携帯ビッグバンと今後の展開

携帯ビッグバンと今後の展開
2008年1月26日
前CIAJ 技術政策部長
中原 新太郎
(内容は、あくまで私見である)
「ケータイ」を取り巻く情勢
• 総務省モバイルビジネス研究会
目的:MVNOの育成
垂直統合→水平分業への流れ
販売奨励金撤廃とSIMロック解除が注目される。
• 市場規模は2兆円
• 利用者1億超(昨年12月):
新規加入より取替え需要が主に
• メーカーは海外から撤退:ガラパゴス化?
• 部品メーカーは好調(液晶、電池、カメラetc)
• 販売店は駅前商店街の中核、若年女性の雇用創出
+地場産業の収益源(既存企業の新規事業として)
• 大学発ベンチャーの過半はケータイアプリが収益源
• デジタルデバイド(地域・世代)の切り札?
携帯電話端末需要予測(出荷ベース)
情報通信ネットワーク産業協会2007年度通信機器中期需要予測(2007年11月)より
25,000
5,400
20,000
台
数
万
台
[
5,200
[
15,000
5,000
]
金
額
億
円
5,600
]
10,000
4,800
金額
5,000
4,600
0
4,400
2006
2007
年度
需要部門
出荷金額
出荷台数
台数
2008
2009
2010
実績
2011
予
2012
測
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
[億円]
22,680
21,010
19,073
17,183
16,730
17,035
17,355
内国内
21,811
20,330
18,497
16,703
16,295
16,645
17,010
内輸出
869
680
576
480
435
390
345
[万台]
5,499
5,500
5,210
4,920
4,840
4,910
4,980
携帯電話の発展動向
(出展:総務省 モバイルビジネス研究会資料より)
携帯電話端末の発展(デザイン・サービス)
携帯
サービス
売切り型
音声中心
ネット
接続
3G
カメラ搭載
地デジ
(1セグ)
主流端末
デザイン
ストレート
2つ折
2つ折
横画面
TVブランド
トップシェア 松下
(DoCoMo)
NEC
シャープ
シャープ
三菱
(参考)
フリップ→
2つ折
2つ折
スライド
フリップ
D211i
D503iS
D705i
携帯電話サービスの多様化
(出展:総務省 モバイルビジネス研究会資料より)