図解 漢方処方の証 古典を現代医療に生かす 山内一晃 桂枝湯証 〔薬能と共力作用〕 太陽病中風系列(軽症) 桂枝(君)+生姜(臣) 4 太 陽 中 風 体表部を温めて、悪寒 発熱、項のこり、頭痛、 汗出などを軽く発汗解熱 する。 而 陽 浮 ・ 熱 自 発 ・ 嗇 嗇 悪 寒 桂・ 枝翕 湯翕 主発 之熱 芍薬+甘草=芍薬甘草湯 少 外 胃 内 陽 表 裏 筋肉の攣急を弛緩して 、疼痛を除去する鎮痙鎮 痛作用がある。〔使薬〕 病 (生姜)+大棗=(棗姜 煎) 胃を温め消化を促進し 滋養を補う。 〔佐薬〕 桂枝加葛根湯証 太陽病傷寒系列(軽症) 6 → 1 2 条 葛 根 湯 → 1 6 条 青 竜 湯 ) 6 条 『 項 背 強 』 の 傷 寒 系 列 に ( 6 条 桂 枝 加 葛 根 湯 桂枝(君)+生姜(臣) 体表部を温めて、悪寒 発熱、項のこり、頭痛、 汗出などを軽く発汗解熱 する。 芍薬+甘草=芍薬甘草湯 少 外 胃 陽 表 → 1 5 条 麻 黄 湯 → 主太 之陽 。病 、 項 背 強 几 几 、 反 汗 出 、 悪 風 者 、 桂 枝 加 葛 根 湯 5 条 『 頭 痛 』 の 中 風 系 列 に ( 5 条 桂 枝 湯 太 陽 病 分 裂 〔薬能と共力作用〕 1 3 条 葛 根 湯 ) 内 裏 筋肉の攣急を弛緩して 、疼痛を除去する鎮痙鎮 痛作用がある。〔使薬〕 病 (生姜)+大棗=(棗姜 煎) 胃を温め消化を促進し 滋養を補う。 〔佐薬〕 葛根(使) 背筋のこりや痙攣を、 温め滋潤して弛緩する。 梔子豉湯証 少陽温病の煩熱・不眠証 64 主 者 必 24 発 之、 反 汗 。梔 覆 発 、 子顚 汗 若 甘倒 下 草、 若 之 豉心 下 後 湯中 之 、 、懊 後 煩 主悩 、 熱 之、 ① 、 。梔 虚 胸 若子 煩 中 嘔豉 、 窒 者湯 不 者 、、 得 、 梔主 眠 梔 子之 、 子 生。 ② 豉 姜③ 若 湯 豉若 実 主 湯少 劇 之 、気 者 、 。 〔薬能と共力作用〕 c 少 外 胃 内 陽 山梔子(君)苦寒 表 裏 少陽部位(胸部)の煩熱を清 熱し心煩・不眠を鎮静します。 病 香豉(臣)苦寒 胸中の煩悶を除煩しま す。 【参考】 甘草(使)甘平。激しい 呼吸困難を解除します。 生姜(使)辛温。嘔吐を 鎮めます。 茵蔯蒿湯証 陽明裏熱温病の煩熱・黄疸証 ( 久 穀 身 46 久疸必陽 発之発明 黄為黄病 。病、、 茵、茵発 蔯寒蔯熱 蒿熱蒿、 湯不湯但 主食、頭 之、主汗 。食之出 金即。、 渇 匱頭康、 要眩治小 本 略、 心傷便 黄胸 不 疸不寒利 病安論者 篇、 、 〔薬能と共力作用〕 c 少 外 胃 陽 表 ( 内 裏 病 茵陳蒿(君)苦寒 清熱消炎作用と利胆利 尿作用により黄疸を治し ます。 山梔子(臣)苦寒 煩熱を清熱し、血中のビ リルビンを排尿により除 去します。 大黄(使)苦寒 清熱、利胆作用と裏熱 を消炎利尿します。 ) ) 桂枝湯証 〔薬能と共力作用〕 太陽病中風系列(軽症) 桂枝(君)+生姜(臣) 4 太 陽 中 風 体表部を温めて、悪寒 発熱、項のこり、頭痛、 汗出などを軽く発汗解熱 する。 而 陽 浮 ・ 熱 自 発 ・ 嗇 嗇 悪 寒 桂・ 枝翕 湯翕 主発 之熱 芍薬+甘草=芍薬甘草湯 少 外 胃 内 陽 表 裏 筋肉の攣急を弛緩して 、疼痛を除去する鎮痙鎮 痛作用がある。