
DF
D
第1財の量
3
図4-3 1人当たりの供給曲線と閉鎖経済
(a) 自国市場
(b) 外国市場
相対価格
相対価格
s1F
s1
p1
~
p1H
C
p1
D
F
GH
GF
~
p1F
p1 A
B
p1
d1
O
D
q~1H
q1
A
E
d1
第1財の量
O
q~1H
q~1F
q1
第1財の量
4
図4-4 自国市場
(a) 国内市場
(b) 輸入需要曲線
相対価格
相対価格
S1
~
p1H
*
1
p
a
EH
EH
b
b
D1
O
*
Y1* X 1
Y1
IM1H
第1財
の量
O
第1財の
輸入量
5
図4-5 外国市場
(a) 国内市場
(b) 輸出供給曲線
相対価格
相対価格
S1F
EX1F
D
F
p1*
c
~
p1F
d
e
e
EF
EF
A
E
D1F
O
X
F*
1
Y1
F*
F
1
Y
第1財
の量
O
第1財の
輸出量
6
図4-6 世界市場
相対価格
EX1F
H
H E
~
p1
*
1
b
E
p
e
~
p1F
EF
IM1H
O
M
*
1
輸出量・
輸入量
7
図4-7 要素価格の決定
賃金率
C
F
A
W
I
H
W 
E
W
O
R R

D
B
G
資本レンタル
8
表4-1 ヘクシャー=オリーン定理検証用データ(2005年)
(1) 日本の資本・労働比率
産業名
労働投入係数
資本投入係数
資本・労働比率
11.47
19.90
5.39
7.32
8.06
7.79
8.69
6.17
0.72
0.65
0.92
0.90
0.70
1.50
0.61
0.99
0.06
0.03
0.17
0.12
0.09
0.19
0.07
0.16
食料・飲料
繊維・衣料・皮革
化学製品
金属製品
一般機械
電気機器
精密機器
輸送用機器
(出所) INDSTAT2 2009 (Industrial Statistics Database, 2-digit level of ISIC Code, Revision 3), United Nations
Industrial Development Organization から計算。
(2) 労働者数と資本ストック
日本
労働者数
資本ストック
(単位:千人)
(単位:百万米ドル)
(労働者1人当りの
資本労働比率
資本ストック額,米ドル)
66,680
10,829,080
アメリカ
153,467
15,421,812
中国
772,594
3,777,700
韓国
24,047
1,373,454
162,404
100,489
4,890
57,115
(出所) 労働者数:世界銀行 "World Development Indicators." 資本ストック,資本労働比率:世界銀行 "World
Development Indicators"から計算。
9
表4-2 データによるヘクシャー=オリーン定理の検証
(1) 日本とアメリカの比較優位財の資本・労働比率
資本・労働比率
日本の
比較優位財
0.14
アメリカの
比較優位財
0.09
(2) 日本と中国の比較優位財の資本・労働比率
資本・労働比率
日本の
比較優位財
0.13
中国の
比較優位財
0.10
(3) 日本と韓国の比較優位財の資本・労働比率
資本・労働比率
日本の
比較優位財
0.11
韓国の
比較優位財
0.12
10
図4A-1 可変的投入係数の場合の
生産可能性フロンティア
第2財の量
T
A
B
O
T’
第1財の量
11
図4A-2 供給曲線と閉鎖経済の均衡:
可変的投入係数のケース
相対価格
s1
s1F
~
p1H
~
p1F
GH
GF
d1
O
q1
第1財の量
12