〔使薬〕 病 (生姜)+大棗=(棗姜 煎) 胃を温め消化を促進し 滋養を補う。 〔佐薬〕 桂枝湯証 〔薬能と共力作用〕 太陽病中風系列(軽症) 桂枝(君)+生姜(臣) 4 太 陽 中 風 体表部を温めて、悪寒 発熱、項のこり、頭痛、 汗出などを軽く発汗解熱 する。 而 陽 浮 ・ 熱 自 発 ・ 嗇 嗇 悪 寒 桂・ 枝翕 湯翕 主発 之熱 芍薬+甘草=芍薬甘草湯 少 外 胃 内 陽 表 裏 筋肉の攣急を弛緩して 、疼痛を除去する鎮痙鎮 痛作用がある。〔使薬〕 病 (生姜)+大棗=(棗姜 煎) 胃を温め消化を促進し 滋養を補う。 〔佐薬〕 桂枝湯証 〔薬能と共力作用〕 太陽病中風系列(軽症) 桂枝(君)+生姜(臣) 4 太 陽 中 風 体表部を温めて、悪寒 発熱、項のこり、頭痛、 汗出などを軽く発汗解熱 する。 而 陽 浮 ・ 熱 自 発 ・ 嗇 嗇 悪 寒 桂・ 枝翕 湯翕 主発 之熱 芍薬+甘草=芍薬甘草湯 少 外 胃 内 陽 表 裏 筋肉の攣急を弛緩して 、疼痛を除去する鎮痙鎮 痛作用がある。〔使薬〕 病 (生姜)+大棗=(棗姜 煎) 胃を温め消化を促進し 滋養を補う。 〔佐薬〕 桂枝湯証 〔薬能と共力作用〕 太陽病中風系列(軽症) 桂枝(君)+生姜(臣) 4 太 陽 中 風 体表部を温めて、悪寒 発熱、項のこり、頭痛、 汗出などを軽く発汗解熱 する。 而 陽 浮 ・ 熱 自 発 ・ 嗇 嗇 悪 寒 桂・ 枝翕 湯翕 主発 之熱 芍薬+甘草=芍薬甘草湯 少 外 胃 内 陽 表 裏 筋肉の攣急を弛緩して 、疼痛を除去する鎮痙鎮 痛作用がある。〔使薬〕 病 (生姜)+大棗=(棗姜 煎) 胃を温め消化を促進し 滋養を補う。 〔佐薬〕 梔子柏皮湯証 陽明裏熱温病の煩熱・黄疸の虚証 ( 傷 寒 論 ) 傷 寒 、 身 黄 、 発 熱 者 、 梔 子 柏 皮 湯 主 之 。 〔薬能と共力作用〕 梔子(君)苦寒 清熱・除煩・利胆・消 黄作用があります。 少 外 胃 内 陽 表 裏 病 甘草(佐)甘平 苦味から胃を守りま す。 黄柏(臣)苦寒 清熱・利胆・消炎利 尿作用があります。 加味逍遥散証 血虚労倦・五心煩熱・肝気鬱結証 〔和剤局方・婦人諸疾門〕 肌室 ⑩ ⑧ 昏 ① 体女 臍 減 重 血 羸血 腹 食 ⑤ 虚 痩弱 脹 嗜 心 労 、、 痛 臥 忪 倦 漸陰 ⑪ 、 頬 ② く虚 寒 及 赤 五 骨し 熱 び ⑥ 心 蒸て 瘧 血 口 煩 と栄 の 熱 燥 熱 成衛 如 相 咽 ③ る和 く 搏 乾 肢 をせ な ち ⑦ 体 治ず る ⑨ 発 疼 す、 痰を月熱痛 。嗽 治 水 盗 ④ 潮す調汗頭 わ 目 熱。 又 、 ず 、 少 〔薬能と共力作用〕 ①柴胡・苦寒(君)+芍薬・酸寒(臣) 疏肝解鬱し、寒熱瘧を治します。 ②当帰・甘温+甘草・甘平(佐) 血虚を補い体を温めます。 外 胃 内 陽 表 裏 ③生姜・辛温+白朮・甘温+茯苓・ 甘平(佐) 胃内停水を除き、消化を促進し、 食欲を増します。 病 ④牡丹皮・苦微寒+梔子・苦寒 (使) 血熱を凉血し、五心煩熱を治す。 ⑤薄荷・辛涼(使) 風熱を発散し、疏肝解鬱しま す。
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